北海道新聞は最近、美術ネタが多いなあ。
6月7日朝刊、第4社会面から。
「写実画で国際的に通用する」っていうのが、具体的にどういう画家をイメージしているのか、いまひとつわかりにくいんですが。
6月7日朝刊、第4社会面から。
道銀文化財団(藤田恒郎理事長)は本年度の新規事業として、日本の写実画の第一人者で胆振管内壮瞥町在住の画家野田弘志さん(70)が、若手写実画家を育てるため地元で開設する「野田私塾」へ支援することを決めた。地方で芸術家を育成するユニークな手法として注目されそうだ。
当面は、支援期間五年間、財団が塾生一人を職員として採用、塾へ派遣する形をとる。画材費なども含めた給与は年間四百万円程度。毎年財団が拠出する三百万円と賛同企業からの寄付金で賄う。余裕が出れば対象者を最大三人まで増やす。塾は本年度中に開設され、それに合わせて支援もスタートする。
藤田理事長は「写実画で国際的に通用する若手を養成したいという野田さんの理想と情熱に胸を打たれた。道内の文化振興に一役買ってもらえるはず」と期待する。
野田さんは「一年に一作くらいしか描けない本物の写実画に、若手が安心して取り組める環境ができることはすばらしい」と話している。
「写実画で国際的に通用する」っていうのが、具体的にどういう画家をイメージしているのか、いまひとつわかりにくいんですが。