朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

田舎にある蕎麦屋

2010-03-20 | 食べること、レストランなど
伊賀市(三重県)の町外れにある一軒家のそば屋がとても人気があります。

 墓参りで伊賀に行った際、立ち寄りました。平日、昼食時ではありましたが、12時半くらいに到着したら、すでに満員。3組10名くらいが待っていました。




 作る人は店主だけですから、運ぶ人は2、3人いましたが、テーブルに付いたお客も半分くらいはまだそばが来ていません。



伊賀は陶器でも有名です。丸柱など幾つかの集落があり、昔はよい粘土が取れたようです。この店の、花器、食器はすべて伊賀焼でした。

 さて、そばを注文。うどんや、どんぶりものはありません。お酒のあてになる小皿料理は少々。

 注文してからも、15分くらいはかかりました。

 この写真は大盛りです。普通、中、大と選べます。




 てんぷらは、別のお皿で注文しました。かりっと揚がっていて香ばしく、大変結構でした。



 ある程度、待たせることも、お客の食欲増進になります。特に、苦情をいうひともいませんでした。

 手打ちなんでしょう、そばは比較的短く不ぞろいに切れています。

 腰があってとても美味で、香りもよし。

 カンウター席で、店主と常連客の会話が聞こえてきました。この店を開店して、(多分)10年、今55歳なので、まだ10年はできるよ、みたいなお話でした。
 価格は高い(ざるの普通盛りで750円)のですが、よい仕事をしていると、ちゃんと繁盛するもんですね。

 小さく起業するには、飲食がいいかもしれません。ただし、調理人たる店主が怪我や病気になると一発で休業となり、収入なしとなるリスクがあります。

コメント (2)
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