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趣味の小箱

ばあーばの気儘な部屋
 絵手紙と写真を楽しんでいます。

帰り花

2010-12-12 20:18:02 | 俳句
                


世相をあらわす今年の一字は「暑」でした。
今夏の平均気温が統計史上最高を記録したことや、チリ鉱山の落盤事故で作業員33人が暑い中を生き延びたことなどが理由とのこと。あまりの猛暑に熱中症患者が続出しました。お米の出来が去年より悪かったようですね。冬になって、寒暖の差が激しく、風邪に気を付けないといけないですね。

ノロウイルスの胃腸炎が例年になく流行っていて手洗い、消毒、マスクなど
感染予防が大切です。インフルエンザにも気を付けて師走を健康で過ごしましょう。

夏桑

2010-06-13 20:19:28 | 俳句



俳句
初体験夏桑の味止まらない



小松寺の裏に紫陽花ロードというところがあります
キャンプ場へ行く細い道ですが両側に紫陽花がかなり長い距離
植えてあるところがあります。

紫陽花を見に行ったのですがまだ全然咲いていませんでした
車でのろのろ走っていたら、山の斜面に桑の木があり小さい実ですが
沢山生っていました。

手の届くところにもあったので熟して黒くなった実を食べてみました
酸味が無く甘くて美味しく後を引く味です。

夫は子供のころ良く食べた、と言いますが
私は初めての味です
多くは採れなかったのですが、いくらでも食べたいと思う味でした。

ハンカチの木

2010-05-14 19:24:38 | 俳句
 


13日(木)がん患者の会の例会で「川柳を学ぶ」ということで
川柳つくばね事務局長である林比左史さんに来ていただいて勉強しました。

川柳の「いろは」を丁寧に教えていただき、大変勉強になりました。

私は俳句を趣味にしていますが、俳句の「いろは」の勉強はざっと
本を読んだだけで、なんとなく見よう見まねで作っています。

そして一番身近な結社「対岸」(今瀬剛一主宰)に入会しました。
国語辞典と俳句歳時記をいつも手元に置き、季語をどう理解し
どう使うのが正しいのかを例句を参考にしながら作句しています。

地元の句会に入会し毎月の投句に精をだしています。
しかし漢字の間違いや送り仮名のこと切れ字のこと
季語のことを先輩から叱責を受けることが多く
落胆しながらもなんとか続けています。

日常生活において、自分の感性がとぎすまされ
花や鳥の姿、鳥の囀り、行事や先祖などの思い出などたんたんと
表現出来る俳句が好きです。

毎月の「対岸」へ発表される主宰の句をお手本にしながら
作り続けています。

俳句は日記でもあります。

一句で季節、状況、心象、などが季語に助けられて表現できます

歳時記は時候、天文、地理、生活、動物、植物と巾広くあり
短文であるからこそこれらの季語が雄弁に様々な場面や情景、作者の意図
するところを語ってくれます。

私はその場その場でスケッチする感覚で句作をすれば良いかと思います

例会の午後は水戸市植物公園へ散策に行きました
目当ては「ハンカチの木の花」です。

見ごろは過ぎていたようですが、白いハンカチが揺れているような
独特な包葉が面白い

園の中で昼食をとり、おしゃべりをして楽しいひと時を過ごしました
そんな時間のなかで5句ばかり俳句を作りました。

俳句

声高に料理の話栃の花

白黒の切り絵すっきり藤の花

夏寒しハンカチの花湿りをり

花の名を聞いて聞かれて藪でまり

気根立つ沼杉の池杜若






温室の中に「ミッキーマウスの木」に実が生っていました





南または東アフリカ原産で
実の部分が黒く熟すとミッキーマウスの顔に見えると
いうことで名前がついたということです。

山野草の庭

2010-05-10 19:10:13 | 俳句



写真は踊り子草です。国道(123号線)そばの杉林の下に群生していました。


8日(土)に茨城よろこびの会の会報の編集会議がありました。
場所は会員の方のお宅です。初めて行きました。立派な庭が作ってあり

年代もののもみじの木やさるすべりの木、梅の木、高野槇などの
下に様々な山野草が植えてありました。

メモをしてこなかったので、少ししか覚えてきませんが
雪餅草、十二単衣、一輪草、二輪草そして三輪草もあるそうです

ウズラバタンポポが咲いていました。葉がうずらの卵の模様になっていて
長い茎の先にタンポポのような黄色い花が咲いていました。

玄関前の植木鉢には「トキ草」が咲いていました。

もみじの木の下に鳥の餌台があり、キジバトが来ていました。


俳句


緑陰や黄の山野草茎長き

ペットボトルのジュース一本鳩覗き

紫蘭咲く庭の飛び石そぞろ行き

餌台に鳩の来ている若楓

青梅や年輪太く先祖の木

シクラメン

2007-12-09 14:02:40 | 俳句
シクラメンの花を買ってきた




いつも淡い色ばかり買うので今年は色が濃くて
引き締まった物にしようとこの色を選んだ。
値段は安かったけれど、茎が太く丈夫そうです


 シクラメン濃い紫を選びけり

昨日散歩をしていたら、「メジロ」が通りかかった
家の庭の大きな木に来ていた
木は葉が落ちてさえぎる物が無かったので
メジロのめに白い模様があるのがはっきり見えました
複数のメジロが来ていて近くで見たのは初めてです

メジロで俳句を作ろうと思ったのですが、メジロは
秋の季語で今の季節には合いません
それで季重なりになるのですが、冬の季語
「裸木」を使って作りました

 
 裸木に目白の数羽庭静か

友達に柚子を5個ばかりもらって何に使おうかと
迷っていて、ノッコさんの掲示板に行ったら
柚子ジャムの話が出ていた、作り方のポイントもあり
これだ!と思って早速作って見ました。

