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Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

ダイヤ改正後に再び大阪へ

2011年04月01日 19時37分12秒 | 他線区の103系
3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震からちょうど3週間が経過し、地震や津波などの被害を受けた路線では依然復旧の目処もたたない路線や区間もありますが、徐々に復旧作業が行われ運行が再開されつつあり、今後も被災された地域の交通機関が一刻も早く運行再開ができることを願っております。
被災されていない地域では計画停電の影響や自粛ムードが広がり、大規模遊戯施設の営業中止やお祭り行事が中止され、何かと無用な遠出も避けるような空気がありますが、そのような状況の中、この前の週末(26、27日)に関西圏のダイヤ改正後の状況を確認するため、大阪へ行って参りました。

まずはダイヤ改正を機に大阪環状線から103系4本転入した阪和線へと向かってみました。4本のうち3本はオレンジ色のまま転入し、Tc149~のウグイス4両編成とともに阪和線では異色編成として活躍し、異色・混色好きな私にとってはとても魅力がありますが、ダイヤ改正後から日中(11時頃~15時頃)の運行区間が天王寺~鳳のみに限定され、しかも今まで10分間隔で運行されていた各停がダイヤ改正以降15分間隔に変更され、運用本数が大幅に削減されてしまいました。ですので阪和線において、通勤形車両を撮影する上では朝夕のラッシュ時以外は条件的には良くなく、かなり制約されてしまったような気がします。

26日の日中は私の運も悪くオレンジ2本とウグイス1本は、日根野区でお昼寝状態で、予備のウグイスTc97は奥のほうに留置されていました。手前のオレンジはT355、356です。


続いて鳳派出所を覗いてみるとT'c244のオレンジ編成がお休み状態でした。


異色の編成は日中お休みということもあり、宮原所へ行ってみました。所内には奈良区の4両編成のウグイス103系3本が留置され、下の写真のようにTc119~+Tc111~の4連が8連の状態で留置され、もう1本のTc133~の編成はその北側に留置されていました。これらの編成がどこへ行くのかわかりませんが、阪和線へ転入となれば異色編成が多くなり、私としてはますます面白くなります。


27日も同様に朝から阪和線へ撮影に向かいましたが、ローテーション通りの運用に入ったことと運用の巡り合わせが悪く、オレンジ2編成は昼間はお休みということになり、もう1編成は夜のみの運用ということで、朝だけオレンジを追っかけてみました。下の写真の編成はTc829の編成ですが、この前を走っていたA21運用=Tc844~の編成は下り列車に被られてしまいました。


ならば定番になりますが、大和川で撮影してみました。


オレンジ編成には恵まれませんでしたが、Tc149~のウグイス編成が日中運用に充当され、日中は天王寺~鳳間を行ったり来たりしていました。


今回は阪和線の103系を中心に追っかけてみましたが、東海道線に復活した205系(207系や321系カラー)、桜島線・大阪環状線のUSJ編成にも注目し、再び遠征してみたいと思っております。

ダイヤ改正前に再び大阪へ

2011年03月08日 20時18分00秒 | 他線区の103系
ちょうど2週間前の2月19、20日と大阪環状線で使用されていたスカイブルーの103系を撮影に参りましたが、奈良区の103系4連(Tc149~)が2月下旬に日根野区へ回送され、3月2日から阪和線で運行されたため、3月4、5日と再び大阪へ行って参りました。
225系投入により、各区で転配や廃車が激しくなっているようで、3月12日のダイヤ改正に向けて思わぬ転配劇があるのではないかと期待しておりますが、異色、混色好きな私としてはこのような転配劇は大歓迎で、少しでも多く撮影しておきたいと思っております。

今回のメインは先程も述べましたように何と言っても奈良区から阪和線に来たウグイスの103系ですが、いろいろな情報によると205系1000番台の運用に入り、しかも71A→74A→71Aと変則なローテーションを組んでおり、私が滞在した4日は71A、5日は74Aという具合でした。変則的でも運用順序がわかっていると撮影する上では非常に効率が良いのですが、この205系1000番台の運用は主に各停として運行されているため、行ったらすぐに帰ってきません。撮影するチャンスは少ないのですが、このウグイス編成を先回りして何枚か撮影してみました。

