京大での学会講演会を聞き終わったあと、友人と京都観光繁華街にくりだしました。
ポント町(漢字では先斗町)、語源には諸説あり。
四条大橋から右岸を眺めると「かわゆか(川床)」が作られて並んでいます。5月から9月の期間だけ設営することができる川床。そこで川と東山、そして歩く人々を眺めて飲食することは季節の京都風景ですね。ちなみに、鴨川など、川沿いの桟敷席を「かわゆか」、貴船などの川を覆うように床を渡したものを「かわどこ」と称します。
一方で堤防に腰掛けている人々、一定間隔で座る現象を「鴨川等間隔の法則」と呼んでいます。昔、大学の多いこの街での学生カップル(昔の表現ではアベック)定番のデート場所であったのですが、今や外来の観光客が多くて(人数バラバラ)、地元学生はもっと静かな場所に移動したことでしょう。
先斗町の細い道を歩く人々の半数以上は外国人のようです。アジア人が多数、コーケジアンがパラパラ。
木屋町三条にあるこの店に来ることが目的でした。
さっそく、ラム山椒焼きを注文して、しばらくするとこの皿が運ばれてきました。
骨付きラムが2本。とても美味しく期待どおりでした。
実は、十数年前に京都でたまたま便利な場所にあって価格的にも入りやすいここで何度か飲食しました。しかしその時はこのラム料理に気が付きませんでした、なんせここは和食店なので。
今回、別の友人からこの店でのラムを食べたことをコメントを読んで、食べてみたくなったのてす。
手前カウンターに料理の素材、中間財が並びます。この緑は「万願寺あまとう」。
山椒に刺激されて、さらに麻婆豆腐などを注文。いずれも結構、けっこう、でした。
万願寺あまとう(またの名は万願寺とうがらし)の焼いたん。これも美味。
さて、店を出て、市バスで帰宅するために河原町に出てくると、なんとこの行列。ほとんど全部が外国人です。歩道にはみ出していて、とても迷惑。
先頭にある店は、回転寿司でした。京都駅の八条口の商店街にある回転寿司店と同じチェーン店でした。 ・・・もう一人の京都市民としては観光客の勧誘、プロモーションは不要だと思います。むしろ迷惑税として今の宿泊税を何倍にも値上げして、市民生活インフラ整備にあてていただきたい。