虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

皆既日食

2009-07-22 | 日記
車を運転していると、空を見上げている人を何人も見た。
そうか、今日は皆既日食だった。大阪から見えるのだろうか(曇りだったが)。

皆既日食というと、子供のころ読んだマーク・トウェインの「アーサー王宮廷のヤンキー」という本を思い出す。子供向きに書かれた本だったが、はじめて読んだSFかもしれない。現代のヤンキーがふとしたはずみにアーアサー王時代に入ってしまって冒険するタイム・トラベルみたいな話でおもしろかった。

その中で、ヤンキーはマッチだか何かわすれたが、自分の時代の道具を見せて魔法使いのように思わせたり、皆既日食を予言してみんなを驚かせたりして、その知識で当時の人から重宝される(記憶で書いているので、もし、まちがいだったら、ごめんなさい)。

もし、自分が大昔の時代に行ったら、当時の人を驚かせることができるだろうか。
ライターもガスがなくなったら終わりだし、ラジオも携帯も電池がなくなったら、おしまい(笑)。今、科学の成果の恩恵を受けてはいるが、科学知識なんてゼロだし、電気器具がなくなったら、当時の人と何も変わらない。いや、知恵という点では大いに劣る。きっとすぐ迷信を信じる(笑)。

その点、当時の、たとえば、江戸時代の人が現代にタイムスリップしても、十分やっていけると思う。自然や世の中を見る目は確かなものがあるはずだ。政治においてもそうだよなあ(なんだ、こういう結びかい 笑)

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