2011年4月号
おもに、3作品の感想めいたものを書いています。 たまに他作品も書きます。
でも、「ナポレオン」は比較的よく書きます・・・今月号も書きますし(^^;
もう毎月書くべきか・・・・・・ナポレオン関連の本、引っ張り出して復習しようかな。
今月号には、大石まさる先生の読み切り作品『稲田小鬼物語』が掲載されています。
感想書けませんでしたけど、おもろかったので、つづき読みた~い。
あと、『ツマヌダ格闘街』面白いですね~。
やはり毎月読んでいると、引き込まれる作品がちらほら出てきます。
コミックス集めようかな・・・とも思うのだけど、他社作品なのですが
『ヨルムンガンド』や『将国のアルタイル』なんかも集めたいと考えているんですよねえ・・・
今回も長いです・・・(-_-;)
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●蒼き鋼のアルペジオ (Ark Performance 先生)
対潜水艦戦!
そして、やはり「U」には人が乗っています。
しかも西洋(ドイツ?)系ではありますが、群像たちと同じような若者たち。
彼らがムサシの言っていた「あの子たち」・・・なのだろうか?
ところで・・・・・・
よくわからんのですが、ソナー担当は美人系じゃないとイカン決まりでもあるんスか?
401の静さん、元ソナーの響少尉待遇、そして「U」の人・・・みんなイカしてるじゃなイカ。
まあ、そんなことはともかく、「U」によるソナー手を潰してくる戦術といい
単純なドンパチにはならない、駆け引きによるスリル満点な戦闘が面白い!
正確には「U」側に余裕があって、401そして群像を見定めようとしている雰囲気。
それでいて罠に誘いこんでいるようで・・・これはどーなってしまうのか?
一方、蒔絵サマなのだけど、彼女に関して私は勘違いしておりました。
てっきり彼女は、北良寛先生のお孫さまかと思っていたのですが、どうも違うらしい。
しかも、この少女には何やら大きな秘密があるらしいという感じで・・・・・・
うーむ、ますますフクザツ模様になってまいりましたね。
2巻での登場時、「おじいさまは・・・連れて行かせない」みたいなことを言っていて、
てっきり群像たちが良寛先生を連れてゆくと誤解しているのだろう、と考えていました。
しかし、蒔絵サマが別の人の孫で、しかも特別な存在であるとなると、
新型魚雷開発に関する何かしらのカギなのかもしれない、という推論が導かれる・・・かも。
それに関連しているのであれば、蒔絵サマは後々401に合流することになる?
うーん、まだわからないかな。
それにしても今回、ハルナさんの「ふるふる」とか「しくしく」とか・・・可愛すぎるダロー!!
毎月毎月、誰かしらの株が上昇するな~この作品。 今月号はハルナさん無双。
「シャキーン!!」に笑ったし、下着姿もキレイだし(ぇ
3巻表紙も彼女らしいですし。
そして、401 vs 2501。
どうも2501は、ユニオンコアを搭載していないらしい。
艦橋に直接コアがあるようだし。
つまり、メンタルモデルが存在していない。
これは何かしら、401との差になったりするのだろうか?
現在の所、400~402にはユニオンコアが搭載=メンタルモデルが存在しますけど、
なんで彼女たちだけユニオンなのでしょうね、ちょっと気になります。
そして2501は、先月号のムサシたちの会話から推察するに、
ナガト(つまり日本巡航艦隊)に対して隠密行動をとっていたと思われるわけで、
目的は単純に401撃滅とは思われない。
かと言って、“アザラシ”を用いて401を追い詰めようとしていることから、
その捕獲なりが目的と考えられるのだけど・・・果たして? つづきが楽しみすぎます!!
でもって、「共同戦術ネットワーク」はっちゃけすぎー!
コンゴウ様ってあれですよね、本人自覚なしで部下を威圧するタイプ(^^;
いない所で部下から、
「おっかねーべ、コンゴウ様。そばにいるだけで空気ピリピリするし・・・やりにくいよ」
とか言われつつ、「でも悪い人ってわけじゃないんだ・・・」なんて、人望はそこそこ厚い人。
402はそーゆー人の下で、お調子者っぷりを発揮して墓穴掘るタイプ(^◇^;)
しかし、「悪」が悪の限りをつくし始めたのには笑った!
