虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

一揆と幕末志士(吉村虎太郎)

2007-08-13 | 一揆
平尾道雄の「吉村虎太郎」にこうある。
「伏見挙兵寸前、備前下津井に佐倉宗吾実記を購読し、感激嗚咽した彼である」と。
史料的な裏づけがあるのだろうけど、これ以上の詳しいことは書いていなかった。
しかし、土佐の庄屋であった吉村が佐倉宗吾に強い関心をもっていたことはうなずける。幕末の志士で百姓一揆に関心をもっていたのは他にだれがいるだろうか。
まず天誅組の志士たち、それから中岡慎太郎、吉田松陰、相楽総三の赤報隊、房総の真忠組だろうか?


画像は美ガ原