光線のことを気にして杉本町と紀伊付近で撮影しましたが、なぜか曇ってしまいました。



5日朝は我孫子町で撮影していると見事にTc122のスカイブルーと並んでくれました。
Tc122の塗料が剥げているのチョット気になりますが何でしょうか。


また、阪和線の103系で世間的に注目している点は現役の103系の中では最古参とも言うのでしょうか昭和39年製造のTc1とT'c2で、私と同じくらいの年齢の103系はほとんど廃車されているにもかかわらず、秩父鉄道の1000系(101系)と同様に半世紀近くも頑張っておりました。新聞報道などでも3月5日をもって現役を引退するとのことで、6日には本当に運用に充当されないのか注目されていましたが、新聞報道のとおりにどうも運用に入ることはなかったようです。
ちなみにこの編成、5日はA21に充当されたため、朝、日根野~天王寺間を1往復し、静かなラストラン?になってしまったようです。今後、再び営業に入ることは2度とないのか、今後の去就も注目されています。

さよならTc1と2。103系好きな大阪毎日放送の馬野アナもきっと涙を流しているに違いありません。


この他、平日においては103系4+4の快速運用が3本ありますが、ダイヤ改正以降はこの103系4+4編成運用が関西線の4+4編成運用とともに見られなくなってしまうのか気になるところです。


最後に昨年末まで日根野に在籍した205系0番台ですが、4編成のうち3編成が宮原所、1編成が京都所に留置され、全ての編成が水色帯が剥がされていました。ステンレス剥き出しの姿は非常に貴重ですが、今後207系や321系のようなカラーリングに変身するようです。果たしてダイヤ改正から運用に充当されるのか、どの区間に運行されるのか気になるところです。


今後も車両の動きがあるかと思いますが、私個人的には思わぬサプライズを期待しております。もちろんその度に大阪遠征したいと思っております。

それと話が変わりますが、フィリピン国鉄に思わぬサプライズがありそうです。来月あたりにはその動きがあるものと思われますが、具体的な動きがありしだい記事にしたいと思います。ちなみに明日朝マニラのTutuban駅から試験列車(少なくとも14系寝台車2両+12系リニューアル車1両)がBicol地方へ運行される予定です。今年6月を目処にマニラ~Bicol地方間に14系寝台車を使用して、長距離列車の運行を予定しています。

大阪環状線のスカイブルー103系を求めて急遽遠征

2011年02月22日 19時10分45秒 | 他線区の103系
昨年12月から今年1月にかけて約1ヶ月間、阪和線にウグイスとスカイブルーによるシマシマ編成が登場し脚光を浴びていましたが、私は年末、年始と2度の大阪遠征にもかかわらず、残念ながら運用されずに1枚も撮ることができず悔しい思いをしました。
混色、異色好きな私にとっては後悔が残ったわけなのですが、私の心を触発するように先月末頃から突如と大阪環状線にスカイブルーの103系1編成が登場しました。ただこの編成の所属表記は「大ヒネ」(近ヒネではない)を表示し、日根野区所属のようですので近々日根野区へ移動することが予想されます。2度も同じ悔しい思いをするのも御免ということで、ちょうど仕事に区切りがついたこの週末(19、20日)に普段はあまり利用しない新幹線で急遽大阪へと行って参りました。

前日の18日、このスカイブルーの編成は15M運用に充当され、夜間は大阪滞泊となるため、自ずから19日は何もなければ16Mに充当されることが予想できましたので、躊躇なく大阪へ行く決断ができたのですが、大阪に到着してみて驚いたのはあまりにもギャラリーが多いことでした。普段は103系なんかに見向きもしない撮り鉄がごっそりとホームの片隅に人だかりができ、乗客からはお召し列車でも走るのかというような目で見ていたようです。そのような中で撮影することに苦手な私は桜ノ宮へと移動し、最初に撮影したのが下の写真です。


この日の運用(16M)は、しばらく外回りを何周かしたあと、昼頃から向きを変えて内回りを周回し桜島へ1度入ったあと、再び外回りを周回するという終日運用であるため、1日中、大阪環状線・桜島線内を追いかけて撮影することができるのですが、この編成、奇数方が高運、偶数方が低運ということで、103系ファンにとっては偶数方の低運もきれいに撮影しなければなりません。しかしながら、この線区の撮影できる場所となると数少なく、しかも低運の偶数方は関西線直通の運用に充当されないかぎり、奇数方に比べたら厳しいものがあります。とりあえず、奇数方の低運もゲットすべく今宮で撮影してみましたが、私の持っているレンズ(200㎜×1.5倍)では足りませんでした。(下の写真は若干トリミングしています)


その後の行動については、USJ、桃谷、寺田町で撮影してみましたが、どの駅でもホーム隅には私も含めてギャラリーが集まり、ネット社会の普及なのか103系異色、混色編成に対して人気があるようですが、関西線から大阪環状線に直通する103系4+4の編成に対してはあまり気にしている方が少ないようにも感じています。


