朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

ロテルド比叡(2)

2018-08-01 | 京都の文化(夏)

アサー・・・

翌日は朝早く起きて「延暦寺 朝のお勤め」に参加。午前6時発、ホテルから小型バスで送ってくれました。(追加の費用なし)

「あきらけく のちの仏の御世までも 光つたえよ 法のともしび」

比叡山ドライブウエイを3kmくらい走ります。

その途中、東向きの琵琶湖が望める場所で、湖面に映る朝日が眺望できました。

根本中堂は現在大幅な建物の修理中です。大きな覆いがかぶさっていました。

修学旅行の中学生の団体も到着しました。

6時30分の開門を待つところ。これよりお堂の中は撮影禁止につき、写真はありません。

 扉が開くと僧侶の先導で、回廊を歩いて内陣に向かいます。

そこには、不滅の法灯とよばれる三基の釣灯籠があり内陣を照らしています。御本尊は薬師如来像で内陣・須弥壇厨子に祀られていますが秘仏なので、お前立ちの像があります。

天井には百花図という200枚の草花が極彩色で描かれていて、仏様へのお供えとなっています。

内陣では僧侶の読経が始まりました。一段と内陣は低い場所なので何人の僧侶が経をあげているのかはわかりません。

7時前には終了して、第3駐車場に駐めた小型バスに戻りました。

~~

さて、7時半より朝食です。

眺めの良い食堂にて、ジュース、コーヒー、牛乳など飲み物はセルフサービスですが、

サラダ、パン、そしてハムとスクランブルエッグはウエイターがサービスします。

 

ちょっと、朝から食べ過ぎかもしれません。

朝食後は、外の花壇や芝生、遊歩道を散歩しました。

連泊するのでその後も部屋やライブラリーで読書やお茶をたのしみました。

ホテル構内でゆっくりするのも良いのですが、山の上は平地よりも数度は気温が低いので運動のために一人でハイキングに出かけることにしました。幸い、ホテルの小型バス11:45am発の便があり、延暦寺まで送ってくれました。

さて、まずは昼の食事。

大津側の麓、坂本にある旧家「鶴喜そば」の支店が、延暦寺バスセンターにあります。そこで、きつねそばをいただきました。

ここから西塔方面に歩き、途中で左折して「京都一周トレールコース」に入り、ガーデンミュージアム比叡の入り口前にある比叡山山頂バス停を目指しました。

静かな森のなかのゆるい上り道を歩いていきました。途中で出会う人は少なく、欧米人の女性2人に出会ったくらいです。

「つつじヶ丘」という展望所です。大原の村が遠望できます。

この場所は京都側の八瀬比叡山口(叡山電車)からケーブルカーで登ってくると、徒歩で延暦寺に向かうコースになっているのでやや人が多く休憩していました。この徒歩コース以外には、山上の巡回バスで移動することも可能です。

一休みして、さらに20分くらい山道を登って山頂バス停に到着。定時運行の京阪バスを待ちました。

ただしバス停には日陰がなく、少し離れた木陰で休息。

バスでホテルに戻り、インターネットで比叡山山頂の現在

 

気温が出ているサイトを探してみました。

この時点で、山頂は28.2度、麓の京都市左京区の気温は37.5度でした。

なんと、9.2度も山頂は低い温度でした。

****

この日も、再度、ワインテースティング講習会に参加しました。

講師は女性のソムリエさんでした。

資料は前日と同じ白ワイン3種類。しかし、ワインの香りや味の表現方法の説明が異なりそれぞれ個性があって楽しめました。例えば「チョーク(白墨)の香り」とか、ソムリエ業界で定番の表現だそうですが、そもそもチョークには香りなどないと思えます。まあ、記憶つけのイメージでしょう。

 

 

コメント
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