やべェ、すげー「悪」だよコイツ。 今後どんな「悪」を見せてくれるのか、楽しみです!(ぇ
そんな感じで、3月30日発売のコミックス3巻も待ち遠しく思っております。
●裸者と裸者 孤児部隊の世界永久戦争
(原作:打海文三 先生 作画:七竈アンノ 先生)
コミックス1巻購読しました!
戦場での残酷描写がくっきりと描かれているので、苦手な人にはツライかもです。
今月号でもキッツイ描写がありましたね・・・これも戦場の1ページということなのでしょうが。
感想書けたら書きたいですけど、ちょっと難しいかも。(時間的に)
今回は、おじちゃんが常陸の奴らに襲われているのを救出へ!
このあたり、1巻読んだので何となく話の流れをつかめたのは嬉しい。
「イカとだいこん」も意味分かりましたし。
おじちゃんには死んでほしくないしな~。
しかし、おじちゃんの「良い奴だ」に対するカイトの答えが
「もうたっぷり悪にそまってますよ」だったのはスゴイな・・・あっけらかんと言ってるし!
覚悟と自覚をもった男の言葉だな。
白川中尉からの質問への答えも明快。
人身売買はやらず、しかしドラッグには手をそめるのは、
「汚いものを見なくて済む」から・・・か。
ある意味、偽善であり軽蔑すらしてしまいかねない答えではあるのだけれど、
この戦場でならば、さもありなんと思えてしまう。
これを10代の少年に言わせてしまうのだから、このセカイの凄惨さもわかろうというもの。
そんな世界の中での戦いはつづく。
孤児院襲撃。 そこで出会う男の正体は・・・?
カイトの、そして孤児部隊の戦いはどこへ向かうのか、今後もますます楽しみです!
●ヘン集女王 (高内優向 先生)
表紙が、どっかで見たことありそうなブラックなんとかみたいだー!
今回は、ついに決着!? 読み切りバトル!!
連載を勝ち取るのは誰なのか・・・?
という感じですけど、面白かったのは「編集者」の仕事の大変さがよくわかったことですね。
とくに、myo*さんの担当は大変だ~(^∇^;
ホコホコ動画とか笑ったけど、コマ外でファンと交流するmyo*さん面白かったです。
編集者の成すべき戦い。
「複数の細かい事柄を同時に回す」か~・・・・・・私、ちょー苦手分野ですわ。
でも平戸路さん、がんばってますね。
作品が「より善い形で多くに人に届くよう 目に留まるよう」の言葉に、情熱を感じます。
自分の担当する作家先生の作品が多くの人に読まれることで、
その作家先生を「見つけてくれる人がきっといる!!」と思っている所もよかったな~。
勝負は、事前に予想していたのとほぼ同じ結果になりましたけど、
それに対する平戸路さんの説明も、お見事でした。
萬村さんも、myo*さんも、暗騎さんも、ここから・・・ですよね。
で、けっこうよかったのが、ラストのmyo*さん。
慢心しているというのはあったけど、それでも何だか可愛いじゃあ~りませんか。
彼女にもがんばってほしいものですね~。
●僕らはみんな河合荘 (宮原るり 先生)
宇佐くんがウザくんになっちゃった!?
律さんにやたら付きまとうようになってしまった彼には、その名こそふさわしい。(ヒドッ)
自分1人で舞い上がって、「相手のため」とか思って迷惑かけてしまって、
でもそのことに気付けないくらい周りが見えない状態でしたからね。
その結果、ああいった風に怒られてしまうのは目に見えていたわけですが・・・・・・
麻弓さんも追い打ちかけんな~(^o^;) 「面白そう」を言い直してたのがおもろかった。
それはともかく、律さんが内心どのように考えていたかがわかって、
ミステリアスな彼女の個性もつかめてきましたね。
律さんの心情って、10代の頃に考えないことでもないかな?
笑って調子合わせるくらいなら、1人でいる方が楽・・・みたいな感覚。
しかし、シロさんのせっかくの自虐励ましが、一刀両断されていたのは泣いた(T_T)
でも、これで宇佐くんは律さんのことを少し知ることができて、
それによって距離の取り方や、接し方を覚えられたのは収穫でしょう。
人と人は、そんな感じで互いの領域に足を踏み入れてゆくものなのだから・・・なんちて。
律さんは相変わらずですけどね~。
なにはともあれ、おだやかにゆっくりと歩んでゆくのだろうと感じつつ、
今後も楽しみです!
