朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

ミシュランガイド 京都大阪2010

2010-07-16 | もろもろの事
昨年秋、騒がれて出版されたこの赤い本を中古書店で安く入手しました。



 東京編と同様に、見開き2ページで一つの店の紹介記事となっています。掲載されている料理店と旅館ホテルは、一つ星以上のところだけ。星のつかない優良店は掲載されていません。星の数の最高は三つで6店。

 記事の文章スタイルは冗長に思えますし、写真も中途半端な情報しか伝えていないと感じました。

 結局、フランスにおけるこの本の権威を単純に延長して、格付けを過大視したこと。それが騒ぎの原因でしょう。

 この本に掲載された店で行ったことのあるところは4軒くらいなので、その評価や文章表現が正しいのかどうか論評できないのが残念ですが。




 上の写真「ギド ミシュラン」は、フランス、イタリア、スイス編です。

 これらの本での記事は、一つの店の紹介を2~5行程度で表現し、店名、住所、電話、価格、料理の特徴を極めて簡潔に記述し、いくつかのシンボルを定義して見やすく工夫してあります。星のつく店でも淡々と料理内容を1、2行にまとめてあります。星の付かない店のほうが多いのですが、どの店も優良店として定評があります。

 アルファベット順に市町村ごとに店舗情報をリストする編集となっていて、詳細で明確な市内地図があり、そこに掲載した店やホテルを記号で示しています。

 まったくシンプルで、明解。

 日本編も、このようなスタイルで作成してほしいものです。

コメント
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