Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

京都一人旅2017冬 1日目

2017-05-14 | 旅に出た
今年も「京の冬の旅」目当てで京都に行って参りました。
晴れてるので新幹線は富士山側の席。滋賀は安土過ぎた辺りまで積雪。
どこかで貰ったサンガリアのペットボトル緑茶を持って行ったのですが
甘みがあって飲みやすかったです。たぶん大手メーカーのお茶より
安価だと思うけど、渋すぎるお茶や変な臭いの後味がするお茶が
ちょっと苦手なので、このくらいのお茶の方が飲みやすいかな。

まずはいつものピカポロンツァでスロヴェニア料理です。
予約なしで開店早々に行きましたが、しばらくすると席が全部
埋まりました。お二人だけの家族経営ですし、お客さんもみんな
ゆっくり味わうから、ランチタイムは一度埋まってしまうと事実上
もう入れないですね。今度からちゃんと予約した方がいいのかしらん。
おすすめランチコース1,950円。他の席のデュエットランチでは地中海風
魚介リゾット、ビーフシチュー、蕎麦粉のパイだと説明されてたので
メインディッシュはその中からかな?と思ってたら伝統的な豚の
オーブン焼きとのことで、他のコースとは料理が違うようでした。

・ ミニドリンク…ノンカフェインのフルーツとハーブの酸っぱい
 ティーで、ほのかにバニラとシナモンの香り。
・ オードブル…なるとみたいな渦巻き模様のモッツァレラチーズと
 薄切りの鴨肉スモーク(?)、いずれも自家製のビタミン大根と
 紫大根、かぼちゃのマリネ、里芋のハーブ漬けを一皿に盛った
 もので、西洋わさびのソース使用。さっぱりしてました。
 前回入ってたパールオニオンは今回入ってません。
・ パン…この日はライ麦でした。
・ 季節のスープ…いつもお野菜いっぱいのスープ、今回は
 自家製かぼちゃがメイン。カレーっぽいスパイスをちょっと感じた。
 前回もかぼちゃスープだったので冬によく出るメニューなのかも。
・ メインディッシュ…豚のオーブン焼きに、豆入りザワークラウト添え。
 豚肉ですが、魚並みに柔らかく切れやすかったです。
 初回からビーフシチュー→鮭のパイ→ビーフリゾット→
 肉やレンズ豆などのパイと、同じものが出てきてないです。
・ デザート…前回と胡桃とレモンのケーキ、爽やかな味。
 2回目以降、蕎麦の実→蕎麦の実→胡桃→胡桃と来ています。
・ スロヴェニアのお茶…アルプスのハーブティー、エルダーフラワー、
 はちみつのお茶は飲んだことがあるので、今度は「野原の香りの
 ハーブティー」にしました。タイムでさっぱり系のお茶です。

「京の冬の旅」特別公開、今年も妙心寺の塔頭が公開されてました。
花園駅で降りてピカポロンツァと妙心寺の塔頭に行くのが半ば恒例に
なりつつある(笑)。妙心寺の塔頭って庭があるところが多いし。
ただ、初日に行ってしまうとスタンプラリーがまだ3つ集まらなくて
花園会館で「ちょっと一服」ができないパターンなんだよなあ…。
コーヒー飲めない人間としては、花園会館は抹茶&お菓子が出てくる
貴重な一服スポットなのですが…。しかし仕事の都合で土曜開始の
2泊3日旅にしてしまうと、日曜月曜休業のピカポロンツァには初日の
土曜しか行けないので仕方ないです。土曜開始にすると最終日が
博物館や公的施設系が閉まっている月曜になってしまい、行き先が
限られてしまうというのもあまり都合がよくないですね。
なのでできれば金曜に休みを取って金土日で京都に行きたいです。

そんなわけで特別公開1ヶ所目の妙心寺塔頭の養徳院。
何か混んでるぞと思ったらご朱印の受付でした。ご朱印集めが
最近流行ってるみたいですね。私はそこまで信心深くないので
やってないですが…(スタンプラリー感覚でやっても失礼だろうし)。
桃山時代の寺が昭和初期に現在地に移ってきたものだそうです。
酒派vs茶派バトルの漢文の書かれた酒茶論の掛軸、鑑真請来と伝わる
鉄鉢や襖絵なども展示されていましたが、苔からフジツボみたいな
植物が生えてる盆栽の方が気になってしまいました(笑)。
枯山水の庭は室内からだと窓ガラスが反射して見づらいですが、
外からも見て回れます。墓地の方には円山公園の孫桜も。

もう一つ妙心寺塔頭、お隣の大雄院。読みはだいおういん。
こちらも養徳院と同じく石河家の寺です。庭の東側には妙心寺には
珍しいという池。日当たりのよい南側(暖かいが逆光で撮影しづらい…)
は苔が2種類生えています。片方の生育が悪くもう片方を植えたらしい。
それが自然になのかもしれませんが、うまいこと雲形模様になってます。
「こういう描き方もありか!」とまた一つ勉強になった(笑)。
庭には他に蓮華寺灯籠や茶筅灯籠(あともう一つ忘れた)、木の化石が。
手水鉢の水仙が可憐でした。屋根から落ちてきたという雪が残ってて、
女子駅伝で大雪が降った頃には庭の景色も分からない積雪だったらしい。
中庭にも雪が残っていて趣がありました。変異種の蚕に平たく糸を
吐かせた蚕繭紙に、友禅作家に絵を、著名人に言葉をかいてもらった
ものが展示されてて、白川静先生の甲骨文字っぽいのが気になった。
どちらのお寺もあまり床が冷たくなくてモコモコスリッパ不要でした。
靴も下駄箱が使えました。靴をビニール袋に入れさせるところも
あるけど、トイレなどで靴底にノロウィルスが付くと靴袋が感染源に
なるんじゃあるまいかと気になるので、下駄箱の方がいいです。

今の京都市バスはSuica使えるから便利ですね~。
某自然食レストランで夕食を摂ったけど居心地が悪かった…。
店内は狭くて椅子に荷物を掛けられず、荷物籠もないのでカウンター
テーブルの隅に置くしかなかったです。食事メニューも一つしかなく
なかなかこっちに回ってこない、しかも油でベタベタ。メニューを
いくつも用意できないなら壁に貼ったらいいのに…。あとウェイター
1人だけならもっとてきぱきした人の方がいいよ…自然食のお店だと
ゆったりさんじゃないと不似合いなのかもしれないけど、店員も客も。
水やお茶が出ないのは外国スタイルかなと思ってたら最後に出た(笑)。
調理も2人だけなので1種類しかない定食なのにかなり待つ。お店に
1時間以上いた(メニュー待ってる時間と料理待ってる時間が大半)。
人気店なのか、外で待ってる人もいました。まあ味や栄養バランスは
悪くないです。でも居心地が悪いので再訪はないです…。

昨年に引き続き便利な四条烏丸近くのホテルを選びました。
前から気になりながらももっと安いホテルを選んでましたが(笑)。
綺麗で満足です。欲を言えばベッドのそばに照明のスイッチを付けて
くれて、荷物台とは別に翌日の着替えが置けるような棚があれば
嬉しいですが、欲張りすぎですね。コインランドリーは洗濯洗剤
自動投入200円乾燥30分100円。冬は下着だけなので乾燥30分で十分。
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