古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

あの犬は飼い主の家に帰りました。

2011年05月20日 01時24分36秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 朝散歩に出ようと小屋で靴をはきかえたらあの犬がいます。前夜はまたうちの小屋で泊ったのでしょう。あまりうちの小屋に泊られたら困ります。
 そのとき携帯電話が鳴りました。
「どうも写真の犬はうちのに似ています。一度見に行きます」
「だいたいこの付近にいますのでよろしく」
 いつもなら小石を投げるか水をかけて追っ払うのに、電話のあとパンをちぎってあげました。犬はこちらの態度が変わったことに警戒しながらもパンはしっかり食べます。食べおわって少し山のほうに歩いていった頃に、見なれぬ自動車が山のほうに行きました。
 しばらくして車がとろとろ下りてきました。後ろにあの犬がついてきます。いままでとちがい、いそいそと走っているように見えます。車の人が「うちの犬のようです。車の後ろをついてくるのでこのまま帰ります」
 しばらくして「無事に帰った」とお礼の電話がありました。やれやれ、一件落着です。
 お向かいの奥さんと道子さんが話をしてたのであとできいてみると、「数日前には動物愛護協会の人が犬をさがしていた」そうです。村のだれかがうろうろする犬を見て連絡したのでしょう。そのとき捕まっていたら……。
 犬と飼い主の感動のご対面を撮るつもりでしたが駄目でした。そこでこの写真。土日にはまた孫たちがイチゴ狩りにやってきてタケノコを蹴飛ばしたり折ったりするでしょう。でもいまは裏山に木陰の部分が欲しい。ということでロープを張って張り紙をぶら下げました。効果がありますように!
 ところで「マムシを見たら殺す!」と宣言しましたが、まだヒヨっています。テレビのサスペンスドラマでは、ガラスの灰皿かサイドボードの花瓶で後ろからゴツンと頭を叩けばバタッと倒れて何かの角で頭を打ち、ガクッと死ぬことになっていますが、マムシはそんな生やさしいことでは死にません。素手では無理だから武器は唐鍬(とうぐわ)にします。小屋付近で遭遇することを想定して、小屋の入口に唐鍬を立てかけておきます。マムシを見たらこれを持って追いかけ、叩いて殺します。
 というところまでは考えたのですがまだ心が本格的に決まりません。できればアイツには会いたくないなー。
 先週末に採っただけなので次のイチゴが熟れてきました。この週末まではもちません。おじいさんとおばあさんはイチゴをバットに山盛りいっぱいずつ宅配してまわりました。帰ってから秋の芋掘りをたのしんでもらおうとサツマイモを植えました。お孫さんのためによく働きますね。

 
 
 
コメント
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