次の日は7時頃から出撃したのですが、まず向かったのは安治川口でした。来月のダイヤ改正から西九条~桜島間の行ったり来たりの運用がなくなり、大阪環状線からの直通に改められるため、103系USJラッピング編成の去就が注目されます。現在あるオレンジ色の103系もしくは201系の8両編成でUSJラッピング車が登場するのか、現在の103系USJラッピング編成が色を塗り替えて他線区へ転出してしまうのか、いろいろなことが考えられます。おそらくダイヤ改正後には動きがあるかとは思いますが、今後の動向に注目していきたいところです。


また、前回の大阪遠征でも記述しましたが、関西線用103系4+4両編成による大阪環状線乗り入れ運用についても、ダイヤ改正後の動きに注目しており、現行どおり運用されるのか気になるところです。


103系スカイブルーの編成は、この日は運用の順序どおり17Mに入ることなく、森ノ宮区でお休みでした。しかしながら、おおさか東線では運良く2本の103系が充当されておりました。


最後に順序が前後しますが、19日夕方、日根野区に寄ってみましたが、先程も説明しました阪和線混色シマシマ編成のうちウグイスTc97がT'c616とともに新たな予備となり、ひっそりと留置されていました。このウグイスTcが再び阪和線で運用につき、混色を演じてくれるのか気になるところですが、かつて天王寺駅の車止めに衝突したような事故を再び繰り返すことがあれば抜擢されるのではないかとひそかに期待しているところです。(とは言いつつ事故がないことを祈っていますが)

みやこ路を走る103系を撮る

2011年01月11日 02時44分37秒 | 他線区の103系
昨年末の29~31日にかけて大阪、広島へと行って参りましたが、18きっぷが2日間残っていましたので、仕事が忙しい状況ではありましたが、9~10日の2日間、再び大阪へと参りました。

大阪へ来た理由はもう言うまでもなく阪和線で現在活躍する横浜線の103系を思い出させるような混色シマシマ編成を撮りに参ったのですが、結果から申しますと今回もこの2日間は予備ということで1枚も撮ることができませんでした。しかもこの編成の運用を確認するため、阪和線内で何時間も待ち続け、無駄な時間を費やしてしまいましたが、次回のお楽しみということで3月のダイヤ改正前にでも再チャレンジしたいと思っています。

まあ、収穫はほとんどなかったのですが、東京へ帰る途中、奈良線を経由することにしました。ご存知のとおり奈良線は各駅停車の列車であれば基本的に103系が使用されるとあって、未だに私としても羨ましい103系王国の線区であります。しかも京都~城陽間は1時間に4本の各停が運行されているため、撮影する上では枚数を稼げますが、この区間の沿線では市街地化されているため、広々したところでの撮影となると、やはり城陽以南でなければ撮影することができません。また、城陽以南の各停の本数が1時間に2本と半減してしまうためちょっと容易ではありません。

奈良から奈良線に乗り換え、運転席のうしろにかぶりついて前方を見ていましたが、途中、棚倉駅京都寄りに天井川のトンネルが見えましたので、これは少し絵になるのではないかということで、思い切って降りてみました。
駅から歩いて5分もかからないところにそのトンネルがありますが、よく見てみると歴史を感じさせるようなレンガ造りのトンネルで、103系のような古い車両とのコンビネーションが味のあるような雰囲気をかもし出しています。(写真が下手で申し訳ありません)


また、この天井川のトンネルの京都寄りには広々したところもあり、下の写真のように撮影することができます。当日は強い冬型の天気であり、空は一面雪雲で覆われ、冷たい北西の風とともに時より雪が降っていたため、寒さを我慢して撮影しておりました。
このあたりは今昔物語や平家物語などにも出てくる由緒ある地域ですので、時間があれば撮影がてら散策するのも良いかもしれません。


最後に京都駅に寄ってみましたが、ちょうど1ヶ月前ぐらいまで阪和線で活躍していた205系0番台が7両編成に組成され、2編成分をこの駅で確認しました。
所属表記は「大ヒネ」のままであり、女性専用車の位置も変更されていないようでした。
確認できた編成は以下のとおりです。
Tc35 MM'103 T69 MM'104 T'c35
Tc36 MM'105 T70 MM'106 T'c36
Tc35の編成は東海道線(琵琶湖線)で試運転が実施され、Tc36の編成は京都駅構内の奈良線留置線付近で「訓練中」という札を付け、講習会が行われていたようです。
3月のダイヤ改正から東海道緩行・福知山線にこの205系が復帰するのか、はたまた現在東西線で運用されている223系直通快速の代わりに充当されるのか気になるところです。

