趣味の小箱

ばあーばの気儘な部屋
 「人生に計画をたててはなりません」ヘッセの手紙残像となる

座禅草 2

2006-03-27 15:13:41 | 写真
 雑木林の中に自生している座禅草を見てきました。
もう小さな若葉が出ています
座禅草の苞はまばらで、多くはありませんでしたが
落ち葉の中から出ている若葉が綺麗でした。

どちらかと言えば苞より葉の方が多く出ています。
葉は成長すると1mにもなるようです


  
〔3/26・茨城県城里町にて〕

 葉は囲いの外にまで増殖していて、とても勢いが良さそうです。
離れた所にも葉と苞が出ています。

 自然のままで、山の脇に沢がありますが
道路から簡単な小さな橋を渡って杉林に入り
そこから沢を渡るのに、杉の丸太が5~6本
渡してあり橋のかわりになっていました。
その上をカニ歩きで渡り座禅草のある雑木林に
行くようになっています。
貴重な場所だと思います。

 苞の小さいもの、苞の大きいもの、うすい緑色のもの
いろいろな種類が混じっているようです。
花の後実が生って夏に熟すようです
ヒメザゼンソウは花の時期に葉があり
実は翌年の春に熟すそうです。
夏に熟した実が見られるかどうか又行って見たい。

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参考

  *1 〔サトイモ科〕
 この仲間は、習性や形態がさまざまで
葉の形もいろいろで、花は必ず多数あり
小さい雄花・雌花がぎっしり集まっています。

この肉穂花序(にくすいかじょ)を包んでいる特別の
形をした総苞葉(そうほうよう)〈仏炎苞(ぶつえんほう)〉
はこの科の特徴です。
 (学習百科大事典・学研)

 サトイモ科の植物・・・・アンスリウム・ミズバショウ・カラー
             スパティフィルム等

 *2 昭和13年発行の植物図鑑では
ザゼンソウの漢字は・・・・地湧金蓮です
別名はダルマソウ

そして、渓間の陰地等に自生する、多年生の水草
と書いてあります。地下の様子は書いてないので
貴重なもので調べることができないのでしょう。

花後大形球状の聚合果を着生すると書いてあります。

 

 

  

ぷかぷか

2006-03-27 14:21:28 | つぶやき
 トイレの詰まりをとるカップを私は〔ぷかぷか〕と呼ぶ
ちょっと力を入れて、カップを押したり引いたりするだけで
詰まりが取れるからだ。

今日は何年かぶりで、トイレが詰まってこれが役に立った。
ホームセンターで買ったのか、雑貨屋さんで買ったのか
覚えていないが、あって良かった!

 名前は ラバーカップ洋式


ミッキーマウスの木

2006-03-20 16:03:56 | 気になる動物・植物
 3月7日(火)に茨城県植物園に行った時、植物園の中にある
熱帯植物館をみてきました。
そしてこの〔ミッキーマウスの木〕というユニークな
名前の木に出合いました。

    
      花                      実                       案内板

 この日はまだ実が緑の状態で、この実がミッキーマウスの顔に
見えるとは思えませんでしたが、案内板の説明には
ガクと花托が緑色から赤色となり、さらに黒色となって
豆粒大の果実が、ミッキーマウスの顔に似ていることから
名前が付いたと書いてあります。

 

座禅草

2006-03-09 14:22:47 | 写真
 7日(火)に茨城県植物園へ座禅草を見に行きました。
曇りで風が冷たかったのですが、思い立った時に行かないと
機会を逃してしまうので、出掛けました。

座禅草があるのは園の奥なので、石の階段を降りたり
杉林の細い坂道を下ったり、かなり歩きました。
園内は梅が蕾で、侘助がぽつりぽつりと咲いている
くらいで、淋しいものでした。

一度行った事があったので今回は迷わないでいけましたが
人と合うことも無く心細い感じでした。
座禅草は、群生はしないようでまばらに、生えていました。
 
湿地には落ち葉が積もっていて、それが茶色で
座禅草が赤紫の地味な色なので、あまり目立たず
質素な感じです。

   

 お弁当を持っていったのでレストハウスで食べました。
歩きつかれてレストハウスに着いたときに
建物の入り口にトサミズキの黄色い花が咲いていました。
小さい花ですが温かい感じで、ほっとしました。

