2017年11月号
表紙は、芸術の秋を堪能するミカちゃん!
というか、もう秋ですか~・・・なんだか早く感じてしまいます。
他、ゲスト作品や人気作品なども!
今月の「夏の終わりで賞」は、『この夏やり残したこと』!
「まんがライフ」豪華作家陣による、スペシャルエッセイ企画!
安西理晃先生、碓井尻尾先生、えきあ先生、山東ユカ先生、渋谷一月先生、
瀬戸口みづき先生といった方々が、この夏やり残したことについて語ります。
安西・碓井両先生はインドアな感じで、あれやろうこれやろうと考えつつ不実行
という流れが、私なんかと同じで共感めいたものを覚えてしまいました(ぇ
えきあ・渋谷両先生は食べ物関連のやり残しで、それらの美味しそうな雰囲気が
やり残し感をより強く感じさせますね。
山東先生は創作関連のやり残しで、創作者魂を感じましたし、
瀬戸口先生はダイエットでしたけど、アウトドアな方向へ進んでいたのが爽快で、
各々の先生方のチャレンジ精神を垣間見た気がします。
【9月27日、コミックス18巻・発売!】
●動物のおしゃべり (神仙寺瑛 先生)
いつも通りに、人も動物もみんな楽しい日常風景。
【秋だもの・・・】ミカちゃんがペットショップでセールしているからと、
お兄ちゃんを誘っていますが、その理由がタロー対策だったのは納得。
彼の食欲は底なしですからね(^^;
【I'm DK!!】お兄ちゃんがタローと散歩していた所、子供の姉弟が近づいてきて、
弟くんがタローくんを「デブってね?」と笑って、姉さんが謝るなんて話でしたが、
むしろ傷ついたのは、その姉さんの言葉を聞いたお兄ちゃんというオチで、愉快!
【漢字でGO!】お兄ちゃんにミカちゃんが漢字を出題していますが、
「杮」という文字に楽勝とばかりに答えるものの、違っていたのは面白かった!
こーゆー読み方だったんですね、知らなかった。
【「承」で!】田崎さんがマリリンの体重を計ろうと、まずいっしょに計ってますが、
その絵面がもうすでにオチになっていて笑! お兄ちゃんもビックリしてますし。
【すぎゆく秋】釣瓶落としな秋模様を感じるお兄ちゃんとミカちゃんですが、
まだ鳴いている虫を見つけて、ミカちゃんの述べた言葉が感傷を誘います。
「ミカちゃんには、最後の一匹がどういう風に見えたのかな?」は想像しちゃいますね。
などなど、もう秋を感じさせるネタが色々な今回でしたけど、
ラストの夕焼けの1コマには、しみじみするものがありました・・・
なんて感じつつ、今後も楽しみです!
【ゲスト作品】
●友情デッドロック (黒丸恭介 先生)
仲良し(?)3人組。
【主な登場人物】
・尾幡雪乃 : 高校2年生。 氷鬼とあだ名される気難しい少女。
・鈴木拓也 : 雪乃さんの幼馴染。 雪乃さんにチャラ男と思われている。
・副田夏希 : 雪乃さんの親友。 鈴木くんを無自覚に気にしている様子。
雪乃さんを中心に3人で歩いているものの、彼女は鈴木くんを副田さんに
近づけないようガードしています。
鈴木くんは仲の良い幼馴染ですが、雪乃さんは三股男だと思っていて、
副田さんを彼の毒牙にかけまいと、気をまわしているのが面白い。
三股男というのは、雪乃さんの誤解なのですけどね(^^;
そんな鈴木くんは、雪乃さんのことが好きであるものの、誤解されまくり。
また、副田さんは、鈴木くんが真面目なことを知っていて、仲良くなりたいと
考えていますが、その裏には自覚のない好意が見え隠れしています。
そうした3人の一方通行・三つ巴のような関係が、面白味になっている4コマ作品。
これは気になるので、ぜひとも続きに期待です!
【その他】
まんがライフWIN 『姫のためなら死ねる』は、定子様が不機嫌で可愛い。
主上と彰子様が仲良く(?)していることに思う所があったようで・・・
なんて話でしたが、相談された清少納言の助言が、いかにもなもので笑!
●お姉ちゃんが来た (安西理晃 先生)
ハロウィン祭へ来た朋也くん、一香さんには秘密にしていたのに、なぜかいる(^^;
美鶴くんや藤咲さんと村瀬さん、ルリルリさんと孝喜くんもいて仮装が楽しげ。
でしたけど、村瀬さんが、一香さんに朋也くんの好きな人の話をしようとして・・・
なんて内容にハラハラでした(´▽`;) 恋知らぬ村瀬さんは、恋心がわからない、か。
●マンドラさんとヒト科たち (ほずの都 先生)
早川くんに憧れる花森梅さん、実家は花屋さんで、花束を買いに来た彼に遭遇。
花言葉など信じていない彼のド理系っぷりに、おののく花森さんでしたけど、
あまり理系は関係ないんじゃないかな。 そして、マンドラさんの存在を知ってしまう
花森さんが、むしろ喜んでいたのが面白かった。 早川くんとの今後がどうなることか。
●アスクミ先生に聞いてみた (後藤羽矢子 先生)
なぜ、男がおごらねばならないのか? 今回は、そんな相談が持ち掛けられています。
これについて、かつては男女間での賃金格差があったためという説明に、納得でした。
現在では、必ずしもおごる必要はないものの、「求愛」という観点が重要という説明には
感服でしたね。 でも結局は、話し合うことが大事ということなのでしょう。
●エッセイまんが不適合者 (渡辺伊織 先生)
今回の苦手の克服は、サーフィン!? 夏に弱い自分を克服をめざします。
渡辺先生は準備と称して、スネ毛そったり、サザン聞いて来たりしてますが、
あまり役に立っていない=うまくサーフィンできない様子が面白かった(ォィ
とはいえ、教えてくれる先生がイイ人すぎて、まぶしかった!
●キャバはじめました (忍田鳩子 先生)
アサミさんが、常連の秋野さんからもらったプレゼントは、婚約指輪!?
秋野さんは、益子さんの次くらいにお金を使ってくれるベンチャー企業の取締役。
そんな彼のプロポーズに、アサミさん以上に周囲の皆が盛り上がっていて面白い。
玉の輿ですが、モンローはやめることに・・・なんて話でしたけど、アサミさんの
心の問題という点には納得しかありませんでしたね。 秋野さんもイイ人でした。
【新人4コマ杯 8月期月間賞】
・AFTER FRIEND (椎名聰 先生)
友達になろうと迫ってくる少女のお話。
【主な登場人物】
・夏目明 : 高校2年生。 なぜか葵さんにつきまとわれる。
・望月葵 : 明くんに「友達になってあげる!!」と迫ってくるぼっち少女。
どうも本人がぼっちらしいのに、なぜか明くんの友達になってあげると
上から迫ってくる少女・葵さんが面白い4コマ作品になっています。
わけが分からないので、お断りする明くんですが、何度邪険にしても
つきまとってくる葵さんが愉快ですね。
選評によれば、純粋な友情とのことですが、その友情がどこから来ているのか、
なぜ明くんなのかは不明らしいので、そのあたりが明かされる続きを読みたいかも。