●ナポレオン -覇道進撃- (長谷川哲也 先生)
目次だと「~獅子の時代~」に逆戻り。
そんな今回、ワシントンの死が告げられたところから始まりましたが、
ワシントンの生きざまと、後のナポレオンが進む道との対比が、
タレイランのセリフからじわじわと感じられます。
でも、今回の話の軸は2つ!
ナポレオンの妹・カロリーヌをめぐるランヌとミュラの争いと、財務大臣ゴーダンという男。
“清純なる乙女”カロリーヌをねらっている2人の争いは、
女にかけては一枚上手のミュラさんがリードという感じだったけど、
「やっぱ清純さって最強かな」には笑わせていただきましたよ。
だって、アレでしたからねえ・・・・・・ランヌ危機一髪!
まあ、カロリーヌの述べていることも、なかなかに無視できないんですけどね。
しかし驚くランヌの顔もおもろかったけど、それ以上に
ベシエール邸を襲撃するランヌさんの「丑の刻参り」みたいな頭に大笑い!!(*゜´∀`゜)
こえー、これはマジこえーわ~。
そして、ゴーダンさん。
はじめオドオドとした態度でナポレオンに増税を進言する彼が、
ナポレオンからおだてられ、かつ発破をかけられて目覚める様子は面白い。
「おそロシア」な献策をおこない、後半には態度も堂々たるものとなり、
ナポレオンにも覚悟を強いるような政策を進言してくるほどになっているのは、
彼が自分の才覚を存分にふるえる舞台を与えられたがため。
これすなわち、“上司”たるナポレオンの部下の使い方が上手いことも示しているのです。
しかし、
「赤字だから増税するとか国債を発行するとかはガキだって言えるんだよ」
には、なんてタイムリーなセリフなんだと大笑い!!
だからといって、強引すぎる政策もいかがなものかと良識がささやくわけですが、
それでもそれが成功につながってしまえば、剛力も正当とみなされてしまうわけで、
このあたりが政治の難しさでもあるのだろうな~なんて考えさせられたりもしました。
「プロの仕事を見せてくれ」なんてのも、素晴らしい口説き文句じゃありませんか!
「軍人のみが“漢”にあらず!!」の言葉には、まさに!と感嘆。
軍事を支えるには、潤沢な財政と食糧事情が不可欠。
ゆえに政治・経済という分野で活躍できる人材が、絶対必要なわけですから。
などなど、めちゃめちゃ面白いな~「覇道進撃」。
これは今後も目が離せないです!
●ドリフターズ (平野耕太 先生)
ウンコ大好き信長さん。
まあ、爆発物として用いるんでしょうけどね・・・エルフたちドン引き。
しかし、鉄砲づくりをもくろむ信長さんでしたが、
ここにゃあ堺も国友もないわけでして、さあどーすんべ~?
と思ったら、ドワーフときたもんだ!
エルフときたらドワーフと、基本中の基本でありますな。
歴史だけ好きな人は、このファンタジー要素を理解できているのでしょうか。
近年は「指輪物語」とかあったから有名ですかね。
こうやって少しずつ「歴史」と「幻想」を混在させながら、作品世界へ引き込むのかな。
一方、与一さんは「ゲンジバンザイ」を流行らせようとしています。
これは次のネット流行語大賞とか、とれるかもね!(適当)
やはり「エルフには弓」と、ファンタジー世界の“お約束”も、しっかりしていますね。
豊久の“示現流”(正確にはまだその名ではなかったはず)の刀法が合わないのも、
エルフの特性をよく表しています。
そしてキタキタ、ジルドレ来たよ!
ということは当然、彼の信奉してやまない、かの聖乙女様もやって来るわけだ!!
ここで豊久グループと邂逅するのか?
戦うとしても、“廃棄物(エンズ)”には特殊能力があるから勝負にならないのでは?
といったことが気になりますが、今回はそれよりも“黒王”の手のひらに注目でしょう。
やはり、あの人・・・なのか!!??
だとすると、オルテ建国の英雄よりもヤバいんじゃないだろうか。
下手すれば、かなりの抗議をくらったり・・・?
なんて無用の心配をしつつ、今後の展開が楽しみです!