Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

Ekonomi用リニューアル車登場

2009年11月06日 21時46分55秒 | インドネシア

フィリピンの話題を続けておりましたが、ここでジャカルタの鉄道ファンからジャカルタ首都圏で活躍するEkonomi車両の話題をいただきましたので簡単に述べたいと思います。
現在、ジャカルタ首都圏で活躍する電車は1976年以降に製造された車両ですが、古い車両で既に約30年が経過し、車両として廃車するか抜本的な更新工事を行うかその岐路に立たされています。そのような中で先日Ekonomi用抵抗制御車にリニューアルされた車両が登場しました。写真のように今までどことなく103系に似たスタイルから斬新なフェイスと色使いで登場し、ジャカルタ市民に脚光を浴びているようです。
この編成は6両で組成され、詳細については確かなことが言えませんが、2008年の編成表から推測すると既存の4両編成1本の中にあまりのM2両を入れて組成されたようです。また、車両番号については、Tc78114 M78101 M83107 M78113 M83115 Tc78120で組成されているようです。現在のところこのリニューアルされた編成はSerpong線を中心に運行されているようですが、78年から84年までに製造された車両で引き続きリニューアルが実施され、Bogor線などでも見ることができるのか興味深いところです。

下の写真は78年から84年に製造されたオリジナルの抵抗制御車です。


話しは変わりますが、やはりジャカルタからの話題で黄色帯で活躍しておりました東急の8604F編成がBekasi線Cipinang駅付近において乗用車と衝突し、8604Fにも損傷が及んだようです。目だった損傷の程度はスカートに破損が見られ、現在のところBalai Yasa Manggaraiに収容されているようです。また、修復工事に入ると思われますが帯の色も同時に変更されてしまうのか注目されます。

Foto:Mas Adam
Informasi:Mas Galuh