朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

2013-09-05 | 避暑地
ガラス窓の外側に、この蛾が取り付いていました。



窓を開けて、木の枝でそっと逃がそうと払ったのですが、下に落ちてしまいました。

まだ、生きていて羽をユクリと閉じて、ゆっくり開きました。もう寿命なのかもしれません。かなり大きな蛾でした。

「蝶」は、ヒトにもてはやされるのに、「蛾」は忌み嫌われる(普通は)。

なぜ、でしょう。

この羽根の模様の異様な形、動物の眼のような模様・・捕食者の鳥などに脅しを仕掛けているのでしょうか。

鏡もなく、自分では見えない姿に、どんな仕組みで「進化」したのか。不思議な自然の仕組みですね。

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ハマナス

2013-09-04 | 避暑地
諏訪湖岡谷の湖畔公園に、ハマナスの赤い実がありました。



ずっと昔、北海道の知床を旅行したときに海岸にこの花が咲いていたことを思い出しました。

この赤い実は、食べられるのだ、と友人に教えてもらいました。どんな味かなあ?
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山下清

2013-09-03 | もろもろの事
長野県茅野市に、こんな美術館があることを知ったので見学しました。



山下清は、、1922年(大正11年)に生まれて 1971年(昭和46年)に亡くなった緻密なはり絵で知られる画家。3歳の時にかかった病気が原因で知的障害児となり、その後養護施設「八幡学園」に入所。その施設の顧問であった精神科医師式場隆三郎が美術に造詣が深く、かれの指導を受けて「ちぎり紙細工」に強い興味をもち、上達する。束縛されることが嫌いなため、日本中を放浪して歩き、時々帰ってきては記憶に基づいて各地の風景を貼り絵にしました。



特に、花火を見ることが好きで、諏訪湖の花火大会にも度々見に来ていたようです。

放浪しているときは、鉄道の線路を歩いて、夜は国鉄駅の待合室のベンチで寝ました。駅を開放していたわけで、現代から見ると牧歌的な時代でした。



食べ物は農家や普通の家にお願いして、恵んでもらっています。断れると素直に引き下がり、次の家に行く。それでも、彼の人柄が外見にも滲みでるのか、必ず成功していたと手記に書いています。



有名になってからも、放浪の癖は治らなかった。そんな時には、泊めてもらった人に頼まれて、絵を描いて渡しました。ちゃんとお金をくれた人は少なかったそうです。たまには、サロンパスの社長が2000円、島根県の署長が5000円をくれたと書いています。

もっとも、手の込んだ貼り絵は完成するのに数日かかるので、学園に帰ってから記憶によって描き始めるとあります。放浪中は、リックサックには着替え程度の荷物だけで、スケッチブックや絵の具は持って行かなかった。驚異的な映像の記憶力を有していました。

そのため、放浪中に描いてあげた絵は、マジック(フェルトペン)での素描だったようです。実際、それならば1枚3分で描いたと述べています。

手の込んだ貼り絵、後年の油絵、焼き物は、学園やしかるべき人が所有しているので、数多い作品の多くは贋作の可能性が高いそうです。



ひまわりの絵が飾ってありました。

花の中心が、観察者の注意を強く引くので、横に歩きながらこの絵を見続けると、あたかもひまわりの花の向きが追ってくるように感じます。

京都のお寺にある龍の天井絵なども同様で、龍の目線が追ってくるなど、見る人の心理的な感覚によるものでしょうか。

~~追記(2013-09-04)~~







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ロッキー山脈国立公園(米国、コロラド州エステスパーク)

2013-09-02 | 油彩水彩画、雑誌の表紙
 北米大陸中央を南北に縦断するロッキー山脈がある。この町から大きな装備を担いで、ベアーズ・レイクまで登山し、森の中でテントを張ってキャンピングした。
真夏の7月なのに雪が降ってきたので大慌てで木々を集めて大きなファイヤーを焚いた。30年以上も昔、サマースクールでの思い出である。(ITUジャーナル Sept.2013)

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伊賀流 風鈴列車

2013-09-01 | 国内各地の風物
ようやく8月が終わり、9月になりました。



あまちゃんの「北三陸鉄道」だけでなく、地方ローカル鉄道は、創意工夫を重ねて顧客の勧誘に努めています。

車内のつり革に「風鈴」を取り付けています。



名づけて「伊賀流風鈴列車」。





伊賀上野は、俳句の松尾芭蕉が生まれた土地でもあるのです。



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