虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

  学校で道徳科

2013-11-12 | 新聞・テレビから
「道徳、成績評価対象に 教科格上げ 2015年土にも」の見だし。
小中学校で、道徳を教科にし、教科書を使い、担任による評価(記述)もするという。

「道徳」を教えるなら、小中学生ではなく、まずは、大人たち、特に、今の日本を動かしている政治家や大企業の経営者、学者たちを対象にすべきではないか。

・ウソをつかない。
・弱い人々をいじめない。弱い人々を助ける。
・正直になる(隠さない)
・巧に言葉をあやつって、人をだまさない。
・人の命や自然を大切にする。
・金儲けや、自分の利益になることばかり考えない。
 などなど。

この数年、新聞をにぎわしているのは、大人たちの、特に力を持っている支配層たちの無道徳ぶりではないのか。かわいい子ども達に道徳を押しつける資格はない。

この提言を出した「道徳教育の充実に関する懇談会」は、どんなメンバーなんだ?と調べてみた。17人の有識者。半分がまたぞろ大学教授。
しかし、その中に、「貝塚茂樹」の名前も。まさかあの中国文学の碩学、貝塚茂樹?と思ったら、別人だった。当然だろう。昔は、こんな場所に喜んで顔を出す学者はいなかった。

「中村 哲」という名前も。あのペシャワールで医療活動を続ける医師?まさか、こんな会に入るわけがない。これも別人だった。
政治ジャーナリストとして、細川珠生という名前も。こんなジャーナリスト、知らないぞ、と思ったら、あの細川隆一郎の娘だった。もちろん、自民党系ジャーナリストだ。