らんかみち

童話から老話まで

獅子頭ハンバーグ、マコモタケ添え

2010年11月20日 | 酒、食
「HALさんご注文の渋柿が入荷しました」と、島にあるホームセンターから電話が。ったくもう、そんなもん注文した覚えは無い! 毎年この季節には渋柿をいただくんですが、今年は柿も不作らしい。だからって、柿の苗ならいざ知らず、ホームセンターが渋柿なんぞ扱ってるかっての。正解は『柿渋=かきしぶ』という塗料です。店長が替わるたびにどんどん劣化していくように思えるのは、ぼくだけ? 

 他にもいろんなことがことがあるけど、まあ置いといて、今夜の一品は獅子頭ハンバーグです。『砂鍋獅子頭=サーグォ・シーズトォ』を作りかけて、牛肉を混ぜたんならいっそハンバーグにしようか、と気が変わったのは渋柿の影響ではありません。温かかったんで鍋を回避しましただけのことです。

 牛と豚の合挽ハンバーグの味付けに生姜や葱、醤油や紹興酒を使ったので、どっから見ても中華だろうと、大阪王将の餃子のタレに食べるラー油を奢ってみたら、これがピッタリ。餃子を食べているのやら、ハンバーグを食べているのやら、はたまた獅子頭を……。厳密に言うなら、挽肉ではなく肉を細切れにしているのでハンバーグではなく獅子頭でしょうが、素人料理にしちゃ上出来でした(自画自賛)。

 マコモタケって何か、それが良く分からないんです。去年も調理してみたけど、今年になってやっぱり良く分からない。