筆者多忙のためフォローが遅れていて申し訳ありませんが、和田義彦氏の盗作疑惑の続報も、最初の報道に続いて共同通信が打ちました。5月31日昼過ぎに配信された記事は、同日の北海道新聞夕刊の社会面トップに掲載されました(一部地区は6月1日朝刊)。
「東郷青児美術館大賞」の過去の受賞者一覧というのは、ネットでさがしても見当たらないのですが、北海道がらみでは過去に松樹路人さんとか笠井誠一さんなんかが選ばれているようです。
共同通信はつづいて、国画会(国展)が和田氏の除名を検討しているという記事を配信(北海道新聞は6月1日第2社会面に掲載)。
筆者は、公募展というのは、分裂や対立が多かった戦前はともかく、戦後は波風たたないようにやってきたという先入観があったので、この国展のすばやい動きにびっくりしました。
もっとも、1日夜のNHKニュースによると、和田氏は、除名される前に自主的に退会するとのことでした。
ちなみに、国画会は、1918年(大正7年)に、非日展系の日本画の団体「国画創作協会」として結成、25年(大正14年)に梅原龍三郎らを迎えて洋画部を新設したという歴史のある団体で、その後日本画部門はなくなりましたが、版画、彫刻、工芸、写真の各部もある大規模な公募展に発展しています。道内では、故國松登さんが有名な会員でした。
和田氏は、この期に及んでまだ次のようなことを、文化庁を訪れて述べたようです。
オマージュかい。orz
あの杉村タイゾー議員ですら、謝った一部認めたのにねえ。
あと、ブログをいろいろまわってたら、こんなのもでてきました。
http://oiradesu.blog7.fc2.com/blog-entry-1274.html
これが事実とすると、どうも、最低の野郎みたいですね。
今春の芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した洋画家和田義彦氏(66)が、イタリア人画家アルベルト・スギ氏(77)の絵に酷似した作品を多数発表している問題で、和田氏が2002年に「安田火災(現損保ジャパン)東郷青児美術館大賞」を受けた作品も、スギ氏に同様の構図の作品があることが31日、分かった。
スギ氏の画集やホームページには載っていない作品で、類似作品の数はさらに増える可能性がある。
問題の作品は、和田氏が01年に個展で発表した「想」。「深い内面性と象徴性を感じさせる代表作」と評価され、翌年の大賞に選ばれた。
「東郷青児美術館大賞」の過去の受賞者一覧というのは、ネットでさがしても見当たらないのですが、北海道がらみでは過去に松樹路人さんとか笠井誠一さんなんかが選ばれているようです。
共同通信はつづいて、国画会(国展)が和田氏の除名を検討しているという記事を配信(北海道新聞は6月1日第2社会面に掲載)。
筆者は、公募展というのは、分裂や対立が多かった戦前はともかく、戦後は波風たたないようにやってきたという先入観があったので、この国展のすばやい動きにびっくりしました。
もっとも、1日夜のNHKニュースによると、和田氏は、除名される前に自主的に退会するとのことでした。
ちなみに、国画会は、1918年(大正7年)に、非日展系の日本画の団体「国画創作協会」として結成、25年(大正14年)に梅原龍三郎らを迎えて洋画部を新設したという歴史のある団体で、その後日本画部門はなくなりましたが、版画、彫刻、工芸、写真の各部もある大規模な公募展に発展しています。道内では、故國松登さんが有名な会員でした。
和田氏は、この期に及んでまだ次のようなことを、文化庁を訪れて述べたようです。
和田氏は約1時間にわたり同庁の加茂川幸夫次長と面談。酷似が指摘された作品について「スギ氏と共同制作したり、オマージュとして描いたものだ」と説明、スギ氏の「盗作だ」との主張に「きちんと反論したい」と疑惑をあらためて否定したという。
オマージュかい。orz
あの杉村タイゾー議員ですら、
あと、ブログをいろいろまわってたら、こんなのもでてきました。
http://oiradesu.blog7.fc2.com/blog-entry-1274.html
これが事実とすると、どうも、最低の野郎みたいですね。
謝ってませんよ。
実体験だっていってるし、フジの独占インタビューでは
「コラボレーション」とか言ってる。おなじ。
直しておきました。
しかし、「コラボレーション」って、そもそも相手が認めてないだろうなあ。
贈られて困る「オマージュ」と似たようなもんですな。
、河北倫明賞は、剥奪されるべき。(盗作ではないのか?)
関係者は調査する必要がある。
さんざん和田義彦を持ち上げてきた米倉守、瀧悌三はきちんと出てきて説明する責任がある。
今後を見守りたい。
たしかに両洋の眼は話題になっていないですね。
「美術の窓」あたりをチェックする必要はありますね。
あと、差し支えなければ、佐久さんがどちらから飛んできたのか教えてくださるとうれしいです。