道教大札幌校で日本画をまなんでいる学生たちによる新年恒例の「にかわ絵展」は2006年を最後に幕を閉じましたが、出身者たちが昨年から「にかわえ展」と題してグループ展を始めています。
ことしは、顔ぶれが若干入れ替わりました。全体的にみると、伝統的な花鳥画がほとんどない一方で、身の回りや日常の気分を写実的な筆致で描いた小品が多く、昨年に比べるとやや物足りなさを感じたことは否定できません。
い . . . 本文を読む
北海道教職員美術展は、道内の公立学校の教職員による年1回の展覧会です。
絵画、彫刻、工芸、写真、書道の5つの部門があり、それぞれ道展や全道展の会員クラスの作家が審査を行っていますが、ここ数年、絵画や彫刻は出品数が激減しています。その傾向は工芸にも波及しつつあり、ことしの展覧会で、審査する側の「招待作家」の数が、審査される側の一般出品よりも大きく下回ったのは、写真と書道だけでした。展覧会の案内状 . . . 本文を読む
松田さんは札幌出身で、現在は岩手大の4年生。
大学時代に海外の一人旅に熱中し、大学では国際交流のサークルを発足させたり、NPOに関係したりするなど、活発に活動しているそうです。今回は、訪れた13の国で撮影した写真の中から133枚を展示しています。
いわゆるアート的な写真ではありません。タイ、ラオス、ペルー、ボリビア、ネパールといった発展途上国の人々の暮らしに目を向けた写真が中心で、ほかにも . . . 本文を読む