虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

園遊会

2013-11-05 | 新聞・テレビから
山本太郎騒動で、園遊会には毎年、国会議員が多数招待されていることを知った。どんな顔をして参加しているのか見てみたいものだ。

山本太郎は、敵が多い。失点を見つけてつぶしてやろうと思っている勢力は多いはずだ。はじめから四面楚歌だ。油断禁物のはずだが、かれのそばには参謀というか、相談相手はいなかったのだろうか。なぜ手紙を出そうとしたか、わからない。

テレビで手紙を渡すシーンを見たが、すぐにそばの役人が手紙を自分のふところに入れた。天皇には見せないようだ。天皇も不自由なものだ。

幕末には天皇に手紙(建白書)を出す草莽は多かった。わが清河八郎もそうだ。清河八郎の手紙は「回天封事」という。中身は忘れてしまったが、孝明天皇にあてたもので、しっかりやらないとだめだぞ、てな、えらそうな内容だった。たしかに清河八郎は、天皇を政治利用しようとする、ど不敵な男だった。

やるなら、清河八郎くらいの度胸と覚悟でやらないといけないな、山本くん。すいませんと恐縮したり、まちがっても議員辞職なんかしてはいけない。