らんかみち

童話から老話まで

原子力から女子力へ

2011年08月18日 | 暮らしの落とし穴
 当節、女性は還暦を過ぎても「女子」と呼ばれるらしく、お婆ちゃんたちによる女子会なるものが催されるやに聞いております。子ども会と間違えそうな危うさを抱えておりながら、それでもなお世間にごり押しできるのは、まさに女子力というやつでしょうか。

 女子力の台頭は日本だけに限らず、アメリカでも瞠目のケースがあります。Elena Myers=エレナ・マイヤーズ(17)さんが、オートバイレースの最高峰であるMotoGPマシンのテストライドをするというニュースです。

 大型バイクに乗ること自体は非力な女性でも大丈夫です。たとえばカツマーの存在で知られる、あの勝間和代(42)さんは伊国アプリリア社のMANA(マーナ)850に乗っていて大怪我をしましたよね。

 ですが乗るのと駆るのは大違いです。しかも世界最高峰のバイクレースとなると、日本の男子ライダーでもなかなか通用しないほどの度胸、技術、体力が必要なんです。17歳の金髪美人選手というプロパティ-。たとえ話題作りであろうとも、実現すれば歴史的快挙かと思います。

 それはさておき、民主党の代表選は本命不在で乱立の様相を呈しているとか。なるほど、元代表の前原さんも態度を決めかねているし、だれに決まっても中継ぎというのなら、いっそ女性代表を選出したらどうでしょう。「原子力から女子力へ」とかのキャッチコピーで人気と景気の回復を図りつつ。ああしかしながら、人材となると……。