趣味の小箱

ばあーばの気儘な部屋
 「人生に計画をたててはなりません」ヘッセの手紙残像となる

庭の花

2007-01-28 16:13:21 | 写真
 庭に「フユシラズ」の花が咲きました
此花は曇りでは咲きませんし、晴れていても
午前中は咲きません。気温が一定の温度にならないと
花が開かない性質なんでしょうか
小さな花で、写真にきれいに写らなくてようやく
見られる写真が写りました。

キンセンカの仲間で
寒咲きカレンデュラともいわれるようです

  

 散歩で公民館へ行ったらこんな花がさいていました
フユシラズに似ているのですが、名前が分かりません

   

 散歩のついでに実家に寄ってみたら
ロウバイの花が咲いていました。

   
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ちじみほうれんそう

2007-01-25 19:46:57 | 写真
  

 ちじみほうれんそうを買ってきました。
これは、知的障害者の作業所へきている方達が
畑で作ったものです。

一袋に4株入って100円でした。
この写真の株は一番大きなもので、200グラムありました。
立派でしょう! 
二袋買ってきたので、とりあえず全部茹でて
半分は冷凍にしました。
茹でたのを食べてみたら、ものすごく甘くて
すごい感激でした。茎はしゃきしゃきしてとっても美味しいです。

ちじみほうれんそうは、露地もので、冬限定の野菜だそうです
葉が肉厚でくしゃくしゃっと、ちじれていて
大きな葉で、中国野菜のターサイのように
葉が横に広がっていて、見た目はちょっとグロテスクかな

この辺ではスーパーにも売っています。
普通のほうれんそうよりは、少し安く売っています。
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繭玉

2007-01-21 14:49:26 | 写真
町のコミニティセンターへ行ったらホールに
小学生と、知的障害者の作業所の人たちが
作った「繭玉」が飾ってありました。

   

 繭玉を見ると、子供の頃の台所の風景を思い出します
土間にかまどが二つあって、母が手ぬぐいを被って
朝早くかまどに火を燃して御飯炊きをしていました。
台所には板の間の部分があって、そこに食器戸棚が置かれ
大きな箱型の囲炉裏がありました。
囲炉裏では御餅を焼いたり、芋串を焼いたりしました。

その板の間に、「繭玉」が飾ってありました。
この頃は、1月14日がお供えくずし(鏡開き)で
この日にあらたにお餅をつく習慣があったのかも知れません
これを、ウラ餅といっていたように思います。
そして、この繭玉をみずの木に付けて台所に飾ったのです

この頃はなぜ飾るのか分かりませんでしたが
「五穀豊穣」と「養蚕の豊作」を祈ったのだそうです。

この地域の行事を子供達に知ってもらうのと
お餅つきを通して地域の人たちと交流するということも
あって、「繭玉」を毎年作っているようです。

このような、かまどは私が高校生の頃もありました
その後何時の頃か覚えがありませんが
ガスコンロになったように思いました。

この頃の生活風景はいつ思い出しても懐かしく
好きな思い出です。
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枕草子(2)~鬼子母神~

2007-01-18 17:20:49 | 気になる動物・植物
 “ミノ虫は、きっと鬼が生んだ子なんです。”
この発想がどこから生まれたのかとても疑問に思いました。
枕草子を読んでいると、清少納言は根拠のない言葉は
使わないのではないかと考えるようになった。

ミノ虫は「鬼の子」でその親に捨てられた可哀そうな子
という発想の根拠が何かあるはずと考えて探しているうちに
「鬼子母神」の話がでてきた。

鬼子母神は「法華経」のなかに説かれる神様ということだそうです。
そこで、手元にある「法華経新講・久保田正文著」を調べてみた。
ありました、「陀羅尼品(だらにほん)第二十六」に
「鬼子母(きしも)」という言葉がありました。

『その時に羅刹女(らせつにょ)等有り。是の十羅刹女、鬼子母、並びに其の子、及び眷属(けんぞく)と倶(とも)に仏所に詣でて、同声に仏にもうして言(もう)さく・・・』

解説によると、「羅刹」とは食人鬼と訳してあり、今でいえば
食人の習慣をもつ民族のことで、その民族の中の女の人たちがあったというのです。ここに十人の名前があげられています。
それは、藍婆(らんば)、毘藍婆(びらんば)、曲歯(こくし)、華歯(けし)
黒歯(こくし)、多髪(たはつ)、無厭足(むえんぞく)、持瓔珞(じようらく)
このような、十人の食人種の女達がさらに鬼子母と名づける人およびその子
とその仲間たちと一緒に仏のところへ参りまして、一同声をそろえて
仏に申しました。

 鬼子母とは、サンスクリットでか利帝母(かりていも)というのを
鬼子母と訳し、また愛子母とも訳す、といわれています。

伝によりますと、初め、千人の子供を持っていたが、常に他人の子を
奪ってこれを食べた。ということです。
仏がこれを戒めようとして、千人の子の中の一人をかくしました。
鬼子母は、それによって母の子に対する愛情に目覚め、
そのときより悔い改めて、五戒を受けて仏の教えに帰依し
仏法と子供たちを守る神となったものといわれています。
〈以上法華経新講・久保田正文著より〉

