虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

BS「ドクトルジバゴ」

2006-10-04 | 映画・テレビ
NHK衛星で、「ドクトルジバゴ」をやっていた。2002年、イギリスのテレビ局の制作。デビッド・リーンの映画「ドクトル・ジバゴ」はガキのころ映画館で見たが、なんのことやらさっぱりわからず、前作「アラビアのロレンス」に感動していただけに、がっかりしたおぼえがある。

今回の「ドクトルジバゴ」は実にわかりやすい。ふーん、こんな話だったのか、と初めて納得した気分。けっこうおもしろいではないか、と思った。パステルナークの原作は読んでないので、これが原作通りなのかどうかはわからない。昔、見た映画とはまったく違う物語を見た感じ。ロシア革命という激動の時代の中の恋愛映画で、単にこちらが年取ったからおもしろく感じたのかもしれない。

今日は、前編の2時間。たぶん、明日、後編の2時間を放送するのだろう。映画では、「ラーラの曲」が有名だが、今回のラーラ役、映画のジュリー・クリスティとはまた雰囲気の違う人で、え?ラーラって、こんな女性だったのかぁ?と思った。

とにかく、わかりやすい「ジバゴ物語」だ。途中、少しだが、ロシアの革命状況が当時のフイルムで流されるのがうれしかった。

画像は亀岡の龍潭寺