らんかみち

童話から老話まで

自分自身を書けなくて、物語が書けるか!

2008年02月03日 | 童話
 地元のお祭りについて調べようと町の図書館に行ったんですが、町史をひもといても記述が無いんです。係りの方が調べてくれたんですが、それでも見つからないので諦めました。もちろんネットでも調べてみたんですが、ご近所の島のお祭りは出てくるのに、うちの島の祭りは皆無でした。
 
 もっとも、ご近所の島は他県であり、観光地として名高いのかもしれませんし、町を挙げて観光PRに努めているのかもしれません。だからといって当島は橋が架かっているというのに、船でしか行けない小さな島の方がお祭りが立派だったりするのはどうも解せません。行政に問題があるのかしらん、と思ったりもします。
 
 なんでこんなことを調べているのかといえば、次の150枚童話に向けての資料集めなんです。物語の表に出てこない事でも、ベースにあるものを知っておかないと話が書けませんし、描写も不自然で信憑性を欠いたものになってしまいそうです。
 なので今日も一日かけて資料集めをしてたんですが、どの検索エンジンを使ってもうちの祭りの画像が見つかりません。皇太子殿下も御観覧くださった由緒正しいお祭りだというのに!

 頭にきて「島だって今治市の一部だろうが!」と、今治市役所に怒鳴り込んでやろうかと考えていて気がついたのは、地元の祭りのことをほとんど覚えていないぼく自身こそが問題なのだということでした。ちょっと情け無かったです。