 枕草子のミノ虫の話は、この話を逆に
子供の側から、捨てられた子供が親を慕ってどれほど
悲しがるのか、ということを書いたものと考えました。

清少納言は「法華経は『一乗の法』と言っています。
法華経に精通していたのではないかと思います。

清少納言が枕草子を書くたびに宮中で
読まれていて、名前が有名になったと書かれています。
宮中の方達は教養があるので、法華経の
鬼子母の話を分かっていてこの物語が生まれたことを
理解し、一つの教訓として読まれたのではないかと
考えました。そうでなかったら、あまりにも
唐突な空想でしかないと思いました。

この考えは正しいのかそうでないのか分かりませんが
これで、解せなかった部分が私なりに
解けたような気がして、すっきりしました。
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枕草子

2007-01-14 15:20:04 | 気になる動物・植物
 図書館でジュニア版の「枕草子」を借りてきました。
ぱらぱら見ていたら、去年ブログに、俳句の季語に「蓑虫鳴」がありますが
【清少納言の枕草子に『蓑虫、いとあわれなり。鬼の生みたりければ、親に似てこれも恐ろしき心あらんとて・・・・八月ばかりになれば、「ちちよ、ちちよ、」とはかなげに鳴く、いみじうあわれなり」
と書いてあるところかららしい。】を引用しましたが
その部分が出ていたのです。

読んでみると、清少納言はなかなか面白いお嬢さんで・・・
この本の現代語訳が楽しいタッチで訳されているからなのでしょうが
楽しくてどんどん読めてしまいます。
その「蓑虫」の部分を紹介したいと思います

全文をここに書いてもいいのかしら?でも書いてみます
読んで見てください

 大型版 これなら読める やさしい古典
枕草子 長尾 剛著  汐文社発行

 ごあいさつ

読者のみなさま、はじめまして。
私、清少納言と申します。
もちろん、これは本名ではありません。いわばペンネーム。
私の実家は、由緒正しく高貴な家である「清原家」です。
なにしろ私の父は、和歌の名人として名高い、
あの清原元輔(きよはらのもとすけ)です。そしてお勤めしている「御所」
でいただいているお役目が「少納言」。それで、清原家の娘で
少納言というわけ。シンプルなネーミングでいて、言葉の響きがよろしいでしょう。

 虫のアレコレ

 虫は面白いですね。それぞれに特徴があって、
それぞれに興味深い。そんな虫のアレコレです。

 ミノ虫も、たいへんにユーモラスですね。
あの独特のすがたかたちは、かなしいドラマを想像させます。
 あれは、ミノガの幼虫です。枯れた木の葉や小さな枝を
からだにまとわりつけています。その姿が、蓑を着込んでいるようだから
「ミノ虫」とよぶんですね。

 ミノ虫は、自分で吐いた糸で木の枝にぶらさがっています。
そして風に吹かれて、フワフワしている。
若葉が芽吹く頃から秋にかけて、よく目にする虫です。

 耳を澄ますと、時折「チチヨ、チチヨ・・・・」と鳴く声が
聞こえます。さびしげな声ですね。
枯れ葉や小枝の「蓑」にからだをスッポリと包まれて
なかでジッとしたまま、いったいなにを考えてすごしているかしら・・・・。
ミノ虫を見かけると、いつもフッとそんな疑問が心にうかびます。


 ミノ虫は、きっと鬼が生んだ子なんです。
 鬼は自分が生んだ赤ん坊を見て、わが子ながら急におそろしく
なったんですね。「この赤ん坊は、育っていけばやがて、
私ににた気性のおそろしい鬼に成長するだろう」と。
そして、わが子をすてたくなった。
 鬼は、赤ん坊に粗末な服をきこませて、こうだましました。
「これから季節が変わって、そのうちに秋風が吹いてくる。
そのころになったら迎えに来てやる。だからそれまで、
ここにぶらさがっておとなしく待っておいで」と。

そうして鬼は、にげてしまったのです。
赤ん坊はそうともしらず、親鬼がもどるのを待ち続けます。
ずっと独りで、心細い気持ちを我慢しながら。
 そして八月。涼しい秋風が、木の枝にさがった我が身を
ゆらすようになる。着せられた服にスッポリ身をかくされている
赤ん坊ですが、風の音を聞きつけて、もう秋になることに気付きます。
「ようやく親が迎えにきてくれる・・・・」

赤ん坊は、今日か明日かと、待ちこがれる。でも、
親鬼は決してもどってこない。
だからミノ虫は、かすかな声で、チチヨ、チチヨ・・・・と
鳴くのです。親を慕って、「乳よ、乳よ・・・・」と
か細い声で泣いているのです。

 ミノ虫が風に吹かれている姿を見て、そんなドラマを
想いました。本当に哀れですね。

 
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探梅

2007-01-08 15:25:00 | 俳句
   

俳句 探梅

探梅や耳にぶつかる風強し

公園の冬木の下のもぐら塚

カーナビを頼りに来る福詣

福詣寺に張り紙猫注意

静かさや住職は留守福詣

なずな粥静かな二人だけの朝

子の差すや三角形の冬銀河

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お正月

2007-01-04 10:26:20 | つぶやき
新年おめでとうございます
今年もどうぞよろしくお願いいたします

今年のお正月は七福神めぐりとたこやきパーテイです

    

七福神めぐりは始めてしましたが、写真のような色紙があって
御朱印を200円で頂くようになっていました
4箇所いただきましたので、頑張ってあと3箇所まわりたいと
おもいます。

家族9人が集まりました。嫁の提案でたこやきパーテイをしました
孫達が大喜びで作り、たこ以外にチーズを入れたり
餅を入れたり、黒米御飯を炊いたのでその御飯を入れてみたり
お好みたこ焼きになりました。
賑やかで楽しいお正月です。
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