上高地から北アルプスをトンネルで抜けて、岐阜県に至る高規格道路が標高の高い山岳地帯にあります。とは言っても全長5.6km。
計画はかなり前からあったのですが、費用と効果の点でなかなか着工されませんでした。ところが1998年2月に長野でオリンピックが開かれることになり、急遽工事が開始されて1997年12月に開通しました。殆どがトンネル区間で冬季も取付道路が除雪されて交通できるようです。1995年トンネル工事中に火山性ガスによる水蒸気爆発が発生して4人の作業員が死亡しました。またその事故で土砂崩れと雪崩が発生したのでトンネル出口の場所が変更。付近には古いルートにあわせて建設された橋柱が数本古びて放置されています。
そのトンネルを抜けて峠を下っていくと、途中で新宿行き高速バスとすれちがいました。この道路のおかげで飛騨高山と東京方面の交通も随分と便利になったようです。
この日はスマホで探して予約した高山の少し郊外にある高層ホテルに宿泊。ビルの中層階に露天風呂がいくつも作られていてとても眺望がよく、気持ちのよいお風呂でした。食事は洋食ビュフェ。好きなものを少量づつ味合わえるのでシニアにはうれしいやり方です。
これは旧市街の中心部にある赤い橋。高山祭りで山車が渡るときの撮影ポイントでもあります。
木造の旧町役場。
古い街並みがよく残されていました。この山深い伝統的な町にも、外国人観光客、西洋人もアジア人も溢れていました。
手芸品、以外には、日本酒が名物。
旧市街には何軒か酒造所があり、展示販売、利き酒をしています。
その一つの店内で、米国人のグループがビデオ撮影をしていました。本職のカメラ機材、カメラマン、ディレクター、スタッフ数人がいて、被写体は数名のアメリカ人旅行客でした。
古い町並みを散策しました。
昔の玩具など。
朝顔がよく咲いていました。
和ろうそくの店。
土蔵を利用して、日本酒バーが開店していました。
高山から名古屋方面には、東海北陸自動車道へのアクセス道路がほぼ完成しているで、それを通って京都に帰宅しました。
松ノ木峠PA、日本で標高がもっとも高いPAだそうです。1085m。