hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

気まぐれ

2016-09-15 01:12:01 | 日常
今日は東京音大から。


「シェフの気まぐれ定食」410円也


お皿に盛られたライスを箸でいただくあたり、学食だなあと思い、そしてレッスン直前に豚キムチを選ぶあたり、私も気まぐれな先生だなあと思う。


夕方からは洗足へ。



1,2年生は前期実技試験が終わり、話を聞きながら次に進んでいく曲などを決めた。

楽譜

2016-09-14 00:20:18 | 日常
まだ知らない、自分にとって新しい作品に取り組むのは心が躍るものだ。

思いがけず、ベルギーの重鎮、アラン・クレパン氏の作品を演奏する機会をいただき、ご本人から直接楽譜も送ってくださり昨日届いた。

少しずつ譜読みを進めていきたい。

尚美授業2016年度(第15回)

2016-09-13 01:22:07 | 尚美
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授業メモ

5限
本A2年生 ベーシックトレーニング
・試験:「サクソフォンの名旋律」
・二重奏:Ave maria (Jacques Arcadelt)
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前期最後の授業。
いつもは試験は行わず、通常授業で終えていたのだが、今年は気分を変えて試験を実施した。
今日のような趣向で試験をしたのは8年振りで、昔も今も、学生たちの取り上げる曲に興味津々だった。


帰宅してワインをいただく。
私はやはりボルドーが好きだと改めて思う。

談笑から

2016-09-12 00:13:37 | 日常
昨日のお通夜では久しぶりにお会いする方も多く、帰りには思いがけず学生時代の先輩の車に便乗させていただいて積もる話をしてきた。


初めて訪れた魁力屋



大人になって、仕事する日々は充実して楽しいことではあるが、ふと気づくと精神的な孤独に苛まれることもある。
日頃そんな事は感じるものではないが、すべてを語らなくてもわかってくれる人との何気ない談笑から、癒されながらもついそんなことを考えてしまう。

話しに話して、最終的には東京を越えて自宅まで送っていただき、申し訳ないことをしてしまった。
そして久しぶりに見る京浜工業地帯も美しかった。

武者震い

2016-09-11 01:11:28 | 日常
昨日に引き続き、今日も洗足レッスン。




急遽、お昼過ぎに終えて湘南新宿ラインに乗って群馬県藤岡市へ。



新井さんのお通夜に参列した。


高校2年生の秋、卒業後の進路を考えていた頃、調べて取り寄せた音楽専門学校パンフレットの中の記事に、「卒業生インタビュー」として新井さんが掲載されており、すでにトルヴェールカルテットやシエナウインドオーケストラでの活躍は伺っていたものの、この学校の卒業生だという事をその記事で知り、同時にそれが私を音楽の道と、この学校に進学することを決断させるきっかけとなって、その記事を読みながら私自身も覚悟を決め、生まれて初めて「武者震い」した瞬間でもあった。

新井さんは記事の中で、「私は周囲の人たちから色々な活動の場に導いてもらった」という内容を語っており、その記事、そしてお写真、CDで聴く演奏から、きっと多くの人から愛される方なのだなと感じ、それ以降、私にとって新井さんは先輩であり、先生でもあり、そして指針であり希望でもあった。


残されたご家族の悲しさはいかばかりか。
葬儀の慌ただしさ故、気を張っていらっしゃる様に見受けられたが、これからの事を思うととても気がかりだ。

緑地化

2016-09-10 00:09:56 | 洗足
今日は洗足レッスンへ。


気軽に立ち入れない程に緑地化してきた。



花壇の花



夕方からは来週の吹奏楽の公演のリハーサルを予定していたが、思いがけず中止となってしまった。

疲労も

2016-09-09 00:16:50 | 日常
朝からお昼過ぎまで尚美のレッスン、夕方からは東京音大のレッスンだった。

フランスから帰ってきて10日程経ち、気が付いたら風邪も時差ボケも消えて、その代わりに目が回るほどの忙しい毎日だ。

今日のレッスンで、学生さんからご実家からのお土産を思いがけずいただいてしまい、どれも初めて見る代物に驚き、疲労もしばし吹っ飛んだ。

第38回 東京音楽大学サクソフォーンアンサンブル定期演奏会

2016-09-08 01:14:11 | 東京音大
今日は東京音大の学生達の演奏会だった。

会場入りし、ステージ設営の最中に地震発生、震度3とのことだったが、建物の最上階(4階)だったこともあり、パイプオルガンのパイプがガタガタと音を立てているのを見て、それ以上の揺れに感じた。
5年前、ホールでゲネプロしていた際に東日本大震災に見舞われたことを思い出した。