午後は熱帯植物館で、洋ランや珍しい花を楽しみゆっくり
見て歩きました。

絞り色のばら

2006-03-05 14:21:07 | 写真
 花屋さんへ行ったら絞り色の薔薇がありました
名前は〈アブラカタブラ〉と書いてありました!
なんだか呪文みたい、名前につられて一本だけ買ってきました。

目的はプイートピーでした。

花屋さんは春の花で一杯でこの薔薇は
隅の方にひっそりありました。

 今日5日から12日まで水戸市植物公園で
水戸徳川家の蘭展をしています
今年こそは見に行きたいと
むずむずしています。

 コーヒーを飲みながらクリスマスローズが
見られるということですが、こちらは
蕾があがってきたところで
花がまだ咲いてないみたい、欄展のついでに
クリスマスローズが群生している所を見たいと
思ったけれど、まだ早くて残念!!

 茨城県植物園では、座禅草が2月下旬に咲いたみたいです
遅くならないうちに見に行きたいです。

永遠の真実は、目には見えないのだ

2006-03-02 11:08:27 | つぶやき
 主人は、寂聴さんが好きで、寂聴さんの〔日めくり暦〕を買って
毎日一枚をめくっては、そこに書いてある言葉を読んで
「良い事が書いてある!」と言って満足している。

2月24日には〔お線香は仏さまによい香りと真心をお供えする
ためのものです。私達が忘れかけている真心という目にみえない大切なもの
を心をこめてお供えすれば、苦しい時や困った時、仏さまは
必ず力を貸してくださいます。〕と書いてある。

これを読んで、主人は「仏さま、仏さまと言っても目に見えないものを
信じられねえよなあー」とぶつぶつ言っている。

 私はその時、読んでいた〔小川洋子著・博士の愛した数式〕
の中の一つの言葉を思い出した。
それは、記憶障害で80分間しか記憶がもたないという
博士が言った言葉「永遠の真実は目には見えないのだ」である。

 何か仏教の心と通じるものがあるように思われて、共鳴した。
この一節はこうである
博士は家政婦に「さあここに、直線を一本引いてごらん」
と言った。・・・・広告に菜ばしを定規がわりに、鉛筆で
私は直線を書いた。
博士「そうだ。それは直線だ。・・・・しかし、考えてごらん。
君が書いた直線には始まりと終わりがあるね。
だとすれば、二つの点を最短距離で結んだ、線分なのだ。

本来の直線の定義には端がない。
無限に何処までものびてゆかなければならない。
しかし一枚の紙には限りがあるし、君の体力にだって
限界があるから、とりあえずの線分を、本物と了解し合って
いるに過ぎないんだ。・・・・現実の紙に
本物の直線を描くことは不可能なのだ」

「真実の直線はどこにあるか。それはここにしかない」
博士は自分の胸に手を当てた。
「物質にも自然現象にも感情にも左右されない
永遠の真実は、目にはみえないのだ。・・・・」

 数学は神の手帳に書いてある、新しいページの
真実を見つけるものだという。そして美しいと感嘆する。
仏教もたぶん釈迦が神の手帳の新しいページに
真実を見つけて感嘆し、弟子に伝えてそれが形になった
ものだろうか?

〈法華経〉には〈人はみな平等に仏の境地に入る〉と書いてある。
「だとすれば自分の親や祖父母も仏になっているのではない!」
主人「そうだよなあ」と相槌をうっている。
「親や祖父母には、その生き方を見て、生活の中から
心の持ちようや、人と人との付き合い方、善悪などを
教えてもらったのではないの!」

「それって仏の教えといっしょじゃない」
そんな事を話しながら、〈目に見えないもの、心の中にあるもの〉
それを大切にして、感謝の心を表すことで心の
平安を維持できることを改めて思った。

 暦の言葉〈心をこめてお供えする〉とは供養する
ことであろう。法華経には〈仏に供養するとは仏に感謝の心を
表すことで感謝するとは、仏の値打ちがわかったからである。〉
と著されている。
〈苦しい時や困った時、仏さまは必ず力を貸してくださいます。〉
これは、他力本願ではなく、仏を供養すろ心を持っていれば
自ずと智慧が働き苦しみや困難を乗り越えられる
ということではないかと思う。

どうしても目の前に書いてある直線の部分だけを
直線だと思ってしまう。目に見えない部分にも
思いをめぐらすように心掛けてみよう。