2018年9月号
先月の『恋愛ラボ』感想はこちら
表紙は、プールで水着のリコ!
水も滴るイイ女といった趣の、涼し気な絵が清々しいですね。
(注)先月号の感想になります・・・遅れていて申し訳ありません。
追いつくまでは、簡易に長文感想のみで書いていきたいと思います。
今月の「ただの部下?で賞」は、『課長と私のおかず道』!
バレンタインに、保志さんからチョコをもらった課長さん・・・
保志さんは「お世話になったから」と特別な意味を持たせないように考え、
課長もとくに気にせず、お礼におかず一品を作っていますが、
何だかんだで2人の時間をエンジョイしているように見えますね。
そして、東條さんと話す中、保志さんのことを「ただの部下」と述べる課長さん。
けれど東條さんから、彼女がいなくなったら?といったことを尋ねられたことで、
自分にとって保志さんがどのような存在か、自覚していたのは興味深い所でした。
ある人がいなくなった時、自分がどう思うか考える。
課長さんにとって東條さんは、自分の合わせ鏡のような存在で、そこに映っていたのは
自分自身だったというのも納得で、このあたりの関係性が面白く感じられます。
さて、自分の気持ちを自覚した課長さんが、ここからどのようなアプローチを見せ、
さらなるおかず道を開花させてゆくのか・・・楽しみです!
【コミックス9巻、発売中!】
●大家さんは思春期! (水瀬るるう 先生)
水着回! 海か?プールか?と思いきや・・・
下着姿でダラダラしているレイコさん。
チエさんに注意されて、水着にチェンジしたことで「今の季節にもぴったり」と
堂々としたものですが・・・
なんて始まった今回、それでもチエさんに「下着と変わらない!!」と言われ、
じゃあ水辺なら大丈夫だろうと、前田さんにビニールプールを用意させています。
そして、男性陣に用意させてから、チエさんとレイコさんでプールを楽しむという、
男女格差を見せつけられる世界が繰り広げられていたのは可笑しかった(^^;
後日、プールでなければ水着はNGなので、新たな恰好を考え付くレイコさんの
夏を快適にすごすための探求心には、脱帽でありました。
なんて感じつつ、今後も楽しみです!
【コミックス11巻、発売中!】
●ミッドナイトレストラン7to7 (胡桃ちの 先生)
7to7の従業員たちが苦手な食べ物は・・・?
オリさん以外の全員がパクチー苦手というのは面白い所ですが、
さらに、オリさんも含めた全員がダメだという食べ物があるのだとか。
それを知るべく、常連さんたちがそれを探る内容になっていました。
7to7で「出たことのない食材」とは何か?
気になって仕方ない点に、引き込まれましたね。
常連さんたちが知りたがっても、羽音くんも天四郎くんも誤魔化していたのに、
マサさんがあっさりバラしていたのは可笑しかったものの、さすがに
「人間のくいもんじゃねえ」とまで言うのは、かの食材が好きな人に失礼かと(^^;
というか、私は好きですからね、あの食材。
まあ、最後にオリさんだけは、かの食材好きな人の気持ちを実感できたようですが。
などなど、7to7で決して出ることのない食材が興味深い今回でしたけど、
その原料で作った料理はどれも美味しそうで、常連さんたちもご満足・・・
そんな空気に満腹感を覚えつつ、今後も楽しみです!
【ゲスト作品】
●ワタシを欲しがる河野さん (町田すみ 先生)
可愛いとかっこいい、互いに憧れる2人のお話。
【主な登場人物】
・吉山内 : 可愛い系メガネさん。
・河野和歌 : かっこいい系クールさん・・・と思いきや?
・戸澤圭司 : 吉山内さんの指導係になる男性。
・店長 : 店長さん。
バイトとして働くことになった吉山内さん。
その店には彼女の憧れる河野さんがいて、慕っていることを告げたものの、
それが原因で、指導できないと言われてしまい・・・
と始まるお話。
慕っていると告げたことが迷惑だったのかと気に病む吉山内さんですが、
指導係になった戸澤くんが言うには、河野さんは吉山内さんに憧れているのだとか。
実は河野さんは乙女趣味で、吉山内さんのような可愛い系が理想。
その反面、自分にコンプレックスを持っていて、そんな自分に憧れるという
吉山内さんに、自分のようになってほしくないと思っている所は面白いですね。
そんな河野さんと吉山内さんのお話。
互いに憧れる関係性に面白味がありますけども、河野さんがクールに見えて
暴走気味に吉山内さんをかまってしまう所も、愉快でありました。
そして、コンプレックスをもつ河野さんに、自分自身を好きになってもらいたいと
考えているのが、今後の展開を期待させてくれますので、つづきに期待したいです!