103系を求めて-大阪、広島へ

2010年12月31日 23時15分41秒 | 他線区の103系
今年も残すところあと数分となりましたが、今年最後のレポートを簡単に述べたいと思います。実は先程、大阪から戻ってきたばかりですが、29日から本日31日にかけて、大阪、広島へと行って参りました。今更言うまでもなく103系を求めて西進したのですが、ご承知のとおりJR西日本では12月1日から最新鋭の225系が東海道・山陽線系統と阪和線系統に投入され、それによって103系や113系の運用が減少するのではないかと噂されているため、大阪環状線に乗り入れる4+4のウグイス103系などを撮影したしだいです。
また、今年の1月から3月にかけて関西線にウグイス+オレンジの混色編成が登場し、同様に大阪環状線でもオレンジ+ウグイスの混色編成が見られ、JR西日本らしい珍場面を提供してくれたのですが、4月に入ってからブログでも紹介させていただいたように、その関西線の混色編成が一部の車両と差し替えを行った上で阪和線に転出し、スカイブルー塗装1色だった当路線でも国鉄末期を思わせる異色かつ混色編成が見られるようになりました。11月に入ってからこの混色編成は吹田工場に入場し、全てスカイブルーに塗り替えるのではと我ながら想像していましたが、出場してビックリ、20年以上前の横浜線のようにウグイス+スカイブルーのシマシマ編成を彷彿させるような姿で登場し、103系ファンにとってはまた楽しみが増えました。

下の写真は現在も奈良区のウグイス103系が大阪環状線へ乗り入れますが、来年3月のダイヤ改正から形式が変更されるのか気になるところです。


ということで、今回のメインは横浜線の良き103系時代を思わせるこの編成を撮りに行ったのですが、結果から申しますと空振りに終わってしまいました。
29日はA21運用に充当されたようで、私はムーンライトながらから乗り継いで大阪へ入ったものですから、いくら追っかけても先にこの編成が日根野の車庫へ入ってしまいますので、端から諦めておりました。

29日昼間、日根野区の車庫を覗いて見ると予想どおりA21を表示していました。


30日は順調に行けばA22に充当されるのですが、これがまた朝の運用(休日)が日根野→天王寺→和歌山で、その後、新在家派出所においてお昼寝という撮影のチャンスが少ないため、31日に賭けてみることにしました。
したがって30日は広島で今や風前の灯状態となった103系4連の瀬戸内カラーを撮影することにしましたが、経度が東京より約8度西に位置するため、当然のことながら日の出の時間は約30分遅く、かつ当日は朝からしとしと雨が降り、中々良い撮影ができませんでした。

可部線の朝の運用に充当されているE07編成を撮影しに安芸長束まで行ってみたものの下の写真のようにブレぎみになってしまいました。


ならば103系3連D編成の運用に充当されているB09編成を撮影するため呉線沿線で撮影してみました。
日本の103系の中で最も原形に近い編成で、私としても最もお気に入りの編成ですが、少しでも長く活躍してほしいものです。


30日夜再び広島から大阪へと戻りましたが、この日の朝、大阪で撮影に同行させていただいた方から阪和線混色編成の運用について知らせをいただき、予想に反してA22運用ではなく予備という結果になりました。

31日は混色編成が運用に入ってくれることを期待しながら、日の出の時間よりも早い時間にホテルをあとにしました。まずは運用を把握するため我孫子町で1時間半近く冷たい風が吹き抜ける中、1本1本確認していましたが混色編成は現れず、とうとう最後の1本を確認する段階で、ほとんど望み薄の状況の中、淡い期待を抱いていましたが、水色の車体が見えた瞬間、やっぱりかと落胆してしまいました。

今年の締めくくりは何とも残念な結果になってしまい、今回、大阪で撮影に同行させていただいたmasaさんには私が厄病神的な存在になってしまったようで申し訳ありませんでしたが、次回以降はアンラッキーなことが続かないことを信じ、再度チャレンジしていきたいと思っています。また、JR西日本のことですから思わぬ転配劇があるのではないかと思いますが、私としては来年も異色、混色の103系を多く見れることを期待しております。

