らんかみち

童話から老話まで

懸賞応募のノウハウ

2015年02月04日 | 暮らしの落とし穴
               

 書き損じた年賀状が数百枚貯まっていた、いや溜まっていた。どうしようか悩んでいたら姉が「切手に交換して懸賞に応募しなさい」と唆す。何年前のか分からないけど10円の葉書も切手を貼ると使えるという。それは知っていたけど、年賀状や古い葉書で懸賞に応募して当たるもんだろうか。

 とりあえずジャパンポストに行って書き損じ葉書を切手に換えてもらったところ7000円ほどに上った。それを1円、2円、10円と100円切手に交換してもらったので、古い葉書を処分するために懸賞に応募してみよう。姉は毎月何かの懸賞に当選するらしく、正月は賞品の松阪牛ですき焼きをしたそうだ。なんとうらやましい!

 彼女によると「懸賞公募は、個人情報の収集と消費者動向調査のためにある」ので、葉書の美醜と当選の間に相関関係は無いそうだ。また、パソコンで綺麗にプリントした、数打ちゃ当たる式の大量応募にも意味はないという。
 ただ、筆ペンで真摯に書いた葉書にはそれなりの効用があるとも。習字の先生が務まる姉ならではの意見だが、それができるくらいなら、とっくにやってるって!