三岸好太郎が晩年、建築に強い興味を持っていたことと、バウハウスに学んだ建築家山脇巖と組んでアトリエを設計していたという、いささか苦しい理由(笑)でひらかれた展覧会。
でも、道内で建築をテーマにした展覧会がひらかれることはほとんどないので、これはこれでおもしろかったです。
展覧会は
「1.三岸好太郎のアトリエへの夢」
「2.バウハウスとは?
「3.モダニスム建築の黎明」
「4.日本のモダン建築断章-DOCOMOMO20選から」
「5.三岸好太郎と札幌の建築」
の5つのセクションに分かれ、このほかに三岸の代表作も展示されています。
このうち「5」は、「大通公園」と「大通教会」があるだけのセクション。
分量的には、「4」がいちばん多く、東京・代々木の国立競技場とか東京中央郵便局、同潤会アパートといったモダニスム建築の、代表作の設計当時の図面や写真などが展示されています。
この20選には、民家や学校もリストアップされていて、なかなか興味深いのですが、筆者が入ったことがあるのはパレスサイドビルだけだな(毎日新聞社の入社試験を受けて落ちた)。
あと、神奈川県の図書館・音楽堂は、札幌市民会館に似てるなあ、とか。
「3」は、山脇の舞台スケッチとか、石本喜久治ら建築家の図面、資料写真など。
「聖橋」の絵はがきがあって、ニコライ堂が建築中でした。
「2」には、カンディンスキーとクレーのリトグラフとか、総帥グロピウスの考案した住宅模型などがありました。
ミース・ファン・デル・ローエのいすもあり、実際にすわることもできます。
順番が逆になってますが、「1」にあった三岸のアトリエの模型とCGは、ふだんから館内に展示されているものです。
そもそも、この美術館の建物自体が、三岸のアトリエをもとにしているのです。
あらためて模型を見ると、とてもモダンなのですが、中二階があって、そこは畳敷きの部屋になってるんですね。
やはり日本人、どこかで畳にごろっと寝転びたいのでしょうね。
10月17日(土)-12月10日(日) 9:30-17:00(入場は-16:30)
道立三岸好太郎美術館(中央区北2西15 地図D)
一般600円、高校大学生350円、小中学生250円
でも、道内で建築をテーマにした展覧会がひらかれることはほとんどないので、これはこれでおもしろかったです。
展覧会は
「1.三岸好太郎のアトリエへの夢」
「2.バウハウスとは?
「3.モダニスム建築の黎明」
「4.日本のモダン建築断章-DOCOMOMO20選から」
「5.三岸好太郎と札幌の建築」
の5つのセクションに分かれ、このほかに三岸の代表作も展示されています。
このうち「5」は、「大通公園」と「大通教会」があるだけのセクション。
分量的には、「4」がいちばん多く、東京・代々木の国立競技場とか東京中央郵便局、同潤会アパートといったモダニスム建築の、代表作の設計当時の図面や写真などが展示されています。
この20選には、民家や学校もリストアップされていて、なかなか興味深いのですが、筆者が入ったことがあるのはパレスサイドビルだけだな(毎日新聞社の入社試験を受けて落ちた)。
あと、神奈川県の図書館・音楽堂は、札幌市民会館に似てるなあ、とか。
「3」は、山脇の舞台スケッチとか、石本喜久治ら建築家の図面、資料写真など。
「聖橋」の絵はがきがあって、ニコライ堂が建築中でした。
「2」には、カンディンスキーとクレーのリトグラフとか、総帥グロピウスの考案した住宅模型などがありました。
ミース・ファン・デル・ローエのいすもあり、実際にすわることもできます。
順番が逆になってますが、「1」にあった三岸のアトリエの模型とCGは、ふだんから館内に展示されているものです。
そもそも、この美術館の建物自体が、三岸のアトリエをもとにしているのです。
あらためて模型を見ると、とてもモダンなのですが、中二階があって、そこは畳敷きの部屋になってるんですね。
やはり日本人、どこかで畳にごろっと寝転びたいのでしょうね。
10月17日(土)-12月10日(日) 9:30-17:00(入場は-16:30)
道立三岸好太郎美術館(中央区北2西15 地図D)
一般600円、高校大学生350円、小中学生250円