私も彼らのアンサンブルとイベールを演奏したが、東京音大の演奏会に出演することになるとは、昨年までは思いもよらず、とは言え、彼らの向上心、一生懸命さ、雰囲気の良さ、気遣いを伺ってとても充実し、楽しかった。

本番ではガッチガチになり、足が震えて、こんなに緊張したのは最後にコンクールを受けた時以来だったかもしれない。
学生達がこの様な機会をつくってくれたこと、色々な気遣いと私への期待を伺って、無意識にずいぶん気負っていたのだと思う。

この作品を演奏すると、身の程を目の前に突きつけられる様な感覚にもなり、ともすると、これまで培った経験が足かせになる様な気分になるが、しかしソロパートよりも難しいアンサンブル版を、皆本当によく練習してくれたことはとてもうれしかったし、またそれをまとめてくださった小串先生にも感謝申し上げたい。

視線

2016-09-07 01:35:27 | 日常
尚美のレッスンの後は東京音大に向かい、明日の演奏会の練習だった。

私も明日演奏するからなのか、妙な視線を感じながらのレッスンだった。



G館には初めて入った。



東京音大では「A館(エイカン)」と呼び「H館(ハーカン)」となるらしい。

ほんの少しだけだが、学生達に貢献することができた。

尚美授業2016年度(第14回)

2016-09-06 01:12:23 | 尚美
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授業メモ

C限
本A2年生 ベーシックトレーニング
・視聴CD:George Bizet: «l'Arlésienne» Prélude, Finale (M.Plasson, Orchestre du Capitole de Toulouse)
・二重奏:Ave maria (Jacques Arcadelt)
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尚美へ行く前に東京音大へ。
明後日に学生たちの演奏会を控え、それに私も参加させていただくことになり、その合わせだった。

B館はレッスンでよく利用しているが、1階のリハ室には初めて入った。

15の練習曲

2016-09-05 02:23:14 | 日常
今日は海老名にやってきた。






二コラ・プロスト氏の書いた「15の練習曲」をレッスンしてほしいと頼まれて伺った次第。

彼は作曲もしていたのかという驚き(ビヨードから出版もされている)と、どの様な作品なのか興味津々で、私も一緒に譜読みしながら楽しいひと時だった。

往路は相鉄線、復路は相模線を利用した。

緑地と花壇

2016-09-04 00:49:57 | 洗足
今日は洗足補講レッスン。




代わり映えのしない、いつものレッスン室からの風景だが、よく見ると真ん中の緑地や右側の花壇のお花が増えている。


夜には少し練習して帰宅。
パリで思いがけずいただいてしまったブルゴーニュを開ける。


滞在中は体調が悪くワインをあまり飲めなかったので、今になって道中を思い出しながらいただいた。

合わせへ

2016-09-03 00:28:41 | 東京音大
今日は東京音大へ。

授業やレッスンは来週からとのことだが、9月7日に学生たちのアンサンブル定期演奏会が開催され、今日はその合わせと小編成の演奏を聴かせてもらった。

本番会場は大変よく響く川口リリアだが、そこに匹敵するほど響く立派なホールが学内にも備えられている。



A館



まだ明るい時間に終了したので、帰りに鬼子母神にも寄った。

1日置いて

2016-09-02 00:55:39 | 尚美
今日は尚美の補講レッスン。

2日分を一日にまとめて、朝から夜まで続いた。

昨晩は朝4時半頃まで眠れず、そして6時に起床。
1日置いて時差ボケが襲ってきたようで、1時間半しか眠れなかった。

眠気はある程度我慢できるが、時差ボケから来る胃腸の違和感はやはり慣れないものだ。

カール・フィッシャー版

2016-09-01 01:28:54 | 洗足
今日は洗足レッスン。

授業は明日からだが予めの補講で、中庭にも花が咲き、トンボが飛んでいた。



クローゼに取り組んでいる学生が、ルデュック版ではなくカール・フィッシャーの新しい版を買ってきて、マカリスター氏が監修していることを知る。



指使いの指示がずいぶん細かく書かれており、興味津々だった。