今年は以上ですが、来年も103系、南武線、アジアの鉄道などにスポットをあて、レポートしたいと思っております。

再び103系を求めて西へ

2010年08月11日 00時35分38秒 | 他線区の103系
1ヶ月以上のブログの更新で、管理人が生きているのか病気にでもなったのかと気になった方もいらっしゃるかと思いますが、一応ちゃんと生きております。
最近、鉄活動も行っておりませんでしたが、ここ1週間ほど前から久々に鉄活動もできる時間があり、夏恒例の103系を求めて西へと遠征して参りました。言うまでもなくこんな私でも18きっぷを使用して、広島、岡山、大阪地区の103系などの撮影に7日から9日まで行って参りましたが、まずは風前の灯状態である広島地区へと足を運ぶことにしました。いつものように大垣行きのムーンライトながらを利用し、そのまま乗り継いでまずは岡山に到着。岡山で先行する列車に乗車し、岡山区内の様子を下り列車から覗うといつも2本いるはずの103系の姿が見当たりません。北長瀬で上り列車に乗車し、再び区内の様子を覗うとやはりどこにも103系の姿が見当たりませんでした。岡山駅で貸自転車を使って区内の様子を確認しようとも思ったのですが、この炎天下を走るのは苦痛で、しかも時間の無駄になるかもということで、あっさりと広島へと向かうことにしました。途中、尾道でちょっと昼飯ということでラーメンでも食べようかということで尾道で下車。実はつい1ヶ月前に亡くなった尾道の有名犬ドビンちゃんのご冥福も兼ねて下車したのですが、尾道住吉花火大会がこの日にあるということを尾道に到着してから知りました。私は1週間前に終わったものだと勘違いしていましたが、花火大会ということは花火臨があるわけで、食事後再び列車に乗車し、広島方面へ向かうと、次の糸崎で岡山区のH19とH20編成が一列に並んで留置されていました。とりあえずは広島へとこのまま足を運んだのですが、せっかくのチャンスを逃がすわけにはいきませんので、広島到着後すぐに引き返し、再び糸崎へと戻って参りました。時刻は既に16時を過ぎており、糸崎駅構内の留置線を見渡すと103系は1本が残っており、1本は既に出て行ってしまいました。もしや8連の103系を見れるのではと期待を抱いておりましたが、この時点で単独運用されることがわかり、それはそれで2本撮影できるのだからと開き直りました。糸崎駅構内に留置されていた103系が構内を移動し、岡山方から1番線に入線すると、その編成はH20(回送表示)でした。糸崎駅で臨時列車の時刻表を入手し、できるだけ光線的にも条件の良いところへ移動しようということで備後赤坂へと向かいました。花火臨は103系2本とも大門まで回送され、折り返し糸崎もしくは三原まで客扱いされるということで、その列車を狙うことにしました。花火臨の1本目(大門16:55発)がH19編成で、方向幕の表示が「臨時」と斜体文字で表示され、岡山地区の103系では普段見れないものであり、少々感動しました。

そして、先程、糸崎で回送で大門へ送り込まれたH20編成が花火臨の2本目(大門17:17発)として使用され、この列車の方向幕もH19と同様に「臨時」と表示されていました。残念ながらこのあとの103系上り方面の方向幕は確認できませんでした。(夕方の上り花火臨は尾道まで客扱い、その後回送)

広島到着後は113系・103系共通運用内に103系が運用されているのではないかということで全てチェックしたところ、この日は全て113系でした。広島所内も確認してみるとB09編成が確認でき、E07の方は確認できませんでした。(8日朝は天神川寄りの新幹線側に留置されているのを確認)

8日は可部線の朝の運用に103系が充当されることを想定し、今や定番になってしまいましたが、安芸長束の堤防へと向かうことにしました。広島7:22発の729Mに乗車し、途中、三滝でB09編成と交換を行いました。日曜日でも103系が充当されていたのですが、このまま予定どおり長束の堤防で1時間ばかし撮影しておりました。

103系D編成運用についてですが、この日はD1、D3編成と下関所115系C13編成が充当され、D2編成については広島所内の修繕庫内でクモヤにサンドされるように留置されていました。今後動きがあるものと思われますが、被害の状況が外から見れませんのでわかりませんが、果たして復帰できるのか、復帰できず阪和のMc車編成3連を改造の上転入するのか、どのような動きがあるのか今後が楽しみです。
広島での撮影後は大阪へと向かうのですが、途中、岡山区の様子を覗うと昨日花火臨として活躍した2本の103系はお休みということで動く様子もなく、18時代のかつて103系が運用についていた列車を確認後、大阪へと向かいました。

9日朝、前回も阪和線の103系混色編成を撮影しましたが、物足りないのか再び撮影することにしました。8日夜に運よくこの混色編成がA23に充当されているところを確認でき、この日はA24ということで予想ができましたので、まずは堺市の有名な踏切へ行ってみると先客が既に何人かいるということがわかり、急遽、我孫子町へ行ってみることに。阪和線の朝のラッシュ時はひっきりなしに列車が通過しますので、被られてもしょうがないのですが、無事に撮影でき、さらに長滝でも被られそうになりましたが、この混色編成を撮影することができました。


