端っこの「お気に入り」プチ感想です。 (前回)
・『信長の忍び』1巻
・『ベルとふたりで』1巻
・『なないろレシピ』1巻
・『となりのなにげさん』1巻
・『みりたり!』1巻
感想遅れていますが、ここ数ヶ月間に購読した
4コマ漫画の1巻作品あれこれです・・・他にも、いろいろあるんですけどね(;;)
それと、重野・藤島両先生のサイン会も、時期的に行けないっぽいとか無念多すぎ。
話の内容に触れる部分があります。
『信長の忍び』1巻 (重野なおき先生)
[あらすじ]
戦国時代の有名人・織田信長に仕えることになった、「忍び」千鳥をえがくギャグ4コマ。
ギャグとあなどることなかれ、これがなかなか歴史好きのツボをついてくる面白さ!
おバカだけど、腕っぷしは最強クラス?・・・な千鳥の活躍、とくとご覧あれ!!
[感想]
笑える4コマ・ネタは、さすがの重野先生ブシ。 「武士」だけに・・・ Σ(゜Д゜;)やっちゃった!
冗談はさておき、4コマ漫画としてはもちろん、歴史ものとしても楽しめるのがスゴイ作品。
大ざっぱなマンガ的キャラクターにはなっていますが、歴史上の人物が4コマ・ギャグを
展開しつつ、ストーリー自体は史実をなぞって進んでゆく所に、面白味を感じる人も多い?
でも驚いたのは、巻末に谷口克広先生が寄稿されていること・・・「ツンデレ」て(´Д`;)
『ベルとふたりで』1巻 (伊藤黒介先生)
[あらすじ]
すず(ヒト・メス・7歳)と、ベル(グレートピレニーズ・メス・7歳)の“おバカ”な日常4コマ。
少女と犬のお話なのに、可愛らしさよりもふてぶてしさが目立つヤンチャで元気な作品。
でも不思議な落ち着きがあって、ドタバタなのに安定感。 そんな雰囲気が面白い!
[感想]
定期的に購読している4コマ誌2つに掲載されており、コミックス化を待望していました!
題名通り、『ベルとふたりで』な少女すずとベルのドタバタがくり広げられるのですが、
回が進むごとに登場人物がどんどん増える増える! 主に学校、そして地域の人々。
暴走気味にヤンチャなのだけど、どこか超然な感じのすずが、周囲を巻き込んで創られる
ギャグ空間は、絵柄と相まってか不思議な魅力をかもし出して、私をとらえるのでした。
『なないろレシピ』1巻 (野広実由先生)
[あらすじ]
クッキングスクールの菜々先生は、小っこくて子供っぽくてドジっ子さん。
それなのに、料理の腕は天才的! 包丁持てば、さすがさすがの超一流!!
そんな彼女と、周囲の人たちとの交流・過保護・恋の道?を描いた4コマ漫画です。
[感想]
オビ文「お料理漫画界のアイドル誕生!」 それも納得な可愛らしさの菜々先生。
彼女の周囲には、料理教室の関係者が大勢いて、にぎやかに楽しい(●^o^●)
経理・玄田じいの菜々先生への過保護ぶり、蔵間先生のナゾっぷり、生徒さんもいろいろ、
そして、野菜を仕入れてくれる農家の播野くん。 彼への菜々先生の想いなどなど・・・
料理ネタ以上に、そうした人々のやりとりが面白味になっている感じでしょうか。
『となりのなにげさん』1巻 (橘紫夕先生)
[あらすじ]
何気ないトラブルを、とんで駆けつけて解決してくれる、少女なにげさんを描く4コマ漫画。
基本、「困っている人をなにげさんが助ける」というシチュエーションが、様々な形で展開。
それが面白おかしく描かれつつ、時に変化球ネタ・周囲の人々ネタがあって飽きさせない!
[感想]
こちらも、定期購読4コマ誌の1つに連載されていて、コミックス化を待っておりました!
シンプルな絵柄で読みやすく、それでいて面白ネタ満載! 登場人物の“キャラ”もイイ!
高水準で安定して楽しめる4コマ漫画ですね。 なにげさんの「お助けネタ」が楽しいのは
もちろん、それがスカされたり裏目に出たりするのも、また面白い(^◇^;)
なにげさんの「何気ない人助け」は、たぶん学園の「人の輪(和)」を創りだしているはず。
『みりたり!』1巻 (まもウィリアムズ先生)
[あらすじ]
ぱっとしない高校2年生・矢野宗平くんの家に戦車が突っ込んできた!・・・な4コマ漫画。
戦車から出てきたのは、武装した少女2人。 彼女たちは、ある任務を帯びて来たという。
銃撃・爆発・ドッタンバッタン! “おバカ”なミリタリー・ギャグが、所構わずブッ飛ぶ面白さ!
[感想]
これは、「軍事」というものを“萌”ギャグによって相対化し、反戦をうたった一大叙事詩
・・・なわけはなく(?)、家の中・街の中でドンパチくり広げられる、笑いの爆撃ショーやー!
紛争が絶えない国から来た少女2人(中尉・少尉)の、「軍事が日常」な生活感覚が
彼女たちの“おバカ”さと混ざり合い、宗平くんとのギャップになって笑わせてくれます(^^;
ページ横「ミリタリー豆知識?」や、様々な兵器もよい味。 ・・・コタ・シリーズ欲しいな(ぇ