古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

「思い出すなー。8月に31日間水をやりつづけたことを」

2023年07月18日 18時03分36秒 | 古希からの田舎暮らし
 畑の作物に水をやっても、暑い日中にカラカラになってしまいます。2021年だったか2020年だったか8月に、前の畑に31日間毎日水をやりました。一日も雨が降らず、猛暑がつづいた年でした。
 今年はどうなるか。先日から毎日水をやりつづけています。
 夏の水やりは、朝とか日中はできません。水が湯のようになってしまう。夕方になってからでやります。

 水やりは「夕方5時」からです。我が家の畑は西側の山のお陰で、5時頃から「山の陰」になります。写真のように手前は陰になり、向こうは西日が当たっています。
 なんでもないようですが、畑をつくる者にはありがたい。熱中症アラートが出ているので、ぼくたちは5時から外に出て仕事をします。道子さんはプランター/花/裏山/に水やり。
 日中することといえば、スズメに粟粒をまくくらいです。
 スズメは熱中症にならないのでしょうか。とても元気です。粟粒はすぐになくなってしまいます。

『次郎柿』の写真です。大粒の甘柿です。この樹は植えてから10年超ですが、花が咲いたり実がなったりしたことがありません。「植えた場所と〈植え方〉がわるかった。柿はならないけど、枯れないからそのままにしておこう」と思っていました。ところが今年は、花が咲き、実がなっています。息の長い植物の生き方に感心します。
 もうひとつ、植えて15年超になる『藤九郎』(ギンナンのなる銀杏の樹)が伸びてきました。銀杏は生長がゆっくりですが、この樹はこの15年間「枯れないけど生長しない樹」でした。ところが今年は夏になってグングン背が伸びて、枝が張ってきました。
 BS番組に『巨樹と出会う』があります。畏敬の念をもって見ています。裏山の樹樹も巨樹になるかも。
 樹の生きる力に敬服します。 
 
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