らんかみち

童話から老話まで

主夫が板についてしまい・・・

2011年08月12日 | 酒、食
「料理の基本は計量にあると思う」などといった自説を主婦の前で披露しようものなら、「お酢以外の調味料を計量しているようで、主婦が務まるまると思いますか」といった逆襲を食らいます。

 どういうスタンスで料理を作るかによって違いはあるにしても、うどんを打つときの塩分濃度や、蕎麦打ちの水分量というのは計量しても難しいです。ぼくなんかどちらもまだ山麓をウロウロしている有様で、頂上にはたどり着けないでいます。

 ですが最近になって、五目豆とかの水分が無くなるまで煮込む料理の調味料濃度、つまり出来上がりの味を想像して、煮込む以前に投入する醤油とかの量を決めることができるようになりました。いちいち計量なんかやってられるかって場合もあるんですね。

 本日は自家栽培の枝豆をゆでてみました。枝豆が大豆の若造だと知ったのは最近なのですが、それはさておき、塩分を計量しなくても着地できるようになってしまって、これはやばいぞ!



 主夫が板についてどうすんねんってことです。要介護の母と、要支援(アホだから)の兄をかかえオレはこのまま主夫で一生を終えるのか。そんなことを憂いながら枝豆をポリプリ……甘ぁ~! なんという品種を植えたのか忘れるようじゃ、計量以前の問題ですがなぁ。