鮎釣人の日々

 退職後の人生をどう生きるか。鮎釣りを中心とした今後の生活設計模索の日々を綴ります。

鮎釣人の日々(6/28)

2012-06-28 08:30:00 | 日記
 因る年波には勝てないと言いますが、確かに年齢による体力の限界を感じます。重い荷物を長時間持ち続ければ、腕の筋肉が硬直し振るえます。包丁を持つとそのことが良く判ります。特に、中華包丁は手元と刃先の距離があるだけに刃先が震えます。
 この状態で包丁をコントロールするには、一つ一つ着実に素材を切っていくしかありません。不確かなことを承知でやるよりは、確かなことを着実に行う方が賢明です。
 このことで試験の検定をされたのではたまりません。本当は、成果物が良ければ文句の付け様が無いのですから。技術の伝承は確かに必要なことでしょう。しかし、そのことが、人間が生きていく上でどれだけ必要かと考えると、疑問を感じます。
 文化財としての価値は、一部の限られた人に残しておいて、私達は合理的な方法で調理をすれば良いのではないでしょうか。調理師学校の期末試験を前にして、少し開き直った心境です。
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