そう言えば、この混色編成の方向幕は字の大きさ(Q数)が小さいものが使用されていますが、私としては大きい方に取り替えてほしいものです。

阪和線混色103系活躍中

2010年06月01日 22時58分33秒 | 他線区の103系
先週末28日夕方にちょうど仕事のけりがつきましたので、急遽、大阪へ行くこととし、29日、30日と阪和線で活躍中のウグイス+オレンジ色の混色編成を撮影しに参りました。
28日は夜行バスにて本厚木駅から乗車し、京都駅には29日午前6時前に到着しました。早速、みどりの窓口でおおよそ大阪近郊区間が乗り放題の切符である「春の関西1デイパス」を購入し、阪和線の起点である天王寺へと向かいました。天王寺7:14発の列車に乗車し、私は混色の編成がA25の運用に充当されていると思い、堺市駅付近で撮影しようとしていた矢先、杉本町でその混色編成と擦れ違ってしまいました。どうも私の予想を覆し、この日はA22の運用に充当されていましたが、おまけに持参した運用にミスがあるようで、全く運用が読めません。無料で配布されている阪和線の時刻表から和歌山へ行くということまでは推測できましたが、その後の運用については推測ができませんでした。ちょうどその頃いつもお世話になっています103系の大ファンの方から有難く運用を教えていただき、この日の運用を把握することができました。しかしながら、混色編成はこのまま和歌山まで行ったのち日中は和歌山(新在家派出所)でお昼寝とあって、阪和線内を走る姿を撮影できません。とりあえず、下の写真のとおり和歌山駅近くで駅に入線する姿を撮影し、この後は新在家派出所で撮影できないかと思い、和歌山線の田井ノ瀬駅まで行って様子を覗うことにしました。

和歌山線の脇の留置線に混色編成が留置されているものの、ある程度の高さのフェンスが手前にあり、綺麗な姿を撮影できないと判断し、断念することにしました。夕方までは混色編成がお昼寝ということですから天王寺まで戻り、大阪環状線の方の混色編成が運用に入っていないかどうか確認しておりましたが、しばらく観察していたものの全く見ることができず、森ノ宮区内にも列車内からは見当たりませんでした。この日の夜や30日もしばらく観察していましたが、混色編成は確認できず、消息が全く掴めませんでした。
一方、阪和線の混色編成は夕方出動するということで、どこかで順光で撮影できないかと考えておりましたが、地図を見ても阪和線は天王寺と和歌山の間の泉州平野をほぼ一直線で無駄のない線形を描いていますので、この時間、光線的に良い区間が見つかりません。唯一、線形が南北に近い浅香駅北側の大和川が良いのではないかということで、大和川の北側の土手付近から撮影してみることにしました。おそらく17時頃の光線の条件としては、ここ大和川が最適なのではないかと思うのですが、現場に来てみるともっと厄介なことがありました。それはやぶ蚊の襲来とススメバチのような大型のハチが飛び交っておりました。おまけにカラスの巣が近くにあるせいか、私の頭を目がけて何度もカラスに襲われ、思わぬ者たちと格闘しておりました。とにもかくにも何とか混色編成が予定どおり大和川を通過しましたが、光線は車体の側面に十分当たるものの、前面には写真のとおり少ししか当たりませんでした。


29日も引き続き、阪和線の混色編成を撮影することにしており、天王寺駅で私の予想どおり運用番号A23で充当されているかどうか確認しましたが、残念ながら予想に反して他の編成が充当されていました。とりあえずは堺市駅まで行ってみることとし、このA23運用に充当された列車に乗車し堺市へと向かうと、またしても杉本町付近で混色編成と擦れ違ってしまい、昨日と同じような状況になってしまいました。ここまで来ると頭の中に「マーフィーの法則」が過ぎります。開き直りしかありませんが、堺市駅付近で予定どおり、しばらく撮影することにしました。(この季節、ラッシュ時においてはコードの影が入ってしまうようです)


混色編成は運用番号A30に充当されたため、天王寺と和歌山間を行ったり来たりという運用になりますが、光線的に条件の良い長滝~新家で撮影してみました。


その後、大和川で天王寺から和歌山へ向かう混色編成を撮影しましたが、11時前に上野芝付近で踏切の緊急停止ボタンが押されたため、列車は軒並み15分の遅延が発生し、この混色編成の行先も本来の和歌山から日根野へと変更されてしまいました。


今回は混色編成の運用の巡り合わせも良くなかったこともあり、成果があまりありませんでしたが、運用に充当されただけ良いものではないかと判断し、次回も混色編成を求めて大阪へ参りたいと思います。最後に運用を教えていただいたmasaさん、切符のことなどについて教えていただきました牛親分さん、皆様に御礼を申し上げたいと思います。

