朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

ペナン島3

2017-12-28 | 外国の風物

国際学会(IEEE Tencon)の様子を少し記録しておきます。例えば、開会式では招待講演があります。今回はマレーシアの大学学長でした。

Chuah Hein Teik
IEEE Fellow and President of Universiti Tunku Abdul Rahman (UTAR)
Industry 4.0 and One Belt One Road : Challenges for Future Graduates 

演題に、「一帯一路」なんて政治用語が入っていたので、ええ~と思いながら聞きました。しかし「Industry 4.0」(次世代の工業) のところでは、上のスライドが使われました。Points to ponderという言葉で「熟慮すべきポイント」を列挙しています。学生の教育課題への主張です。

さらに、2020年に向けて必要な重要な10のスキルを示しました。

複雑な問題の解決能力、批判的思考、創造性、人々のマネジメント、組織調整力、(エモーショナルインテリジェンス、EI:心の知能指数)、等々。

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会場ホテルのロビーからの風景。ビル街の先にインド洋があります。

コーヒーブレーク風景。女性研究者、教員が多いですが、アジアでは電気電子情報系に女性が増えています。(日本以外)

同行した教員氏は、会場のWi-Fi接続を使用して日本の大学教室にいるアシスタントくんに接続しました。ここから、遠隔授業の開始です。手元の授業用テキストを参照しながら教室の受講生に指示を出していました。

彼のパソコン画面には、京都の教室の動画が映し出されていました。

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空出張では無いことの証拠写真が必要なので、スナップを1枚。

 これは公式な発表証明書。外国で大学教授の研究室を訪問すると、このような証書、ディプロマ、卒業証書、表彰状、家族写真が飾ってあります。

これは論文発表後の記念写真、左が座長先生、右端がセッション企画委員先生、そして発表者たちです。

夜には、近くの劇場を貸し切って歓迎夕食会が開催されました。昼食、コーヒーブレーク、歓迎夕食会の費用も会議登録料、数万円に含まれています。この経費が日本では(アジアの他国に比べて)バカ高いのでなかなか誘致できません。

こんな料理や、

カキの天ぷら風?あんかけ。

ナシゴレン風炒め物。

地元の舞踊が始まりました。華僑の多い土地柄か、ドランゴンの飾りをモチーフにして、今風にカラフルなLEDで装飾していました。

円形テーブルを囲んで、色々な参加者と会話を楽しみました。

・・ただし、料理は、中華でもなく、タイでもなく、インドネネシアでもなく、味付けも中途半端でいまいちでした。おまけに宗教上の理由と思われますが、ビールを含めアルコールは一切なく、甘いジュースだけ。冷たいミネラルウォーターもなくて、持参のpet水をカバンから出してのみました。各国の宴会スタイルには色々ありますね。汗

 

 

コメント
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