らんかみち

童話から老話まで

開創式典につまずいて

2012年03月11日 | 暮らしの落とし穴


 千客万来、といっても全てお接待のお客様。「歩いてみよや島四国」の日なので、区切りを打ち終えたお遍路さんをねぎらうために、うどんを提供した。スタッフは皆さんこういうことに慣れているんだけど、ぼくは30リットルなんて汁を作ったことがない。

 昆布とイリコで出汁を取り、薄口醤油で仕上げるんだが、お接待用の返しをこしらえていないこともあり、どうにも狙った味にならない。仕方ないので麺汁のアシストに甘んじたのだが、これは肉体的にとても危険な賭であった、という話は後日に回させていただきたい。