朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

賀茂川の源流

2012-06-01 | 京都の文化(春)
平安時代に京都が都になって、盆地の中央を流れるこの川は大変な暴れ川であったらしい。



現在の川筋よりも、もっと西を流れていたのを都市計画上、無理やり東よりに流れを変えました。治水や土木技術が進んでいなかった中世まではしばしば氾濫していたようです。

この川の一番奥はどうなっているのだろうかと興味がわき、休日に車で出かけてみました。
上賀茂神社の横を通過して開発された住宅地を抜け、山間に入るといきなり道路が狭くなってしまいました。



こんなお寺が道路際にあったりします。説明看板を読むとなかなか由緒があるようですが、京都には有名な古寺が山ほどあるので全く目立ちません。



賀茂川が狭い渓流となってきて、そこには川床をしつらえた料亭がありました。真夏の季節になると涼しくてとても良さそうです。



この集落は「雲ヶ畑」という名前です。京都の中心から見ると、文字どうり雲のなかにある畑ということでしょう。
運行していた京都バスの路線が廃止になり、現在は自治会で運行する小型バスが朝夕に走るだけになっているようです。(つづく)

コメント
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