らんかみち

童話から老話まで

逮捕されて良かった、その気持ちわかる~

2009年09月02日 | 暮らしの落とし穴
 ついに、容疑者呼ばわりに別れを告げて被告と呼ばれてけじめのついた酒井法子さん、「逮捕されて良かった」って気持ちわかる。しくったかと思う反面、おっしゃるようにホッとする気持ちもあったことでしょう。ぼくはシャブとかやったことないけど、飲み仲間だった男は注射違反でしばらく入所した後に足を洗いました。逮捕される前は電柱を刺客と勘違いする幻覚を見ていたそうで、やっぱり逮捕されて良かったと思ったそうです。
 
 ぼくも逮捕されてホッとしたい一人です、といっても注射違反とかじゃなくて禁酒法違反で。そんな法律はまだないけど、せっかく民主党さんが政権を取ったこの際だから、禁酒法と禁煙法を成立させていただきたい。ぼくのようにほぼアル中ハイマーになっている者や、ニコ中で肺癌を恐れている者は、そんなアホな法律ができるかい、と思いつつ密かに心待ちにしても罰は当たりますまい。
 
 禁酒法も禁煙法も不可能だと思うのはそれらが嗜好品だからじゃなく、カリフォルニア・ワインとかマールボロ・タバコなんかを日本へ大量に輸出しているアメリカが外圧をかけて反対するだろうから。
 禁酒法を作った国のくせしてよくもそこまで他国に介入できるもんだ。自分とこの人種差別を棚に上げて他国の人権侵害を槍玉に挙げるなんて、どの口がいうとるんじゃ、そんなエネルギーがあるならとっとと京都議定書を批准せんかい!
 
 起きてもいないことを夢想してつい熱くなってしまいましたが、禁酒法が成立したら酒やめますよ、渡りに船ってやつです。そうまでしないとやめられんか? いわれますが、中毒だからというだけでなくやめられんのです。タバコは百害あって一利なしと思ったからやめられたけど、飲酒は悪いことと思っていないのでやめられません、これからも末永く断酒を続けていきたい所存にございます。