再び岡山地区へ103系を求めて

2010年04月13日 01時30分37秒 | 他線区の103系
ちょうど1週間前の4月6日から8日まで、仕事を兼ねて岡山地区へと再び行って参りました。今回は仕事がメインでありましたので、鉄活動の方はあまりできませんでしたが、ちょうど私が岡山を訪問した際に103系が運用に入り、思わぬ収穫でありました。
前回、報告しましたように岡山区の103系は、ダイヤ改正後は基本的に運用につくことはなくなったようで、今まで103系の運行されたいたところに113系もしくは115系が充当され、103系は予備になってしまったようです。しかも広島所からわざわざ移動してきた高運のE04はH21と編成番号を改め、岡山地区デビューなるかと思いきや下関へ回送されたようで、現在の岡山区にはH19とH20編成の2本のみとなりました。


岡山区においてH20編成の留置場所は、新幹線保線区のある117系脇にひっそりと留置され、すぐにでも運用につくというような様相はありません。一方、H19の方は岡山区所内の最も岡山駅寄りの滞泊する位置に留置され、こちらはいつでも運用に入ることができるというような状況のようです。先程もお伝えしましたように先週私が岡山地区を訪問した際にH19編成が5日から7日まで運用に入ったようで、私も6日に山陽線内で撮影することができ、しかも尾道から岡山までそのH19編成に乗車しました。

上の写真は尾道の市街地内を久々に走る103系H19編成で、下の写真は糸崎からの折り返し列車に乗車し、夕方の岡山駅で撮影したものです。

今後の岡山区の103系の動向について、どのように展開されるのかわかりませんが、区内の103系以外でも予備車が確保できるような状況のようですので、もしかすると103系でも何らかしらの動きが出てくるのではないかと予想されます。(不確実ですが)

最後に関西線で活躍したウグイスとオレンジの混色103系が奈良区に在籍する103系どうしで編成替えを行った上で日根野区に移動したとのことで日根野区に寄ってみました。6日に回着したようで、この日8日は修繕庫の中に留置されているところを確認できました。前面窓の左下には「166」と確認でき、オレンジを含む編成であることが推測できます。
いずれ阪和線内でウグイス+オレンジの混色編成が運用されるのか目が離せませんが、103系好きな方にはこのような混色編成は堪らないのではないかと思われます。

ダイヤ改正後の広島、岡山地区の103系を求めて

2010年04月03日 23時56分56秒 | 他線区の103系
先日はダイヤ改正前の広島、岡山地区の103系の状況を簡単にお伝えしましたが、ちょうど1週間前の3月27日より再び広島、岡山方面へと行って参りましたので、103系の状況について簡単にご報告したいと思います。
広島地区については、駅の時刻表にはトイレなしを示す記号が記され、103系がダイヤ改正後も運転されていることが推測できますが、ここ最近の状況としてはこのトイレなし運用(103系・113系共通運用)計4運用のうち1運用のみが103系により運行され、残りの運用は113系により運行されているようです。3月27日時点では123運用のみ103系が充当され、E07編成が運用についており、残りの3運用は113系(F12、F03、F15編成)が充当されておりました。ということで27日は103系E07編成を追っかけましたが、この日の運用はほぼ呉線内を1日中行ったり来たりという運用で、夕方については岩国まで足を延ばすということで、撮影ならびに乗り鉄を行ってみました。

下の写真は103系D編成で、坂~水尻の歩道橋から撮影したもので、運悪く自動車が通りますと被写体は被ってしまいますので、E07編成はここから更に南側の有名なカーブ(線路と道路の境界には低い柵があります)で撮影しました。D編成についてはしばらくは安泰と思われますが、広島支社色の黄色への塗装変更が検査時に行われていますので、この103系D編成の瀬戸内色もいずれは黄色へと変更されるのではないかと思われます。


下の写真は657Mに充当されたE07を安芸阿賀~新広の黒瀬川橋梁から狙いました。後続の5651M(通勤ライナー)で追っかけ、広島から岩国までこのE07に乗車し、高速で走行するモーターサウンドに思わず聞き惚れていました。


次の日の28日もこのE07はローテーションどおりの運用となり、朝は可部線を2往復していました。ということで私も先日撮影した安芸長束で撮影しましたが、この日の朝は呉のホテルをチェックアウトし、1時間以上もかけてここまでやってきました。


103系E07編成が広島所に入区すると、私も広島所内の状況を把握するため、お隣の天神川へと移動しました。車内からや歩いて所内を見るかぎりでは戸袋窓ありのB09編成が天神川寄りの留置線に留置され、他の2編成の103系4連(B07、B08編成)については確認ができませんでした。
写真はいろいろな塗装色が集う広島所の113系と115系で、103系E07編成が右奥側に、更にB09編成が右側に留置(この写真上では見えません)されていました。


