Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

JABOTABEK近況報告-Part1

2008年11月11日 13時35分36秒 | インドネシア
ジャカルタから帰国直後に忙しかったこともあり、すぐにご報告ができませんでしたが、ようやく時間が取れるようになりましたので、ご報告させていただきたいと思います。
今回のジャカルタ訪問ですが、11月2日より7日まで滞在し、東急系のサイトを運営し、とらえもんさんの遺志を継いでいらっしゃるほおれさんと、103系を中心に調査されていらっしゃるmasaさんと3人で同行いたしました。今回も前回と同様に時間的な制約もありましたので、万遍なく調査及び撮影などできていないところも多くありますが、わかっているところだけをご報告させていただきたいと思います。
本日はおおまかな話題だけ提供させていただき、後日、詳細にご報告したいと思います。
まずは形式別にまとめると以下のとおりです。

●6000形
・6187F及び6217Fの帯の色変更(黄色+黄緑色)
・オリジナル顔の編成での帯の色が変更されたものは確認できず(Ciujungも確認できず)
・6181Fは10月30日、Kampung Bandan付近でディーゼル機関車牽引の貨物列車と正面衝突。両列車ともに破損し、新聞によると7人の負傷者が出た模様。6181Fは当該車両の前面と各車両間の連結器などに破損があり、ManggaraiのBalai Yasa工場で修理中のようで、復帰できるとのこと。

●103系
・全編成、新色に変更済み。(細かいところで塗方に差異あり)
・高運転台編成は2本組成の上、8両編成で基本的にTanah Abang~Depok及びJakarta Kota~DepokのEkonomi ACに充当。(この2編成の向きは逆に組成され、M'がそれぞれ編成の外側に位置する)
・Mc153の編成はJakarta Kota~TangerangのBenteng Ekspresに充当。
・Mc105の編成はDepokの車庫において故障中につき留置。

●8000系
・8003FはDepokの車庫において検査と帯の色を変更中。帯の色は8007Fと同じ黄色+緑色。
・8007Fは帯の色を黄色+緑色に変更(伊豆のなつ塗装は消滅)。また先頭車前面は今までにない帯のデザイン。運用はJakarta Kota~DepokのDepok Ekspresに充当され、朝1往復はBojongまで足を延ばす。
・8039Fは基本的にTanah Abang~BekasiのBekasi Ekspresに充当。運用上昼間はDepokに停泊。

●8500系
・8604FはBekasi常駐のJakarta Kota~BekasiのBekasi Ekspresに充当。
・8607F、8608及び8611FはBogorに常駐し、基本的にJakarta Kota~Bogorに運用され、8607FはEkonomi AC、残りの2編成はPakuan Ekspresに充当。
・8610F、8612F及び8618FはDepokに常駐し、8610FはTanah Abang~BogorやJakarta kota~BogorなどのEkonomi ACに充当。8612Fと8618Fは中央線・Bogor線や一部Tanah AbangまでのEkspresに充当。
8612Fと8618Fの帯の色は黄色+緑色でロゴマークは8612Fが長方形タイプ、8618Fが楕円タイプの緑色が採用されている。

●1000系及び5000系
・5000系は3本ともに運用についているのを確認しましたが、1000系は一部の編成のみ確認できず。
・余剰車はDepok車庫に留置中。(今後の動向については不明)

●KRLI
・2編成ともに環状線のCiliwungに充当。
・乗車率は朝夕ともに低い。
・KRLI-01B0101編成が上部に黄緑色帯、扉部分が紫色、KRLI-01B0105編成が水色に変更。

以上、簡単にまとめましたが、詳細については後日述べさせていただきたいと思います。