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祭太郎、ことしも声をからしてガンバル-ライジング・サン・ロックフェスティバル2009

2009年08月18日 21時31分28秒 | Rising Sun Rock Fes他
 
 札幌を拠点にパフォーマンスアートなどで活躍する祭太郎(まつり・たろう)が、Rising Sun Rock Festivalに登場するのも、ことしで8年目。

 毎年SUN STAGEの下手側に陣取り、SUN STAGEでライブがおこなわれていない合間の時間、太鼓をたたきながら、口上を述べている。
 アタマにはウサギのかぶりもの。上半身裸。腰には、昔の商店主がつけていたような前掛け-といういでたちも、8年前とかわらない。
 タオルを販売し始めたのは、5年ぐらい前からかな。

 昨年も書いたけれど、最初のころは、足を止めて彼の姿に気づく人なんてほとんどいなかったのだから、この数年のように、サインを求めたり、いっしょに写真撮影したり、引っ張りだこの彼の様子を見ていると、なんだか感慨深い。
 札幌のアート関係者で、8年もつづけて登場している人はいない(あ、オレも関係者かな。でも、ただの観客だから)。「継続は力なり」という古来のことばをあらためて思い出したりするのだ。
 

           

 ご本人とちょっとだけ立ち話する時間があったのだが、ことしは「原点回帰」だそう。
 昨年は一緒だった打楽器ミュージシャンの姿もなく、ステージの高さも下げ、マイクも基本的に使わずに肉声で叫んでいた。
 のどに負担がかかってヨレヨレになるのが早くなると思うのだが、肉体一個で勝負するというのは、彼の基本スタンスなんだろうという気がする。

 上の画像の、ウサギの張りぼては「作品」というより、記念撮影などに使ってほしいとのこと。
 後ろの小さなテント(実際はこれで寝泊まりしているわけではない)、横断幕など、記念写真にふさわしいアイテムが並んでいるのは、心憎い配慮なのだ。


           

 たしかに、Rising Sun Rock Festival会場でもっとも人通りの多いところなのだが、サインをもとめる人の列はなかなか途切れなかった。


□祭の妖精 祭太郎でございます。http://ameblo.jp/maturi-taro/

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2 コメント

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ラジオ体操 (エゾ三毛猫)
2009-08-19 05:50:18
ライジング・サンも終わると、
札幌の夏はこれでおしまい?
という気分になります。

朝のラジオ体操は、まだまだ
日本各地を巡回していますが、
一緒にやっている人は少なく
いつも公園を貸借り状態です。
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エゾ三毛猫さん、こんにちは (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2009-08-19 22:47:33
夏の終わりというと、札幌ではないのですけど、鉄路写真展も忘れられないですよね。
9月はじめの小樽は、いつも空が高くて、ちょっと感傷的な気分になります。
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