趣味の小箱

ばあーばの気儘な部屋
 「人生に計画をたててはなりません」ヘッセの手紙残像となる

お菊虫

2009-08-25 21:26:49 | 気になる動物・植物
ジャコウアゲハの蛹(さなぎ)は「お菊虫」といわれます。
それは、江戸時代の浄瑠璃「播州皿屋敷」という怪談にまつわる
「お菊井戸」(姫路城をめぐる御家騒動で忠臣船瀬三平の妻お菊が
殺されて井戸へなげられた。その井戸のこと)
に寛政7年(1795)発生した「お菊虫」に由来します。

ジャコウアゲハの蛹は良く見ると変わった形態をしています
丁度人が後手に縛られて吊り下げられた姿に見えると言います。
発生したのが、皿屋敷伝説の「お菊井戸」であったから「お菊虫」
と名付けられたということです。

姫路城二の丸には今も「お菊井戸」が現存しています。

(日本伝奇伝説大事典より)



お菊虫の絵です。HPの写真を御借りしました。




アゲハの蛹です。絵と良く似ています。

ジャコウアゲハという和名はこの蝶を捕らえたときに
強いジャ香の芳香を出すことによるのだそうです。
(自然大博物館より)

ジャコウアゲハのその後

2009-08-22 17:33:36 | 気になる動物・植物


8月7日の写真のように丸まって動かなくなっていると
蛹(さなぎ)になる前兆です。



蛹(さなぎ)が3匹になりました。
18日の蛹は少し黒っぽく色が変わっています。
蛹(さなぎ)になってから10日目です。
いよいよ蝶が生まれる前兆のようです。



朝見たときに18日よりさらに黒い色がはっきりしました。
蝶が生まれるところが見られるかと楽しみにしていました。

ところが、夕方5時に見に行ったら蛹(さなぎ)はもぬけの空でした。
残念!11時間の間に蝶が生まれて飛んで行ってしまいました。

さなぎになりました

2009-08-09 20:54:11 | Weblog


8月8日午前6時34分撮影

さなぎになったばかりのほやほやです。
瑞々しくこがね色です
これからどうなるのでしょうか!
蝶が生まれるのか
冬を越して来年の初夏に生まれるのか楽しみです。



8月6日6時26分撮影
ウマノスズクサを離れてフェンスをのそのそ歩いています。
どこへ行くのでしょう




8月7日16時02分撮影
この日午後からひどい雷雨がありました。
幼虫がどうなったか心配でした
見に行くとフェンスの上の太い横棒に幼虫がいました
どうやらさなぎになるような、兆しです。

そして次の日最初の写真のようなさなぎになりました。

アゲハチョウの仲間はほとんどさなぎで冬を越すのだそうです

ただ春や夏に幼虫やさなぎになったものは
二週間くらいで蝶になるそうです。

蝶は種類によって、幼虫で冬を越すもの
卵で冬を越すものなど、生態が違うようです。

ジャコウアゲハの幼虫を見つけた

2009-08-05 20:49:30 | 気になる動物・植物
ジャコウアゲハの幼虫を見つけて感激していろいろ写真を撮りました。



















さなぎのようですが何か変です
蜘蛛がさなぎに取りついて死んでいるのです。
さなぎは羽化した後のさなぎでしょうか。

幼虫が食べているのは、「うまのすずくさ」という植物です
ジャコウアゲハの食草です。
変わった花が咲きます。




これがその花です
ウマノスズクサ科のつる性の多年草です。
道路わきのフェンスにからまっています。歩道の草刈りを
するとこの草が刈られてしまいます。今年も草刈りがあり
心配しましたが、元気に伸びていまいました。
花はどうしたかな!と見に行ってこの幼虫を見つけました。

花はこれからで、蕾があります。
ここ3日ばかり毎朝見に行っていますが、幼虫はぐんぐん
大きくなって、今朝(7日)は葉から離れてフェンスをのそのそ
歩いているのがいました。そろそろさなぎになるのかも知れません。

さなぎで冬を越して初夏に蝶が生まれるという説が
ありますが、そうなのでしょうか?
確かめられたら嬉しいと思います。