hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

面談

2007-04-10 21:54:07 | 尚美
昨日は尚美でレッスンの顔合わせを行ったが、実はその他に、管弦打の科長との面談があった。
この面談は毎年行っているものなのだが、今年度はサックスの教員の人事がやや動いたとのお知らせを受け、それともう一つ、レッスンのことや学生との接し方について言及された。

べつに私が何かしたという訳ではない。
これは全ての教員(特に男性)が気をつけなければならないことなのだが、はっきり言ってしまえばセクハラと学生の飲酒のことだ。

実はこれはどこの音大でも問題になっていて、もちろん洗足でも毎年念を押される。
たしかに何かあってからでは遅いわけだし、特に昨今色々なところで問題になるセクハラという事態は、関わるすべての人が不幸になる。
特にサックスの世界では、教員は男性ばかり、学生は女性ばかりということも関係し、深く言及されるのかもしれない。

そもそも音大の「個人レッスン」というものは、一般的に見ればかなり奇異な存在だ。
一般大学や専門学校では、教員と学生が一対一になるという事態は無いのではないだろうか。

私のレッスンは、他の学生が聴講することもあり、比較的開かれたレッスンを行っていると自負しているが、時には聴講されるのを嫌がる学生もいたりと、デリケートな問題だ。