虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

姫路へ

2007-06-23 | 日記
姫路へいった。
姫路城前の駐車場に車を入れたけど、城には入らなかった。
姫路城西御屋敷跡庭園「好古園」に入った。
面積約1万坪に「茶の庭」「流れの平庭」「夏木の庭」「御屋敷の庭」「花の庭」とか、九つの庭がある。池があり、小川が流れ、なかなかいいところでした。人も少ない。広いので、迷子になりそうなくらい。

そのあと、姫路文学館へ。
南館が、司馬遼太郎の部屋で、北館の二階が、三上参次、辻達之助、柳田国男(他にもいたか?)、3階が、和辻哲郎、椎名隣三、阿部知二、ほかにもいたけど、忘れた。あと、岸上大作の日記も展示してあった。岸上は福崎の出身らしい。南館の最上階の部屋のドアをあけると、「青コーナー、なになにさん」とか司会者がいっていて、座席にたくさん人が座っていてびっくりした。「詩のボクシング」というのをやっていたのだ。

建築は安藤忠夫で、内容に比してやたらでかい。建築費、受付、警備員さんを雇って、これでは採算がとれず、ぜったい赤字だろうと、思った(笑)。
三上参次は、「江戸時代史」を持っていたので、知っていた。あの江戸通史は、山田屋大助の乱がけっこう詳しく書かれている。昭和11年には、文部大臣にと要請されたそうだが、断ったそうだ。

仕事で、1度、姫路にきたことはあるが、観光できたのは初めてだ。姫路って、人が多そうで、いやと思っていたけど、そうでもなかった。姫路には、他にもいっぱい見るところがあるようだけど、今日は、この二つしかいけなかった。ふたつの中では、むろん、好古園の方がよかった。

画像は、好古園から見えた姫路城