10月も3日目を迎えました。
今まで(私が生きてきた87年間)ならば、秋本番と言う言葉がぴったりのはず。
でも、30度を超える日が10月に入ってもあったりして身体が戸惑っています。
今日は22度、前日との気温差は10度以上です。
居住地周辺の稲刈りも本番になってきました。
田んぼのある道を散歩しますと、懐かしい稲や土の匂いが感じられます。
農業を生業としているわけではありませんのに、実りの秋を迎えますと、ほっとした安らぎに満たされる私です。
〈米がスーパーに無い〉、などと言う騒動も少しありましたが、新米も値段は高いものの出回ってきました。
ありがたいことです。
自民党総裁選をめぐる賑々しい顔見せ興行も終わり、新しい座長さんのもとに自民党さんも歩き始めたようです。
党員でもない私は、連日報じられる顔見世興行にややうんざりしていたものでした。
それぞれの候補者が自分の政治姿勢を述べるといっても、それが即、自民党の方針となるわけではありますまい。
やはりあれは顔見世興行そのものだったのでしょう。
早々の総選挙が行われるようですが、その時こそ私が自民党さんに対する姿勢を示す時だと考えています。
NHK Eテレで「NHKアカデミア」と言う番組があります。
9月の25日と10月2日に放映された国連事務次長の中満泉さんは、緒方貞子さんを師と仰いでいるそうです。
中満さんは緒方貞子さんの教え、
「人間を中心に据える。
いのちを救うことを第一義とする。」
と言うことを、自分自身に課しているそうです。
そして、〈威勢の良い発言を無責任にする人たちは、基本的には信用しないことにしている〉とか。
若い人たちへのメッセージとして、
〈偉人と呼ばれる人の伝説や言動ではなく、苦難を生き抜いた人の物語(サバイバー)を読み、自分自身を奮い立たせてほしい。〉
また、対話で信頼を得るために大切なことは、
『交渉の相手の言うことを、まずしっかり聞くことから始めて』
と言う助言でした。
私も、とてもとても得るところが大でした。
緒方貞子さんは私の憧れにも似た方です。
何かとても嬉しくなりました。
〈世界の富を上位1割の方が76%も保持している〉、こんな社会は良い社会環境とは言えないのではないかと、私は考えています。
中満さんは結びの言葉として、「人間の力を信じて希望を持つ」と言うことを提言なされていました。
高齢者で何もできない私でも、まずは1票の重みを考えて投票する。
そして、考えていることを小さくても声にしていく、そんなことが大切かと強く反省させられた番組でした。
今まで(私が生きてきた87年間)ならば、秋本番と言う言葉がぴったりのはず。
でも、30度を超える日が10月に入ってもあったりして身体が戸惑っています。
今日は22度、前日との気温差は10度以上です。
居住地周辺の稲刈りも本番になってきました。
田んぼのある道を散歩しますと、懐かしい稲や土の匂いが感じられます。
農業を生業としているわけではありませんのに、実りの秋を迎えますと、ほっとした安らぎに満たされる私です。
〈米がスーパーに無い〉、などと言う騒動も少しありましたが、新米も値段は高いものの出回ってきました。
ありがたいことです。
自民党総裁選をめぐる賑々しい顔見せ興行も終わり、新しい座長さんのもとに自民党さんも歩き始めたようです。
党員でもない私は、連日報じられる顔見世興行にややうんざりしていたものでした。
それぞれの候補者が自分の政治姿勢を述べるといっても、それが即、自民党の方針となるわけではありますまい。
やはりあれは顔見世興行そのものだったのでしょう。
早々の総選挙が行われるようですが、その時こそ私が自民党さんに対する姿勢を示す時だと考えています。
NHK Eテレで「NHKアカデミア」と言う番組があります。
9月の25日と10月2日に放映された国連事務次長の中満泉さんは、緒方貞子さんを師と仰いでいるそうです。
中満さんは緒方貞子さんの教え、
「人間を中心に据える。
いのちを救うことを第一義とする。」
と言うことを、自分自身に課しているそうです。
そして、〈威勢の良い発言を無責任にする人たちは、基本的には信用しないことにしている〉とか。
若い人たちへのメッセージとして、
〈偉人と呼ばれる人の伝説や言動ではなく、苦難を生き抜いた人の物語(サバイバー)を読み、自分自身を奮い立たせてほしい。〉
また、対話で信頼を得るために大切なことは、
『交渉の相手の言うことを、まずしっかり聞くことから始めて』
と言う助言でした。
私も、とてもとても得るところが大でした。
緒方貞子さんは私の憧れにも似た方です。
何かとても嬉しくなりました。
〈世界の富を上位1割の方が76%も保持している〉、こんな社会は良い社会環境とは言えないのではないかと、私は考えています。
中満さんは結びの言葉として、「人間の力を信じて希望を持つ」と言うことを提言なされていました。
高齢者で何もできない私でも、まずは1票の重みを考えて投票する。
そして、考えていることを小さくても声にしていく、そんなことが大切かと強く反省させられた番組でした。
「話すことよりも、聴くことが重要」は、聖句にも通じることですね。
少し前の「原爆裁判」について書いた拙ブログのコメント欄でも
中満さんの言葉を少しだけ取り上げさせていただきました。(以下抜粋ですが)
7月、アメリカの核などで日本を守る「拡大抑止」
いわゆる「核の傘」の強化を日米双方で確認したというニュースがありましたが
岸田総理は「核兵器のない世界にそぐわないのではないか」という指摘を「そうは思わない」と否定しました。
しかし国連事務次長の中満さんは「以前、核抑止によるバランスが保たれていた状況とは激変している。
軍縮を語るのは『お花畑理想論』だという人もいるが、
日本は唯一の被爆国として核の廃絶を発信していくことは重要」と反対意見を語りました。
「考えていることを小さくても声にしていく」
本当に仰る通りだと思いました。
>お邪魔します... への返信
こんばんは。
この頃の政府の有り様を見ていますと、あれっ、憲法はもう改正したのかしら、そんな思いに駆られます。
“九条は堅持しながら武器は輸出する”
これって、とんでもないごまかしのような気がします。
コメントうれしく頂戴いたしました。