次に岡山へ移動してみましたが、ダイヤ改正後の岡山地区の駅の時刻表を見るかぎりでは今まであったトイレなしを示す記号が消滅し、同時に岡山区に在籍する103系3編成が区内に留置され、運用についている様子はありませんでした。この時点での詳細な留置位置はH19編成が最も岡山駅寄りの通常の留置線に位置し、残りのH20と広島所から最近移動した高運のH21については保留車が留置する位置に留置されていました。ところが29日の夕方確認するとH21編成については修繕庫に移動され、翌30日に幡生へと回送されてしまったようです。H21編成については高運であるため、私個人的にも廃車にならなければ良いのですが、果たしてどのようになるのか非常に気になるところです。
また、ダイヤ改正前まで103系で運行されていたところには113系もしくは115系が充当されることになりました。下の写真は宇野線638Mで113系B01編成が充当されていました。


広島地区については現在もなお辛うじてE07編成が運用についているようですが、広島所のD編成を除いて、広島・岡山地区の103系は風前の灯状態であり、現在、岡山に残っている103系2編成にも何かしらの動きがあるのではないかと思われます。

最後に大阪に寄りましたが、関西線・おおさか東線の103系・201系にも奈良で行われているデスティネーションキャンペーンのヘッドマークが取り付けられておりました。ここ1週間ほど関西線のウグイス+オレンジの混色編成は運用に就いていないようで、こちうらの方の動きも気になるところです。

ダイヤ改正前の広島、岡山の103系を求めて

2010年03月17日 23時44分05秒 | 他線区の103系
3月13日にダイヤ改正が行われましたが、その改正前に去就が注目される広島や岡山の103系を撮影しておこうと思い、10日の夜行バスにて福山へまず向かってみました。福山から在来線にて三原まで行ってみると呉線ホームには戸袋窓ありのB09編成を確認できました(161運用)。この三原からは新幹線で広島へと一気にワープするのですが、つい先日のぞみの運用から撤退した500系に乗車することができました。広島駅到着直前に広島所の中を見てみると103系が1編成留置されており、どうもB08編成のようでした。ということはおそらく3編成分の103系4両編成が運用につていることが予測されておりましたが、新幹線が広島駅に到着すると同時に新幹線の中から在来線を覗ってみると103系E07編成が2623M五日市行きに充当されていることが確認できました。一瞬先程確認した編成を山陽線内で撮影しようかと迷ってしまいましたが、ダイヤ改正後は可部線内で明るいうちに103系が撮影できなくなることが予想されておりましたので、ここは踏みとどまって可部線ではちょっと有名な撮影地である安芸長束へと向かいました。途中、三滝駅にて103系B07編成(162運用)と交換し、長束ではこのB07編成を狙うことにしたのですが、大田川のすぐそばということもあり、冷え込んだためか霧が立ち込めていました。

安芸長束から広島へと戻るのですが、途中、予備運用である121運用には113系F05編成が充当されており、やはり広島所の103系4両編成では計3編成分が運用についておりました。広島で先程三原で確認したB09を再度確認すると、今度は在来線で糸崎へと向かいました。
もしかしたら元広島所のヨン様(H21編成)に御会いできるのではないかと淡い期待を抱いておりましたが、残念ながら下の写真のとおりH20編成でありました。

このままH20編成に乗り込み、三原、岡山まで乗車し、103系のサウンドを堪能しました。岡山到着前に岡山区の様子を見ておりましたが、H19編成がパンタを上げ、ヨン様ことH21編成は奥のほうに留置されておりましたので、ヨン様の岡山地区初デビューはこの時点で望みがあまりないと思っておりました。実際に岡山区の車庫まで行って確認しましたが、やはりヨン様は213系が岡山駅寄りにブロックする形で留置され出区できない状態で、夕方の宇野線運用に充当されたのはH19編成でありました。

宇野からH19編成に乗車し、岡山へ戻ったあとは、先程、昼間に乗車したH20編成で播州赤穂へと向かい、その日の夜は大阪へと向かったのですが、103系の撮影や乗車することができ、思う存分楽しめました。ダイヤ改正後は広島地区では103系4両編成の運用が残っており、岡山地区では残念ながら103系の運用がなくなってしまったようですが、何のためにヨン様を広島から岡山へ移動させたのか理由がわかりません。もしかしたら学校が始まる4月以降に103系が復活してくれるのではないかとも予想しているのですが、果たしてこのまま岡山地区は103系の運行終了となってしまうのか気になるところです。
下の写真は12日朝に撮影した大阪環状線混色編成です。