趣味の小箱

ばあーばの気儘な部屋
 「人生に計画をたててはなりません」ヘッセの手紙残像となる

3種類のチコリの花が咲きました

2010-06-30 19:33:47 | 気になる動物・植物
3種類のチコリの花が咲きました。





空色の濃いさわやかな花です。朝早く咲いて午後はしぼんでしまいます。
短い、短い命です。曇りでも雨でも花が咲きます。
根が太いごぼうのようで、軟白栽培したチコリが売っていますが
多分この種類のチコリの根を秋に収穫して暗い所で
新芽を白く育てたものです。写真で見るだけで
なかなかお店で見かけることは無いのですが。





こちらはレタスのように結球するタイプです。
種がこぼれて芽がでたものが冬から春にかけて
だんだん赤い色がでて結球を始めます。
レタスのような歯ごたえがあり少しほろ苦く大人の味かな
今頃になると花の茎がのびて花が咲きます






このチコリの葉はたんぽぽのような葉で
リーフレタスとしてサラダによく使われます
葉脈が赤くてきれいな葉です。
初めはチコリとわからなかったので
大きくしたらどんな花が咲くのだろうと
興味しんしんで花を咲かせてみました。
咲いたのはチコリの花でした。
このチコリは冬でも葉が枯れずに冬を越します。
株が育って大きくなるのでびっくりしています。

カニクサ(蟹草)

2010-06-27 21:05:06 | 気になる動物・植物



蔓植物のような草がはびこって
紫陽花にからまり、なんて邪魔な草なんだろうと思い
せっせと切っていました。たまたま図書館から借りてきた
「葉っぱ博物館」という本を見ていたらこの草がのっていました。
「カニクサ」という名前でした。

カニクサはシダ植物でフサシダ科カニクサ属です
つるになって他の植物に巻きつくシダ類は珍しいそうです。

長く伸びるつるは一枚の葉っぱなんだそうです。
そして、「無限成長」するのだそうです。
葉の先端が茎のようにいつまでも細胞分裂しながら
伸び続けることができるということです。

下の方の大きい葉は「栄養葉(えいようよう)」で写真には
ありませんが、長く成長すると「胞子葉(ほうしよう)」という葉が
でき葉の裏にソーラス(胞子嚢群)ができます。

近くを歩くときにどこかにあるのかと注意して見ているのですが
ありません。どこから我が家に来たのか不思議です。

良く見ると葉が美しいのです
ここでは冬が寒いので冬には地上部は枯れますが
暖かい地方で一年を通して延びたらどんなことになるのでしょうか。

ネットで調べていたら鉢植えで苗が売っていました。
葉がきれいだから観葉植物にもなるかも知れませんね。


マタタビの葉

2010-06-19 21:19:03 | 気になる動物・植物
マタタビの花が咲いて、葉が白くなっています。逆にマタタビの葉が白くなると花が咲いたサインです。花が咲くと何故葉が白くなるのか不思議です。それは花に虫を誘うためらしい。この時期葉が白いのを見るとあつ!ここにマタタビがあると何だかわくわくします。私は虫では無いんですが。マタタビは:マタタビ科マタタビ属。つるせいの植物です。












この時期ハンゲショウも花が咲いて葉が白くお化粧します。とてもきれいです。ハンゲショウはドクダミ科ハンゲショウ属です。葉が白く化粧したようになるのはやはり虫を呼ぶためだそうです。花が終わると葉は緑色に戻ります。






そしてどくだみも花の下に白い花びらのような「総苞片」がつきます。これはハンゲショウの部分てきに葉が白くなるのが進化したものと言えるのだそうです。「花の原型」ともいえるらしい。どくだみに漂う独特の匂いの成分には抗菌、抗カビ効果があるそうです。ドクダミ科ドクダミ属。






これらの花と同じような花にヤマボウシやハナミズキがあります。どちらも花びらのようなものは「総苞片」です。どちらもミズキ科ミズキ属です。ヤマボウシの赤い実は食べられるらしい。甘くて美味しいとか。今度試してみよう。

人生いつだってこれから

2010-06-17 21:00:38 | つぶやき
 98歳で処女歌集を出した柴田トヨさんの詩集を読みました。


           


90歳を過ぎてから詩作を始めたといいます
そして詩を作るようになって、どんな辛いこと、悲しいことがあっても
両親や、夫、せがれ、嫁、親戚、知人、そして多くの縁ある方々の愛情に
支えられて、今の自分があるということに気付いたということです。

前向きで、想像性があり、楽しく生きようという積極的な精神力に
見習うことが一杯です。

2010年3月に初版を発行して、6月には第7版を発行しています。
すごい人気です。

何歳になっても新しいことが始められるというお手本です。
どの詩を読んでも心に響き、すがすがしい気持ちになります。

同感、同感と思う詩を紹介します

      先生に

私を / おばあちゃんと / 呼ばないで
「今日は何曜日?」
「9+9は幾つ?」
そんな バカな質問も / しないでほしい

「柴田さん / 西条八十の詩は好きですか?
小泉内閣を / どう思いますか?」

こんな質問なら / うれしいわ


簡単に年寄り扱いしないで欲しいという心からの
訴えが柔らかに表現されています。
人は外見じゃない、年とは関係なく平等にしてほしい
そんな叫びに共感しました。


夏桑

2010-06-13 20:19:28 | 俳句



俳句
初体験夏桑の味止まらない



小松寺の裏に紫陽花ロードというところがあります
キャンプ場へ行く細い道ですが両側に紫陽花がかなり長い距離
植えてあるところがあります。

紫陽花を見に行ったのですがまだ全然咲いていませんでした
車でのろのろ走っていたら、山の斜面に桑の木があり小さい実ですが
沢山生っていました。

手の届くところにもあったので熟して黒くなった実を食べてみました
酸味が無く甘くて美味しく後を引く味です。

夫は子供のころ良く食べた、と言いますが
私は初めての味です
多くは採れなかったのですが、いくらでも食べたいと思う味でした。