朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

オスマン サンコン

2010-07-08 | 社会貢献(仕事)
サンコンさんの講演会を聞く機会がありました。

 アフリカの「ギニア」の外交官であって、テレビのバラエティ・ショーで有名になった方です。



 ちょっと他の用事もあったので、遅れて入場したのですが。。。。

 前半はアフリカ音楽の実演。これは聞き逃しました。

 で、着席したときには、サンコンさんのトークが始まっていました。

 真っ白な民族衣装と白い三角帽子を着けて、快調な話しぶり。

 さすがにTVで鍛えた日本語と、聴衆をひきつける「間」とエピソードの面白さを次々と繰り出します。

 一方で、子供のときに大のサッカー少年だったが怪我した。それでおちこぼれていたとき、空を見上げたら飛行機が上空を飛んでいた(アフリカのギニア国)。そのとき、母が「勉強したら、あの飛行機に乗れるよ」と。

 懸命に勉強してギニア外務省の外交官になって、ギニアの最初の駐日大使館を作るために三十数年前に来日。

 日本人の奥さんと結婚して、その後米国ワシントン大使館勤務などを経て、再度日本に。自国の広報に役立つかと、テレビのオーディションに応募して、タモリに認められた(当時、女の日本語で話していた(多分、奥さんの影響か)のでウケた)。

 自分の足は少年サッカーで怪我をしたので今でも不自由。

 介護支援活動とギニアの応援で努力していますと。日本でも実際、介護施設に行って現場の仕事も手伝うし、話相手になっています。囲碁を勉強して、日本棋院10級を最近とった、61歳ですと。

 質問に答えて:語学は、ギニア語、アフリカ語、フランス語、英語、スペイン語、イタリア語、そして苦労したけれど日本語もできる。初めて、日本で葬式に行ったとき、お焼香のやり方がわからない。後ろから見ていて、そのまねをしたが、お香を指で丸めて「食べた」、三回。・・このエピソードは、多分、フィクションでしょうが。

 興味をもてば、必要に迫られれば、身につきますと何度も話していました。
コメント
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