M馬日記(元、日曜レーサー)

塩噴きじいさんの独り言
※2011年11月をもって一時停止
 (再開未定)

OverDrive

2006年09月07日 | Weblog
なんか最近、自転車マンガが多くない?
古くは「しゃかりき」(実は最後まで読んだことありません。)、
アニメにもなった「アンダルシアの夏」。それに今、ヤングサンデー
に掲載中の競輪+ロード物に少年マガジン連載中の「OverDrive」。
あ、ギャンブルレーサーもあったな。

これぞ別府君効果かな。今、連載中の2本はツールで日本人が最終的に
活躍するんだろうし。確かにロードレースを知っている人が書いている
んだろうし、乗っていないにしてもきちんと取材をしていると思うが、
なんか非現実的で読む気もしなかったけど(あ、茄子はいいマンガ)、
ちょっと心変わりして今日、帰りに「OverDrive」を大人買いしてしまっ
た(現在7巻まで)。

で、1巻~3巻を終了。
作者の想いがあふれているいいマンガです。日本でもこうあって欲しい
という気持ちがひしひしと伝わってきました。まぁ、自転車に乗り始め
て1ヶ月の15歳がいきなり186㎞の山岳レースにでてTop集団で
走り山岳賞となんとなく”えっ!”と思わないところもないわけじゃな
いけど、もしかしてブーニョもこうだったのかな?と考えると無いこと
ないな・・と感じちゃったりして。

また、Boys Be Ambitious 的にも少年誌にはいいですね。可能性を
捨てない限り、あきらめない限り不可能なことはないんです。例えその
確率が1%だとしてもゼロじゃない。数値を上げていくことが出きる。

いや~いい話ですね。
作者は多分、いいたいことが一杯あるんでしょうね。その一途さ、その
気持ちが読者に支持されているんじゃないだろうか?
現実的視線で冷静に見た分をさっぴいたとしても物語としていいですよ。

「しゃかりき」があまりに現世とかけ離れているように感じて途中で読む
のがこそばくなったのと違ってこいつは最後まで読みそうな予感。

ただ、おじさんの注文は、自転車競技ってとてもとてもストイックな
もので犠牲にするものがあまりにも大きい(特に趣味でやるには)。
ということも書いて欲しいな。ターゲットの少年読者には関係ないか(笑)
だって彼らには無限の時間と未来と可能性があるのだから・・。

そうそう、絵も好み。自転車も丁寧に描かれていていいね。


さてさて、今日もTacx。いつになったらライト来るのかな?
Outerでワシワシと踏み踏みペダリング。


 走行距離 20㎞ / 305㎞
コメント
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