朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

新幹線の改札

2012-06-23 | もろもろの事
東海道新幹線で京都と東京を往復するたびに、いつも思うことがあります。



なぜ、何度もチケットの検査をするのでしょうか?
もちろん自動改札機の検査を含めてのことです。

ネット等で調べると、自動改札機は1台で数百万円もする高価なシステムのようです。初期投資がその価格だとすると通常年間10~20%の減価償却費と維持管理の費用が必要となります。こんな高価な機械が改札や乗り換えゲートにずらりと並びます。

それに加えて、車掌の検札が必ずやってきます。(東海道新幹線では)
座席指定車両では、車掌には座席ごとの乗客のデータをリアルタイムで受信させることは現代のICTで十分に可能。検札は自由席だけやればよい。サンプリング検査として、時たまに検札することはやってもいいし、違反者には数十倍のペナルティ料金を課すればよいでしょう。

近鉄特急などでは、車内検札は普通はありません。東北新幹線では車内検札はないと聞きました。


 「ソウル駅のKTX専用乗り場入り口。奥がホームとなる」
 引用:廉 宗淳 「韓国はなぜ電子政府世界一なのか」ダイヤモンド・オンラインhttp://diamond.jp/articles/-/1921/




韓国だけでなく、欧米の鉄道のほとんどでは厳密な改札はなく、乗車時刻の証明のための入場刻印(ヴァリデーション)だけが乗客の意図で実行されています。刻印を怠ると罰金が大きい制度となっています。
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