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ベタな京都観光がしたくありませんか

2024年04月18日 21時33分18秒 | つれづれ日録
 4月17日から2泊3日の日程で、東京と京都に出張しています。
 最後の大型出張になるのは確実です。

 17日は仕事が終わりしだい東海道新幹線のぞみ号で移動したため、京都に2泊です。

 まだ、3月末の東京行きの記録が終わっていないのに、なんだかな~とわれながら思います。

 京都を歩きながら思いました。
「これまで何度か来ているのに、京都らしいところにほとんど行けてないやん」

 高校の修学旅行が最初の京都体験というのは「北海道民あるある」なのですが、そのときに班の自由行動で訪れたのが、大原と嵯峨野でした。
 なぜそんな渋いところを選んだのでしょう。
 班のメンバーでどういう議論をしたのかもうおぼえていません。
 ただ、心のどこかに
「また来る機会もあるだろう」
という気持ちがあったことは否定できません。
 
 
 結論から言うと、甘かった。

 筆者は京都の大学に進学したわけでもなく、本州の企業に就職したわけでもありません。

 京都へ行った回数は数えるほどしかないまま、馬齢を重ねることになりました。

 1998年、北海道新聞社主催の「大本山相國寺・金閣・銀閣寺宝展」の関係で、相国寺を訪ねています。
 しかしこのとき、金閣・銀閣に入った記憶がありません。

 2009年、暁斎展のため京都国立博物館に行きました。
 このときは半日に満たない滞在でした。

 2015年、国際現代芸術祭「PARASOPHIA」を見るため上洛しました。
 これは良い企画で、スーザン・フィリップスやピピロッティ・リストが強く印象に残りましたが、残念ながら1回だけしか開かれませんでした。
 
 自分の意思で京都に宿泊し、ある程度の時間を過ごしたのは、このときだけのような気がします。

 2022年、おとなりの大津市へ出張がありました。
 伊丹空港から帰るまでの道筋、京都へ寄り、京都市京セラ美術館で森村泰昌展を見ました。


 こうしてふりかえると、清水寺や三年坂、金閣寺、銀閣寺、竜安寺、嵐山(渡月橋)といったスタンダードな名所って、行ったことがないまま、年を取ってしまいました。
 せっかく日本に住んでいるのに、もったいないといえばもったいない。
 定番の京都旅行がしたい気持ちが、にわかに沸き起こっているのです。


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