札幌を拠点にパフォーマンスアートなどで活躍する祭太郎(まつり・たろう)が、Rising Sun Rock Festivalに登場するのも、ことしで8年目。
毎年SUN STAGEの下手側に陣取り、SUN STAGEでライブがおこなわれていない合間の時間、太鼓をたたきながら、口上を述べている。
アタマにはウサギのかぶりもの。上半身裸。腰には、昔の商店主がつけていたような前掛け-といういでたちも、8年前とかわらない。
タオルを販売し始めたのは、5年ぐらい前からかな。
昨年も書いたけれど、最初のころは、足を止めて彼の姿に気づく人なんてほとんどいなかったのだから、この数年のように、サインを求めたり、いっしょに写真撮影したり、引っ張りだこの彼の様子を見ていると、なんだか感慨深い。
札幌のアート関係者で、8年もつづけて登場している人はいない(あ、オレも関係者かな。でも、ただの観客だから)。「継続は力なり」という古来のことばをあらためて思い出したりするのだ。
ご本人とちょっとだけ立ち話する時間があったのだが、ことしは「原点回帰」だそう。
昨年は一緒だった打楽器ミュージシャンの姿もなく、ステージの高さも下げ、マイクも基本的に使わずに肉声で叫んでいた。
のどに負担がかかってヨレヨレになるのが早くなると思うのだが、肉体一個で勝負するというのは、彼の基本スタンスなんだろうという気がする。
上の画像の、ウサギの張りぼては「作品」というより、記念撮影などに使ってほしいとのこと。
後ろの小さなテント(実際はこれで寝泊まりしているわけではない)、横断幕など、記念写真にふさわしいアイテムが並んでいるのは、心憎い配慮なのだ。
たしかに、Rising Sun Rock Festival会場でもっとも人通りの多いところなのだが、サインをもとめる人の列はなかなか途切れなかった。
□祭の妖精 祭太郎でございます。http://ameblo.jp/maturi-taro/
■祭太郎個展「まつりたろうのお盆だよ! 全員集合」(2008年)
■祭太郎! RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008
■ただ今石狩湾新港その3(2008年)
■ART! MEET! MART!(2007年)
■ライジングサン・ロックフェスティバル(2007年)
■2004年のRSR
札幌の夏はこれでおしまい?
という気分になります。
朝のラジオ体操は、まだまだ
日本各地を巡回していますが、
一緒にやっている人は少なく
いつも公園を貸借り状態です。
9月はじめの小樽は、いつも空が高くて、ちょっと感傷的な気分になります。