朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

初めての、カプセル・ホテル

2012-06-10 | 国内各地の風物
興味はあったのですが、泊まったのは初めてでした。



インターネットの大手ホテル予約サイトで事前に予約をしました。口コミもチェックして、それなりに管理が行き届いていることを確認しました。

チェックインでは当然前金。事務的ですが、行列ができていて研修との名札をつけた若い男性がテキパキと受付してくれました。ロッカーの鍵とバスタオル、室内ウェア上下を渡されます。



まずは、ロッカールームで着替え、カバンはここに格納します。貴重品はフロントに預けること。



カプセルは2段式。「扉」は、スクリーンを上げ下げします。ロックはできない。電源コンセントはこのカプセルにはなく、後で知ったのですが300円追加するとコンセントの付いたカプセルを借りられます。スマホの充電には、共通スペースに置いてある有料の充電装置を利用しました。(10分間で100円)



奥から入口に向けた写真です。「室内」は、幅約1m、奥行き約2m、高さ約1m。液晶テレビが右上手前にあり、めざまし時計と小物置きが右手中段、火災報知機が天井に。
全館禁煙。喫煙室はどこかに設置。

ホテルとの違いは、大浴場とサウナがあること。露天風呂までここにはありました。大きな浴槽と洗い場はやはり気持ちがいい。
ヘアトニック、ヘアリキッド、アフターシェーブなどのアメニティは、ホテル以上。

大衆的な食堂、足裏マッサージ、普通のマッサージ、韓国式アカスリコーナーと、日帰り温泉のスタイルです。
実際、いわゆる「サウナ屋」と兼ねているので、サウナだけのお客用に休憩、仮眠の椅子やシートがありました。

隣接するカプセルには6割くらいの宿泊数でしたが、他人のイビキや出入りの音に邪魔されることはなく、リーズナブルなレベルで快適でした。
でも、次回は上段の方が防音的には良いかもしれない。

価格は、(初回限定で)2150円、+足裏マッサージの3150円でした。
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グミ

2012-06-09 | 京都の文化(夏)
近所のスーパーの広い駐車場の隅に、グミがなっていました。



さくらんぼのように鮮やかな赤。子供の時には、野生の実を取って食べた思い出があります。甘酸っぱくて、渋い。

いまは田舎の子でも、こんな野生の木の実は食べないでしょうね。桑の実、山ぶどう、あけび。畦に生えている柿。
グミの根には特別な放線菌が共生し窒素固定を行うので、海岸などのやせた土地にも育つと知りまっした。レンゲ(ゲンゲのほうが一般的な呼称?)も空中窒素の固定を狙った植物です。



外から見える枝の実は、鳥に食べられたようです。
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フォアグラのテリーヌ

2012-06-08 | 食べること、レストランなど
フランス特有な食べ物に、テリーヌがあります。あるいは「パテ」。



3年前にフランスに行った時に買ってそのまま忘れていたのですが、とある「Cafeすし屋」のメニューに、パテと書いてあったので注文してみました。すし屋といっても、多国籍寿司ですから。

それがとても美味しかったので、この缶詰を探しだして調理してみました。

テリーヌの缶詰、パリの有名な食品店フォーションで買いましたよ、を開けて、クリームチーズを混ぜる。
・・クリームチーズが無かったので、手元にあったデザート・チーズ(QBB製)を少々加えました。



さらに、ブランデーを加える。
・・これも無かったので、ポルトガルからのお土産の「チェリー・リカー」を少し垂らしました。そしてざっくりと混ぜました。



食パンをカリッと焼いて、2センチ角に切ってその上に、ナイフでパテを乗せて口に運ぶ。
むむー、実にこってりとしつつも、チェリーの香りがあり、口の中で少しねっとりと。まさに美味でした。赤ワインが進みました。



さて、このブログのために缶詰をカメラに収めてから、その文字を読むと、なんと、アルマニヤック入りと書いてあります。
つまりすでに、ブランデーは最初からこの缶詰に入っていたわけです
 ※アルマニャック (Armagnac) とは、フランス南西部、アルマニャック地方で醸造されるブランデー。コニャックと肩を並べる、フレンチブランデーの二大銘酒の一つである。(引用:Wikipedia)
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夏珈琲

2012-06-07 | 京都の文化(夏)
あさがおパッケージの「夏珈琲」が、京都小川珈琲にて売っていたので、つい購入してしまいました。



京都水道局の水道水を、フランス製T-Fal電気ポットで沸かし、ドリップ式にて香り豊かなコーヒーを入れて、初夏の味(どんな味なんだい!)を楽しみました。




カップは、木製です。
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普陀山(中国、浙江省)

2012-06-06 | 油彩水彩画、雑誌の表紙
中国で仏教信仰が広がっている。
聖地の一つ普陀山は上海の南、東シナ海に浮かぶ舟山群島にある。
西暦916年日本人僧慧萼(えがく)帰国の際、招来しようとした観音菩薩像が当地で日本に渡ること拒み、船が座礁。その観音は「不肯去観音」として毎年4百万人近い参詣者を集めているという。(ITUジャーナル Jun.2012)