 丁寧に苦味を抜きて柚子のジャム


また、蒲の穂が白い雲のようになり少しの風で
雲がちぎれて飛ぶようにふわふわ、飛んでいくのを見ました
この蒲の穂も「秋の季語」なので冬の季語の「師走」を入れて
作りました。

 蒲の穂の雲のごと飛び師走かな

公園へ行ったら、もぐら塚が並んでいた
冬になると餌を探してトンネルを掘るのだろうか
新しい土がこんもりと盛り上がっていた。


 銀杏落葉切り株のごともぐら塚

入院日記

2007-11-25 14:54:47 | 俳句
11月10日(土)から約二週間狭心症で入院してしまった。
狭心症の痛みは15分~20分で通常治まっていたのに
この日は、強い痛みが治まっても、鈍痛が残り
治まりそうもなかったので、とりあえず掛かりつけの
病院へ行った。診てくれた先生が入院しましょうと
言うことで、そのまま入院になってしまった。

毎日退屈だったので、とりあえず俳句を作っていた。
其の俳句を書いてみます。


   



11/15 夜の病室暖房消して二人部屋

11/16 心電図帰りの廊下寒椿

    病室の鏡に映り冬の雲

    病室の人とおそろいちゃんちゃんこ

    湯豆腐鍋覚めて食べそこなりにけり

11/17 鮭の卵絞れば個々の粒となり

    花火上がり町民祭の小春かな

11/18 心電図胸に貼り付け初冬の夜

11/19 病棟の廊下は静か冬銀河

    内ドアも木枯らし一号たたくなり

11/20 心カテの血管冬木のごとくなり

11/22 屋上はパイプの眩し春日和

    冬晴れやくじら雲ひとつ行きにけり

11/23 蘇生の音聞き入る深夜冬に入る





冬薔薇

2007-11-01 17:31:08 | 俳句


 10月30日午前5時30分撮影
朝雨戸を開けたら、薔薇の花がとてもきれいだった
この薔薇は四季咲きで、寒くなるまで良く咲いて
楽しませてくれる。
6月の花は濃いピンクになり華やかであるが
私は今の花が好き。太陽の光が柔らかくなって
薔薇の色が柔らかくなる。
散歩の帰り、東に向いて帰ってきたら
朝日が屋根の上に昇るところで、
大きくて赤い太陽がゆっくり昇るのを
美しいと思って眺めた。ぎらぎらしないので
母の笑顔のようだ。優しい光
優しい光だから花の色を優しくしてくれる。


冬薔薇柔らかく染め日の出かな

朝六時首の冷たさ冬の風

夕市は車混み合ひ冬の雨

山法師庭の一本紅葉炎ゆ

豚汁の味は上々冬の雷



被爆ピアノ

2007-08-10 15:41:30 | 俳句
 

山百合と白鹿の子百合です


 

鬼百合と山百合です


  俳句

六十二年誓ひ新たの原爆忌

長崎忌祈りに蝉の唱和かな

被爆ピアノ奏でる子等の原爆忌



8月6日は広島の、8月9日は長崎の原爆忌でした。
平和記念式典で、長崎市の田上富久市長は、
「長崎平和宣言」で
「被爆国のわが国においてさえも、原爆投下への誤った認識や
核兵器保有の可能性が語られる。日本政府は、被爆国の政府として
国際社会において、核兵器廃絶に向けて、強いリーダーシップ
を発揮してください。
 被爆62周年の原爆犠牲者慰霊記念式典にあたり
原始爆弾の犠牲になられた方々の御霊の平安をお祈りし
広島市とともに、核兵器の廃絶と恒久平和の実現に力を
尽くしていくことを宣言します」と述べました。
(読売新聞より)

今年は原爆投下から62周年という長い歳月と
久間章生前防衛相の原爆投下を巡る発言など
いろいろありました。そんなことから
平和への心を新たにした原爆忌です。

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被爆ピアノ

 広島で被爆し、60年後に修復されたピアノが全国を
巡り、各地の演奏家が平和への願いを込めた音色を
奏でている。

この話を基にした絵本「ミサコの被爆ピアノ」
(講談社)を児童文学作家の松本みよ子さんが7月に
出版した。7月末に東京で出版記念講演会が開かれた。
講演後、東京都練馬区の高校生姉妹浦地さとねさんと
あかりさんが被爆ピアノでトセリ作曲「嘆きのセレナーデ」
などを演奏した。このもようがテレビのニュースで
放映された感動した。

 このピアノは1932年、静岡県浜松市の工場で
製造されたヤマハ製のアップライトピアノ
広島市の女性(79)が愛用していた。
1945年8月6日朝、広島に原爆投下
ピアノは多数のガラス片が突き刺さった無残な
姿になった。(茨城新聞8月10日付けより)


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今日の散歩道で
運良く油蝉を撮影できました。
お寺の境内ですが、一本の小さな桜の木に
沢山の蝉の抜け殻が付いていました。
その数17でした。木の根元には蝉穴が多数ありました。

 空蝉や十七匹の誕生す


          


          


若葉

2007-05-09 15:56:41 | 俳句
散歩しながら若葉が綺麗だったので
写してきました。

連休に息子夫婦が来てお掃除などを
してくれました。
それでふと、一句浮かびました

          

           青桐の若葉です

          

           楠木の若葉です

重曹で鍋みがく嫁若葉風


毎年バラの花が狭い所にとてもよく咲いている
ところがあります。
いつも、手入れが行き届いているのだろうと思い
しみじみ、眺めていました。

          


背高し咲き誇るばら文具店


信号機を渡ってなにげなく足元を見たら
浦島草がありました。

          


浦島草一本ぽつり饅頭屋