※ 日本に招来しようとした観音菩薩が当地で日本に渡ること拒んだ(=不肯去)。このエピソードが普陀山の観音像を権威付けて、莫大な孤島おこしに貢献している。

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あっさりラーメン

2012-06-05 | 食べること、レストランなど
京都ラーメンは、こってりと濃いとんこつ味が特徴です。それはそれで良いのですが、関東風醤油味や、あっさり系も食べたくなります。



比較的あたらしいラーメン店が、あっさり味専門で頑張っています。魚介系の透明なスープと細麺。鯛煮干しのだしだとか。

鯛そばTEN麺。 料理の名前がユニークです。



鶏そばTEN麺。量は少ないので、若いお客さんは、「炙りぶた飯」などご飯類もセットで注文してます。



店の名刺のデザインも大変特徴があります。ラーメンのつゆ、麺など食材が、青のモノトーン浮世絵風に描かれています。
ここの近所の造芸大の学生さんの作品でしょうか?
(店名:伊佐夫 (左京区一乗寺樋之口))



いろんな特徴を出して競い合ってほしいと思います。


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ツバメの巣

2012-06-04 | 京都の文化(夏)
初夏になりました。6月からは衣替えですね、もっとも最近は、「クールビズ」と訳のわからない外来合成語を使ったりしていますが。



住宅地を歩いていると、頭上からピイピイとなく声が聞こえました。数羽のひな鳥が大きな口を開けて親が運ぶ餌を待っています。眺めていると、親鳥がさあーと戻ってきて、口ばしを差し入れて餌を与えています。

あと数日すると、巣立ちするのでしょう。
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料亭のお弁当

2012-06-03 | 食べること、レストランなど
弁当文化は、日本独特の発達をとげています。



デパートの地下(デパ地下)にて、こんな豪華弁当を購入。実にカラフルで、多種多様な料理がぎっしりと詰まっています。

どれも、素晴らしくて美味でした。



もう一種類の折り詰めです。いずれも季節の食材がふんだんに使われていました。

「下鴨茶寮」製。
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志明院、賀茂川・鴨川の源流、幽霊

2012-06-02 | 京都の文化(春)


賀茂川が幅の狭い渓流となって流れています。



雲ヶ畑の料亭の手前に、左手(西)に向かう道がありその狭い道をさらに登って行きました。
その終点に、志明院(岩屋不動、岩屋山志明院)があります。



このお寺はシャクナゲの名所でもあります。残念ながら訪問した時には最盛期を過ぎていました。



実は、この山寺は「心霊スポット」として、その分野のマニアには有名な場所でもあります。
昔、このお寺に泊めてもらったひとが幽霊に出会ったとの伝聞があります。若き司馬遼太郎(当時は新聞記者)も度々訪れて、その心霊スポットを取材したようです。

”司馬遼太郎が好んだ山寺で、アニメ「もののけ姫」のタイトルもこの森から生まれた。”(引用:京都観光Navi:志明院

水の伝説として有名な歌舞伎十八番「鳴神」があります。そのモデルとなった岩屋がここにあります。

上の写真の山門から奥は、撮影禁止となっています。カメラ一式を山門前の受け付けに預けてから入山することができるのです。

偶然に友人から頂いたVDVにて、市川亀治郎が案内する志明院という番組をみる機会がありました。その場面から、少しだけ参照してみます。


 (引用:BS朝日テレビ)

これが歌舞伎の鳴神の場面。画面の女形が亀治郎です。



自然科学の知識が全くなかった平安時代、神仏やまじない、それも中国から伝わった思想が信じられました。
京の北側は、玄武がシンボルとなりました。



この奥が、賀茂川の最初の一滴が生ずる岩屋です。左側に立つ人が亀治郎、右側が住職です。

実際に行っていると、巨大な大岩洞の奥に小さな水たまりが出来ていました。そのまた奥から、水がしみだしてくるのでしょう。
お賽銭をそなえて、家内安全と日本安泰をお願いしてきました。
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賀茂川の源流

2012-06-01 | 京都の文化(春)
平安時代に京都が都になって、盆地の中央を流れるこの川は大変な暴れ川であったらしい。



現在の川筋よりも、もっと西を流れていたのを都市計画上、無理やり東よりに流れを変えました。治水や土木技術が進んでいなかった中世まではしばしば氾濫していたようです。

この川の一番奥はどうなっているのだろうかと興味がわき、休日に車で出かけてみました。
上賀茂神社の横を通過して開発された住宅地を抜け、山間に入るといきなり道路が狭くなってしまいました。



こんなお寺が道路際にあったりします。説明看板を読むとなかなか由緒があるようですが、京都には有名な古寺が山ほどあるので全く目立ちません。



賀茂川が狭い渓流となってきて、そこには川床をしつらえた料亭がありました。真夏の季節になると涼しくてとても良さそうです。



この集落は「雲ヶ畑」という名前です。京都の中心から見ると、文字どうり雲のなかにある畑ということでしょう。
運行していた京都バスの路線が廃止になり、現在は自治会で運行する小型バスが朝夕に走るだけになっているようです。(つづく)

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